雨飾高原から大黒食堂へ



旅の二日目は立ち寄り湯につかる。
一湯目は、村営・雨飾高原露天風呂。
脱衣所スペースが片付けられているから、
今シーズンはもう仕舞いなのか。




源泉から湯が出ているから、入ってゆくことにする。
45℃以上はあるだろう、熱くてなかなか入れない。
水を出したホース片手に辛うじてつかる。
雨が降り出し、やがて本降りになってきた。



二湯目は民宿街にある十郎の湯。
秘湯会は初めてやってくる。
内湯と半露天がある天然温泉。おだやかな湯質である。
ひとり、600円。



昼食は地元の「大黒食堂」に寄る。
名物らしきソースカツ丼を注文。
みそ汁、ミニサラダ、野沢菜が付いて840円。
地元客と親父の会話を聞くともなく聞いていると、
このあたりの商売もなかなか厳しくなっているらしい。
紅葉が終わりかけ、冬はスキーに頼る一帯だが、
昨今スキーブームはすっかり冷え込んでしまった。
長野オリンピックは遠い昔だ。



副会長はソースカツ丼に小ラーメンのセットを注文。
この店で一番高い1,000円のメニューだ。
なかなかの健啖家ぶりである。
ソースのかかった豚カツの下に刻みキャベツが敷かれ、
それとは別にキャベツ中心のミニサラダが付いてくる。
ラーメンの麺がうまかったと副会長は評価していた。


きょうは山を覆う雪の面積が増えている。
戸外の気温は昨日と比べて10℃低くなった。