2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

このままの私でいいですか?(レジの女性)

クリッピングから 朝日新聞2020年10月31日朝刊別刷り「be」 読者投稿欄「いわせてもらお」 ◉ありのままで チョコレートを買って、お金を払うと、 レジの女性が私の顔をじっと見て 「このままの私でいいですか?」とおっしゃる。 「ありのままのあなたでいい…

温室効果ガス、どうやってゼロにするのだろう(池上彰)

池上彰さんが朝日に月イチ連載している「新聞ななめ読み」。 さて、10月はどのトピックを取り上げるか、注目です。 クリッピングから 朝日新聞2020年10月30日朝刊 温室効果ガス実質ゼロの「解説」 専門用語クイズですか? 日本もついに地球温暖化対策で世界…

ついでに賄いも、大王炒飯弁当

今週同居人はほぼ連日出社しています。 大王食堂もほぼ連日、夜食弁当製造にいそしんでおります。 本日は炒飯弁当。 僕の賄いもついでに作ります。 めざすは、崎陽軒・横浜炒飯弁当! 炒飯(豚ロース生姜醤油漬け、卵、タコさつまあげ、ピーマン、人参)。 …

…うわずみだけをあげる。)さみしい。(戸沢千幸)

クリッピングから 讀賣新聞2020年10月26日朝刊 読売歌壇(俵万智選) 今週も好きな歌3首、抜き書きしてみます。 (もしぜんぶあげたらきみは濁るでしょう。 うわずみだけをあげる。)さみしい。 本庄市 戸沢千幸 【評】恋愛の本質を問うた一首。 心の上澄み…

マジで歌舞伎町が死ぬと思った(マリモこと巻田隆之)

クリッピングから 讀賣新聞2020年10月26日朝刊 医療ルネサンス No7394 「夜の街」とよばれて 4⃣/8 ライバル同士 情報共有 小池都知事の、歌舞伎町など「夜の街」だけが コロナ感染拡大の「主犯」であるかのような主張に違和感を持っていた。 讀賣記事はホス…

100分de名著/『陰翳礼賛』—光と影が織りなす美(島田雅彦)

10月のEテレ「100分de名著/谷崎潤一郎スペシャル」もいよいよ最終回。 同居人は仕事に出ているので二人分の大王名著弁当を作って、 放送開始に備えます。 海苔おかかごはんと黒胡麻ごはんハーフ&ハーフ。 卵焼き(ウルシヤマで焼いてます)。ほぐし焼き銀…

松重豊『空洞のなかみ』(毎日新聞出版、2020)

クリッピングから 毎日新聞2020年10月24日朝刊 「今週の本棚」 松重豊(まつしげ ゆたか)さん 『空洞のなかみ』(毎日新聞出版・1650円) 空洞のなかみ作者:松重 豊発売日: 2020/10/24メディア: Kindle版 エッセイを書く役者は多いけれど、 短編小説に挑む…

辻村深月『傲慢と善良』(朝日新聞出版、2019)

物語の中にいったん入ってしまうと 頁をめくる手が止まらない。 秋の夜長とは言え、危険だなぁ、この人の作品は。 辻村深月(つじむら みづき)『傲慢と善良』(朝日新聞出版、2019)を読む。 傲慢と善良作者:辻村 深月発売日: 2019/03/05メディア: Kindle版…

図形的に美しいカタチで眠る

同居人が仕事で外出している間、 楽浪(ささなみ)さんがクッションを占有するようになりました。 (僕よりよっぽど寝相がいいなぁ…) 寒いときは猫たちのためにホットカーペットも付けておきます。 なんだか図形的に美しいカタチでスヤスヤ寝ておられます。…

青空書斎Rで朝刊を読もう

昨日は暑くもなく、寒くもなく、 「ああ、秋だなぁ」と久々に思える一日。 外に出ないともったいないと、 リュックをしょって、青空書斎Rこと都立R公園に向かいます。 徒歩十数分の場所にあります。 同じように感じた人が多かったのか、 子ども連れ、若者グ…

百花繚乱、10月からのNHKラジオ語学番組

10月から百花繚乱のように新作が始まりました。 NHKラジオ語学番組です。 コロナ禍で録音を見合わせていたため、7〜9月は再放送だったのです。 20年聴き続けている「実践ビジネス英語」の他に 「まいにちドイツ語」「まいにちロシア語」に通っています。 ど…

ポケットに入れておきたい「滑走路」(釜木尚美)

クリッピングから 讀賣新聞2020年10月19日朝刊 読売歌壇(俵万智選) 今週、僕が好きだった歌3首、 抜き書きしてみます。 懸命にグーチョキパーを繰り出して 何に勝ちたい線香花火 高島市 宮園佳代美 【評】線香花火の変化をジャンケンに見立てたところが面…

たくさん読んで聞いて、いい表現を蓄積してください(佐藤昭弘)

クリッピングから NHKテキスト「実践ビジネス英語」2020年11月号 特別企画/インタビュー The Writers' Workshop講師 佐藤昭弘さん 僕にとって「いま、ぜひ読んでみたい!」というインタビューだった。 編集部の特別企画に感謝と拍手! 英語で記事を書いて、…

佐藤優/斎藤環『反知性主義とファシズム』(金曜日、2015)

ここまで言っちゃっていいのかな、 と時々ハラハラしながら頁を繰っていた。 佐藤優/斎藤環『反知性主義とファシズム』(金曜日、2015)を読む。 反知性主義とファシズム作者:佐藤 優,斎藤 環発売日: 2015/05/21メディア: 単行本(ソフトカバー) 「おわり…

2度目の敗戦はご免こうむる(加藤陽子)

クリッピングから 毎日新聞2020年10月17日朝刊 「今週の本棚」編集後記 日本学術会議の新会員に任命されなかった6人の著作を集めたフェアが、 東京大本郷キャンパスの生協で実施され、ネットで話題になりました。 「学問の自由の侵害」への静かな抵抗でしょ…

矢部太郎『大家さんと僕 これから』(新潮社、2019)

こんな風に年を重ねられる大家さんは素敵だなぁ、 こんな風に年輩の方と付き合える矢部さんはいいなぁ、としみじみ思った。 矢部太郎『大家さんと僕 これから』(新潮社、2019)を読む。 大家さんと僕 これから作者:矢部 太郎発売日: 2019/07/25メディア: 単…

89歳元営業職員、19億円詐取の疑い

どなたかに小説、もしくはノンフィクションに 書いていただきたいなぁ、と思える事件が現実に起きることがある。 クリッピングから 朝日新聞2020年10月13日朝刊 第一生命なぜ不正見抜けず 89歳元営業職員、19億円詐取の疑い 計19億円のお金を顧客からだまし…

カフカのような「読書会」に参加した

同志社講座「対論に学ぶ/佐藤優さん・中村うさぎさんと読む フランツ・カフカ『城』」に参加しました。 コロナ感染拡大対策で受講者の座席の距離を空けるため、 100名の定員枠が36名に減少。 今回申込みを見合わせた人もいたようで、 受講が可能になりまし…

買い物は明日に回して、今日は歩こう

「秋の日は釣瓶落とし」を実感する日々です。 (自分で釣瓶を落としたことはないですが) 夕方、散歩&買い物に出掛けるとき、 空の様子を観察しながらコースを考えます。 あの買い物は明日に回して、今日は歩こう。 その判断はどうやら正解のようでした。 …

朝の落ち葉、夜のヤモリ

朝。 掃除のついでに 玄関先に落ちていた葉っぱを一枚拾ってきた。 緑の奥に隠れていた色が現れている。 靴箱の上に飾った。 夜。 台所仕事をしていると ヤモリが遊びにやってきた。 左右の手足を 規則正しく一本ずつ動かし、進んでいく。 その動きは慎重で…

山猫からも葉書がこなくなってしまった(井上ひさし)

クリッピングから 毎日新聞2020年10月10日朝刊「今週の本棚」 湯川豊評(文芸評論家) 『小説をめぐってー井上ひさし 発掘エッセイ・セレクション』 井上ひさし著(岩波書店・2200円) 小説をめぐって (井上ひさし 発掘エッセイ・セレクション)作者:井上 ひ…

縁側を貸す下町暮らし(芍薬)

クリッピングから 讀賣新聞2020年10月5日朝刊 読売歌壇(俵万智選) 好きな歌を抜き書きします。 今週は4首ありました。 青きまま椎の実ひとつ落ち来たり 小さき秋の速達のごと 狭山市 奥薗道昭 【評】熟すことなく、まるで生き急ぐように 落ちてきた椎(し…

オーナー視察、たちのみ大王

火曜日と金曜日はイトーキUBIQ(ユビック)を台所に持ち込んで 「たちのみ大王」を開店します。 インターネットラジオでピアノジャズを流し、 料理や洗い物をしながら一杯やるのです。 オーナーの大王が店を視察したいと言うので、 VIP席をご用意させていた…

秋が深まってきましたね

グンと気温が下がる日が続くようになりましたね。 同居人が世話する庭でも秋が深まっています。 散歩の道すがら、 金木犀の花が散っている景色に何度か出会いました。 もうじき冬の入り口に差し掛かるんですね。 みなさま、風邪など召しませんよう、 暖かく…

有名無名、一堂に会して「うたの宴(うたげ)」

クリッピングから 朝日新聞2020年10月5日朝刊 「ひと」一人で「俳句・短歌」辞典をつくった 阿部正子(あべ まさこ)さん(69) 世の中には凄い人がいらっしゃる。 出版社を定年退職後、4年間無報酬でデータベースを増やし続け、 一人で「俳句・短歌」辞典を…

「不適切な取扱い」と卵焼きフライパン

新潟・ウルシヤマ金属工業製の卵焼きフライパン、購入しました! 既に15万部を突破した料理本『藤井弁当』で写真が紹介されていて 自分でメーカーを調べておきました。 藤井弁当 お弁当はワンパターンでいい!作者:藤井 恵発売日: 2020/01/28メディア: Kindl…

100分de名著「谷崎潤一郎スペシャル」(講師:島田雅彦)

NHK Eテレ「100分de名著」聴講4ヶ月目になりました。 吉本隆明『共同幻想論』、ミヒャエル・エンデ『モモ』、 ダニエル・デフォー『ペストの記憶』に続き、10月は谷崎潤一郎スペシャル。 島田雅彦(作家、法政大学教授)が講師を務めます。 作品朗読は吹越満…

新米30kgのおすそ分け!

同居人の猫友だち、茨城Sさんから新米30kgが到来。 親戚が作った米を送ってくださったのですが、 30kgのおすそ分けって、なんて豪快! さっそく小分けして、近くに住む秘湯会副会長、 お向かいのYさんに届けました。 玄米でいただいたので、食べる分だけ少し…

ずっと変わり者でいよう、ポートランド

クリッピングから 朝日新聞2020年10月3日朝刊 折々の言葉(鷲田清一)1953 Keep Portland Weird ポートランドのキャッチフレーズ 「ずっと変わり者でいよう、ポートランド」。 米国オレゴン州のこの街では、多くの市民がこれをモットーとして Tシャツに印刷…

辻村深月『ツナグ』(新潮社、2010/新潮文庫、2012)

『かがみの孤城』で遅ればせながら僕もファンになった、作家・辻村深月。 図書館に予約していた『ツナグー想い人の心得』の順番が回ってきて読了し、 この作品も設定、ディテールが気に入った。 前作があることを知り、しめしめとまた借りてきた。 辻村深月…