2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

さこつは左じゃん。ぶったのは右(倉庫で転んだバイト君)

クリッピングから 朝日新聞2021年2月27日朝刊別刷be 読者投稿欄「いわせてもらお」 頭で考えているだけでは とても書けない絶妙なやりとり。 「いわせてもらお」は今週も見逃せません。 ◉骨の名前 倉庫で転んだバイト君が 「痛っ。うこつ、ぶった」。 「うこ…

あんたは大丈夫だったかい?

クリッピングから 朝日新聞2021年2月27日朝刊 読者投稿欄「声」 自転車の高齢男性が倒された! 主婦 塚越静枝(埼玉県 71) 塚越さんの感動をお裾分けしてもらいました。 踏切の手前で車を一時停止しようとした時のこと。 高齢の男性が自転車でゆっくり向こ…

その校則はブラックか?

クリッピングから 朝日新聞2021年2月26日朝刊 「池上彰の新聞ななめ読み」 身近で論議呼ぶ記事 校則裁判 小さすぎる扱い 今月の「新聞ななめ読み」。 池上さんは校則裁判の報道を取り上げ、 各紙を比較検討しました。 (略) どこで起きたニュースでも、 私…

今後、放送はなくなりますが、勉強はお続けください(杉田敏)

クリッピングから 朝日新聞2021年2月25日朝刊 読者投稿欄「声」 英語力向上 感謝伝えたいのは 無職 安池廣(神奈川県 71) NHKのラジオ講座「実践ビジネス英語を」を聴いています。 テキストの定期購読の更新時期だなと思っていたら、 とんでもないお知らせ…

バービー「週末ノオト」(TBSラジオ、土曜午後1時)

クリッピングから 毎日新聞2021年2月22日朝刊 ”耳寄り”な話 TBSラジオ ラジオを聞く機会が増えた。 人の声を聴きたいな、と思ったときにラジオはいい。 ラジコ、NHKらじる★らじるを活用している。 文化放送「くにまるジャパン極」「大竹まことのゴールデンラ…

チャチャココとチャチャココと卵溶きほぐし(田中澄子)

クリッピングから 讀賣新聞2021年2月22日朝刊 読売歌壇(俵万智選) 今週も好きな歌4首、抜き書きします。 軒先に吊るす何かがないからだ 秋がこんなに曖昧なのは 川崎市 岡奎那 【評】干し柿。あるいは大根。 軒先に吊(つ)るされるものたちは、 季節を示…

『グロテスク』と『ディスタンクシオン』(加藤晴久)

クリッピングから 藤原書店PR誌「機」2021年2月号(No.347) <寄稿>今、なぜブルデューか? 『グロテスク』と『ディスタンクシオン』 東京大学名誉教授 加藤晴久 ディスタンクシオン〈普及版〉I 〔社会的判断力批判〕 (ブルデュー・ライブラリー)作者:ピエ…

池上彰評:バラク・オバマ『約束の地 大統領回顧録 I』(上・下)(集英社、2021)

クリッピングから 集英社PR誌『青春と読書』2021年3月号 インタビュー/池上彰 混乱した世界を修復するための教科書 バラク・オバマ『約束の地 大統領回顧録 I』(上・下) (3月号から購読。年間12冊910円(税・送料込)) オバマ元大統領は、2016年5月27日…

佐藤優評:島田雅彦『虚人の星』(講談社、2015)

「100分de名著」での谷崎潤一郎スペシャル講義、 読売文学賞受賞の小説『君が異端だった頃』が面白かった。 すっかりファンになってしまった。 島田雅彦『虚人の星』(講談社、2015)を連読。 虚人の星 (講談社文庫)作者:島田 雅彦発売日: 2017/12/15メディ…

隆明と源一郎

NHKラジオ第1/2021年2月19日 21:05〜21:55 「高橋源一郎の飛ぶ教室」前説より (NHKサイトより) 若かりし源一郎が小説家を志し 新人賞に応募し始めた頃の話。 第一作はあえなく落選。 第二作は、選考委員でなく、 作品に敬服していた 吉本隆明ただひとりに…

ひだまりを見つける達人(猫ですが…)

時間帯によって刻々と動くひだまりを求めて 居場所を変えていく大王。 「ポジショニングの達人」 と我が家で呼ばれています。

ボクはじいじ飼いたい!(3歳の孫)

クリッピングから 朝日新聞2021年2月13日朝刊別刷「be」 読者投稿欄「いわせてもらお」 よそのお家でポッと生まれた一言が拾い上げられ、 我が家で思いがけず読める。 言葉のリレーが楽しいなぁ。 ◉飼いたい 遠方の娘から孫報告が来た。 じいじの家で飼って…

雪積もりたり亀の形に(小野寺寿子)

クリッピングから 讀賣新聞2021年2月16日朝刊 読売歌壇(俵万智選) 今週も好きな歌3首、抜き書きします。 春の日に亀の眠れる川の石に 雪積もりたり亀の形に 仙台市 小野寺寿子 他に誰ひとりいない、 音のない風景が浮かんできました。 亀の形に降り積もっ…

彼女はいつも ひとつ多く せんべつをくれる(りえさん)

クリッピングから 毎日新聞 2021年2月14日朝刊 西原理恵子「りえさん手帖」 第173回 せんべつ 画を見て、台詞を読んで、 しばらくたって、心のどこかのネジがホッとゆるんでいる。 この作品の好きなところです。 友達:人生の たいがいの仕事が 終わった感じ…

今井むつみ『英語独習法』(岩波新書、2020)

クリッピングから 毎日新聞2021年2月13日朝刊 「今週の本棚」著者 今井(いまい)むつみさん 『英語独習法』(岩波新書・968円) 英語独習法 (岩波新書 新赤版 1860)作者:今井 むつみ発売日: 2020/12/19メディア: 新書 日本語の枠組みで考えない 英語学習の…

新発売! エスビー食品・チューブ入り「紅しょうが」(税抜き125円)

クリッピングから 朝日新聞2021年2月13日朝刊 新製品情報「チューブ入りの紅ショウガ」 なんだか不思議な新製品が登場していました。 エスビー食品は、チューブ入り調味料「紅しょうが」を8日に売り出した。 市販されている袋入りの紅ショウガについては 「…

村山治『安倍・菅政権 vs. 検察庁ー暗闘のクロニクル』(文藝春秋、2020)

政権と検察の暗闘は2016年夏に始まっていた。 長年に及ぶ筆者の丁寧な取材、明快な筆の力で 闘いの構造が時系列として理解できた。 村山治『安倍・菅政権 vs. 検察庁ー暗闘のクロニクル』 (文藝春秋、2020)を読む。 安倍・菅政権vs.検察庁 暗闘のクロニク…

空を見ている-2021.2

佐藤優『新世紀「コロナ後」を生き抜く』(新潮社、2021)

佐藤優さんの講義録は毎回中味が濃く、 受講生とのやりとりの臨場感まで活字化されていて読み応えがある。 佐藤優『新世紀「コロナ後」を生き抜く』(新潮社、2021)を読む。 新世紀「コロナ後」を生き抜く作者:佐藤 優発売日: 2021/01/27メディア: 単行本(…

七の引き算すらりと言えた(池田敏子)

クリッピングから 讀賣新聞2021年2月8日朝刊 読売歌壇(俵万智選) 今週も好きな歌3首、抜き書きします。 一円の合うまで残業したころは 七の引き算すらりと言えた 東大阪市 池田敏子 【評】電子化されていない頃の会計係の仕事だろうか。 七の引き算は認知…

高樹のぶ子『私が愛したトマト』(潮出版社、2020)

本の連読は予想もしなかった場所に自分を連れていくことがある。 『明日香さんの霊異記』(『少女霊異記』改題)が軽快で面白かったので、 この本を続いて手にした。 高樹のぶ子『私が愛したトマト』(潮出版社、2020)を読む。 私が愛したトマト作者:髙樹 …

大王まかない食堂、営業中

火曜と金曜の夜に開店する「たちのみ大王」以外の日は、 「大王まかない食堂」をオープンしています。 在宅勤務の同居人の定食を作り、 ありものを利用して自分のまかないごはんを準備します。 20時以降も営業しているので、 都からの協力金一日6万円は給付…

鷲田清一さん「折々のことば」、しばらく休載

クリッピングから 朝日新聞2021年2月6日朝刊 一面掲載の鷲田清一さん「折々のことば」が休載されていた。 おことわり 「折々のことば」は休みます。 筆者がしばらく休養をとった後、再開します。 鷲田さん、体調でも崩されているのだろうか。 いつもそこにあ…

荻野アンナ選評:角田光代訳『源氏物語』(全3巻)(河出書房新社)

クリッピングから 讀賣新聞2021年2月1日朝刊 第72回読売文学賞/研究・翻訳賞 「源氏物語」(全3巻) 訳・角田光代(かくた・みつよ) 『源氏物語』完結記念 限定箱入り 全三巻セット作者:角田光代発売日: 2020/02/27メディア: 単行本 原文に近いスピード感…

校門の看板が気になって引き返す

一日一回は 大王食堂仕込み兼、気分転換兼、運動不足解消で外出します。 その日によってママチャリで出掛けたり、 リュック背負って徒歩で行ったり。 近所の中高一貫校の前を通り過ぎ、 「あれ?」と気になって引き返しました。 校門の看板に引っ掛かったよ…

橋本五郎評:読売新聞政治部『喧嘩の流儀ー菅義偉、知られざる履歴書』(新潮社、2020)

クリッピングから 新潮社PR誌「波」2021年1月号(通巻第613号) 寡黙な新総理を生んだ「人間的営み」の連鎖 橋本五郎(読売新聞特別編集委員) 読売新聞政治部『喧嘩の流儀ー菅義偉、知られざる履歴書』 (新潮社、2020) (表紙はミシェル・フーコー(筆蹟…

われをわが家のはやぶさとする(武藤義哉)

クリッピングから 讀賣新聞2021年2月1日朝刊 読売歌壇(俵万智選) 今週も好きな歌3首、抜き書きしてみます。 万智さんの【評】を読むと、勉強になるなぁ。 靴底に砂つぶ付けて帰宅せし われをわが家のはやぶさとする 東京都 武藤義哉 【評】はやぶさ2が地球…

島田雅彦『君が異端だった頃』(集英社、2019)

2020年10月「100分de名著」の谷崎潤一郎4作品講義が とてもチャーミングだった。 島田雅彦『君が異端だった頃』(集英社、2019)を連読する。 君が異端だった頃作者:島田 雅彦発売日: 2019/08/05メディア: 単行本(文字だけで構成した水戸部功の装幀が目を引…