PASSAGEで買った本を3F bis! で読む

神保町の貸棚共同書店 PASSAGE(パサージュ)で借りている
「大王グループ」本棚のプチメンテに行ってきました。
陳列している本には手書きの腰巻を付けます。
購入を検討する際になにかの参考になれば、と一冊ずつ書きます。
ときどき誉めてくれる方がいます。


(真ん中のふたつが「大王グループ」本棚)


面陳の本をどれにするかで棚の景色が変わります。
なかなか売れない本もありますが、
それも棚の個性の一部なんだろうなと面白がっています。


メンテが完了したら、他の棚を回ります。
4冊購入して(3冊はサイン入り)
3F bis! でコーヒーとどら焼きを頼んでプチ読書。
1Fで本を買った時にもらった100円割引券が使えます。
楽しいひとときになります。


passage.allreviews.jp

(「大王グループ」の棚位置、現在の在庫はクリックでご覧ください)

僕の脳君が指令を出して、口をオフにしているんだよ

クリッピングから
朝日新聞2024年2月17日朝刊
読者投稿欄「いわせてもらお」


  ◉制御中

  7歳の孫が遊びに来た。
  冗舌な孫が、この日に限って口数が少ない。
  「今日は何でしゃべらないの?」と聞くと、
  「僕の脳君が指令を出して、
  口をオフにしているんだよ」。

  (奈良市・その脳君は、誰の指令で動いているのだろう?・57歳)


「みちのくフェア」でお菓子に惹かれる

駅前のスーパーSで「みちのくフェア」開催中。
お菓子のコーナーにフラフラと惹かれてしまいました。



もち入 力あんぱん (オリオンベーカリー)
りんごどら焼(回進堂)は岩手、
くるみゆべし、ごまゆべし(甘仙堂)は宮城。
みちのくのお菓子は奥深いですね。

まだ慣れてゐないだけだよ靴擦れに(小金森まき)

クリッピングから
讀賣新聞2024年2月19日朝刊
読売歌壇(俵万智選)
今週の好きな歌3首、抜き書きします。


  銀紙がきみに折らせた鶴三羽
  翼にミントの香りを残す

     大和郡山市 大津穂波


    【評】まるで銀紙が望んで転生し、
       前世の香りを残す鶴になった物語のようだ。
       ミントチョコレートを包んでいた銀紙で、
       きみが鶴を折っただけのことなのに。


  つたなさと伝わらなさは同じだと思ってた
  そっと手をつなぐまで

            東京都 奈良岡 歩


    【評】手をつないだ今は、
       同じではないと気づいたということだろう。
       つたなくても、伝わることがあるのだ。
       「つたなさ」「伝わらなさ」の音の響きあいも
       魅力になっている。

 
  まだ慣れてゐないだけだよ靴擦れに
  絆創膏を貼るやうに言ふ

         千葉市 小金森まき


    【評】励ましの言葉だろうが、
       そんなに簡単な問題じゃないという複雑な気持ちが
       垣間見える。
       靴擦れの比喩が的確だ。


今週のもう1首。


  「耐えている」ことを「できる」と見做されて
  鯨の長い長い息継ぎ

              朝霞市 桐島あお


ロシアという大地の重さやそこに潜む「狂気」(新実徳英)

クリッピングから
朝日新聞2024年2月17日朝刊
読書欄「ひもとく」冬に読みたくなる本
作曲家 新実徳英


  冷たいからっ風に吹きさらされるのは勘弁願いたいが、
  良く晴れた日の朝、
  キリッと冷えた空気の中に身を置くと、
  感性が引き締まり思考が深まる本が読みたくなる。
  おすすめしたい本は数々あるが、
  私の中で余韻が響き続ける三点を選んでみた。


  詩は直観で受けとめるもの、と思っているが、
  ひとたび「なぜ」という疑問が湧いた時、
  それを説明するのが難しい。
  謎が生まれる。
  佐々木幹郎中原中也 沈黙の音楽』は
  それを鮮明にかつ深々と解いてくれる。
  (略)


  謎解きのおかげで中也の心に
  一歩踏み込めたように思われてくる。
  ちなみに中也自身が出版に際して
  点線の点の数まで指示しているとのこと。
  当然のようだが、やはり驚く。


  中也の交遊も丹念に書かれていて、
  この本は半ば伝記でもあり、
  中也ファンには嬉(うれ)しい一冊だ。
  (略)


  さて、最も分かりにくい謎が人間という生きものではないか。
  複雑極まりない人間関係の動力学が緻密(ちみつ)に描かれる
  ドストエフスキーカラマーゾフの兄弟』(全5巻)。
  フョードル親父(おやじ)、
  ドミートリー、イワン、アレクセイの三兄弟……。
  「癖」の強い登場人物たちが、
  一筋縄ではないドラマを繰り広げる。
  人間模様の網目が更に絡まっていく。


  「魂の行方」、そのことを思い続ける。
  父親殺しは誰か、という推理小説めいた趣向も
  構成の奥行きを作っていて面白い。
  これは主題が十もある大交響曲
  見事に五楽章にまとめた、そんな本である。


  ありがたいことに各巻の巻末に
  訳者の亀山郁夫による懇切な「読書ガイド」が記されている。
  読者は各巻ごとにそれを頼りに頭を整理できるのである。
  第5巻の短いエピローグのあとには
  「ドストエフスキーの生涯」「年譜」「解題」などが記され、
  それらを読みながら全編を読み終えた「達成感」を
  しみじみと味わうことができる。


  私が読後に思いを馳(は)せたのは
  ロシアという大地の重さやそこに潜む「狂気」だ。
  それはプロコフィエフショスタコーヴィチの音楽のそれと
  確かに根っこがつながっていると感じられるのだった。


    ◇にいみ・とくひで 47年生まれ。
     オペラ「白鳥(しろとり)」、管弦楽曲「風神・雷神」など。
     詩人・谷川雁との共作「白いうた 青いうた」や、
     東日本大震災で被災した詩人・和合亮一による「詩の礫(つぶて)」を歌にした
     「つぶてソング」が広く歌われている。









珈琲豆焙煎店Mが新作を発表する

駅向こうの珈琲豆焙煎店Mに出掛けます。
普段は500g 2,150円の定番「ハウス」を買います。
マスターCさんに教えてもらった方法で
丁寧に抽出すると抜群に美味しい。
味にうるさい同居人も納得しているようです。


(新作には「NEW」の目印が付けられる)


季節ごとに産地の異なる豆の新作が発表されます。
COE(カップ・オブ・エクセレンス)の最高級品を使って
お値段も張るのでめったなことでは手が出ません。
でも、ニューラインナップを見ているだけでなんだか楽しい。


ポイント(いまどき3%もつく)が貯まったとき、
友人にプレゼントするとき、
年末の福袋企画のときなどに
こうした新作からセレクションしてみます。

毎週金曜日はフライデー!!

近所のコンビニFに
メッセージポスターが貼ってあります。

 


 「毎週金曜日は フライデー !!」


あたりまえじゃん、と思った後で
ハッと気づきました。
フライの特売があるんだ、きっと。
そう思ってみると、なかなか味わい深いコピーです。
掛け声ばかりでちっとも定着しなかった
「プレミアムフライデー」よかよっぽどいいね。
(参照:TBSラジオ「武田砂鉄のプレ金ナイト」


(番組サイトより引用)