2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧
きょうは僕が塾長を務めるセカクリ(世界クリエイティブ塾)で 新入社員のプレゼンテーションがありました。 社長はじめ全役員が集合。 スタッフや上長など20人くらいの前で発表します。 広告業界のよかった頃を後ろ向きに見る傾向がある先輩たちを励まし、 …
友人でコピーライターの岡林ちひろさんが 一年ぶりにオリジナル絵本を出版しました。 絵を描いたのは、おおさわちかさん。 ブログの更新が久しくないなぁと心配していたら、 この絵本に取り組んでいたんですね。 あらいぐま洗車センター作者: 岡林ちひろ,お…
深まりゆく秋の夜、誰かの物語にふと耳を傾けたくなる。 宮部みゆき『あんじゅう 三島屋変調百物語事続(ことのつづき)』 (2010)を読む。初出は読売新聞(2009.1-2010.1)。 宮部の作品を読むのは久しぶりだ。 あんじゅう―三島屋変調百物語事続作者: 宮部みゆ…
作家の中島らもが 自分の町内に引っ越してきてくれないかと願っていた「斎藤酒場」。 一度来てみたくて、埼京線に乗って十条にやってきた。 きょうは同居人、副会長が仕事なので、ひとり遠足なのだ。 せっかくここまで足を伸ばしたので、久保の湯に寄る。 昔…
晩秋です。 冬の入り口ギリギリまで来たこの季節。 空気がヒンヤリしてきて、 でも、まだ寒くて仕方ないというほどでもない。 この緊張感、透明感が僕は大好きです。 今週は月曜日にお休みをもらったので実働三日。 それでも一週間の仕事を終えた気分は格別…
高校生のときに初めてアルバイトをしてお金を貯め、 級友の実家、秋田に遊びに行きました。 ハタハタを食べさせてもらったのは たぶんそのときが初めてだったでしょう。 以来、寒くなって、ハタハタが出始めると気になります。 一時は絶滅を心配されたものの…
政治の世界も変転激しく、 この人が総理だった頃のことをすっかり忘れていた。 書店で手に取り、パラパラ流し読みをして、購入を決めた。 海部俊樹『政治とカネ 海部俊樹回顧録』(2010)を読む。 政治とカネ―海部俊樹回顧録 (新潮新書)作者: 海部俊樹出版社/…
秘湯会を結成して8年目。 そもそも、「秘湯」という言葉を生み出したのは、 旧朝日旅行会会長だった岩本一二三だった。 「日本秘湯を守る会」を昭和50年に設立したのも岩本だ。 岩本のこんな文章が残されている。 それはたしか昭和44~45年頃だったと思う。 …
旅の二日目は立ち寄り湯につかる。 一湯目は、村営・雨飾高原露天風呂。 脱衣所スペースが片付けられているから、 今シーズンはもう仕舞いなのか。 源泉から湯が出ているから、入ってゆくことにする。 45℃以上はあるだろう、熱くてなかなか入れない。 水を出…
秋の連休を利用して、秘湯会の聖地・小谷(おたり)温泉へ。 長野の最北端、山を上がれば新潟である。 江戸時代創業の老舗「山田旅館」を訪れる。 秘湯会7年ちょっとの歴史で四度目の訪問は、 魚沼の栃尾又温泉・宝巌堂と並び最多となった。 山田の何が秘湯…
秋が深まってきました。 魚屋「魚久」は新メニュー、鯖の甘酢竜田揚げ。 この季節、鯖もいい感じの脂がのっていてうまくなる。 畑で種を蒔くのもこれがたぶん今年最後。 空いた畝に小松菜の種を蒔きました。 寒くなっていくけどうまく芽を出してくれるといい…
冷え込んだ晩秋の朝。 ひとりよりふたり。 一匹より二匹。 (「ひとりよりふたり」は魚住勉が丸井のために書いたコピー。 文中敬称略)
仕事でドタバタ落ち着かない日々でも 身近に植物を置くだけで気分がちょっと違います。 生け花を習っているコピーライターKさんは 冷蔵庫回りの花を時々代えてくれます。 僕もKさんを見習ってウイスキーのボトルや 小さな鉢で植物を育てています。 「考えて…
街を歩いていると イルミネーションが美しい季節になりました。 写真下のイルミネーションは 同期の友人が7月に出向した会社が手がけた仕事。 汐留カレッタ広場で見られます。 こちらは僕の近所の家のイルミネーション。 毎年楽しみにしています。 きょうは…
渋谷のシアター・イメージ・フォーラムで 『ハーブ&ドロシー』(2008)を観る。 佐々木芽生が監督・プロデューサーを務めたドキュメンタリー映画。 さとおな氏が自身のブログ「さなメモ」で 繰り返し褒めるので気になっていた。 ニューヨークに生まれ育った夫…
神保町シアターで神保町を舞台にした映画、 『森崎書店の日々』を観る。 千代田区主催・第三回ちよだ文学大賞を受賞した 矢木沢里志の同名小説が原作である。 映画初主演・菊池亜希子を ベテラン俳優陣、内藤剛史、きたろう、岩松了らが支える。 脚本・監督…
官僚が在任中に著書を出版するケースは少ない。 官僚は黒衣として働くのが基本であり、 守秘義務にも当然しばられる訳だから 自分の考えを直接世に問う機会は限られる。 (到来物のロイヤルサルート21年古酒を デキャンティング。香りが少し開いてくる) そ…
迫川尚子『食の職 小さなお店ベルクの発想』を読む。 新宿東口のビヤ&カフェ、ベルク本の第二弾。 迫川はフォトグラファーであり、ベルクの副店長である。 食の職 小さなお店ベルクの発想 (P‐Vine BOOKs)作者: 迫川尚子出版社/メーカー: スペースシャワーネ…
さてさて、一週間分の仕事が終了しました。 仕事でこわばった心身をほぐすには、 僕の場合、やっぱりまずは「ゆ」の字ですね。 今宵は四の橋、玉菊湯へ。 麻布十番温泉が無くなってお嘆きの諸兄にも こいつはうれしい、井戸水黒湯です。 都内の銭湯にはまだ…
社会人になってこの店に連れてきてもらうまで スープチャーハンというものがこの世に存在することを 僕は知らなかった。正式には上湯炒飯と呼ぶ。 時分時に有楽町近辺に用事があるときは 「慶楽」のスープチャーハンが楽しみだ。 簡単なようだがスープに自信…
畑の近所で、 「不思議の国のアリス」のチェシャ猫みたいな猫を見つけました。 縞模様なんだけどね。 これで、ニカッと笑ったらさぞや怖いね。 会社に行けずに、どこぞで迷子になりそうだ。
仕事を終えて四ッ谷「鈴傳」に小一時間寄った後、 またも新宿東口「ベルク」に寄ってしまった。 普段はしご酒はしないのだが、「ベルク」はクセになる。 せっかくだから初めてのメニューを何度かに分けて注文する。 (写真1 伊勢角屋ペールエール) この日、…
我が家のご用達、清水の魚としさんから届いた かますの干物。これが絶品でしたね。 大根おろしとスダチを付けたら、 後はもう新米ごはんがあれば充分。 休肝日でもちっとも寂しくありません。 しかし、会社の20代、30代前半を見ていると 魚を食べませんね。 …
藤木TDC『場末の酒場、ひとり飲み』(2010)を読む。 本屋でパラパラと立ち読みして買った本だ。 アマゾンではこんなふうに本を買ったりはしない。 リアル書店ならではの愉しさである。 場末の酒場、ひとり飲み (ちくま新書)作者: 藤木TDC出版社/メーカー:…
僕が頼りにしているブック・レビュアーが何人かいる。 『週刊文春』に「文庫本を狙え!」を連載中の坪内祐三はその一人だ。 小西甚一『古文の読解』をいち早く知り読んだのもこのコラムのおかげだ。 文庫本のブック・レビューでは、現在ピカイチだと思う。 …
親戚が貯蔵していた酒を同居人にくださった奇特な方がいて、 祝日にモルトクラブの面々(…と言ってもいつもの副会長、同居人)が 集まって、何本か味見した。 左からサントリーエクセレンス。 新人の頃、僕がサントリーのラジオCMコピーを書いていたとき、 …
昨夜は踏切向こうの中華料理屋BLKに久しぶりに出かけた。 ここの親父が山椒を使ってつくる麻婆豆腐は絶品なのだ。 一緒に行った同居人、副会長ともに 辛いものにはめっぽう弱い。 やむなくハーフサイズを注文。 二人とも辛さに弱いくせに一口二口はどうして…
あるクライアントでの プランニング・セッションが終わった。 仲間たちとチームを組んで夏から三ヶ月準備してきた。 100人ほどのみなさんと二時間半のセッション。 反応はよかったんじゃないかと思う。 僕は今年のカンヌ国際広告祭入賞作を紹介しながら コミ…
仕事を終えて帰り道。 ふとその気になって 普段は西口を使う新宿駅、東口で降りました。 そうです、ベルクに裏を返しにやってきました。 (ペーパーナプキンの英文は ジョン・レノンの「イマジン」の歌詞を連想して素敵です) 今夜は家でご飯を炊いて夕食を…