2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

あなたとの間に距離がある安心感(小林愛美)

クリッピングから 讀賣新聞2023年1月30日朝刊 読売歌壇(俵万智選) 今週の好きな歌3首、抜き書きします。 アクリル板 マスク 消毒 あなたとの間に距離がある安心感 東京都 小林愛美 【評】第四句までを読んで、 その距離をもどかしく思うのだろうと予想した…

泣いてくるわ(3歳の孫)

クリッピングから 朝日新聞2023年1月28日朝刊別刷be 読者投稿欄「いわせてもらお」 ◉退園の日 引っ越しのため保育園を退園することになった3歳の孫。 「明日で最後だよ」とママに言われ、 「泣いてくるわ」と笑顔。 一同、絶句。 (大阪府高槻市・ぱぽ・62歳…

絶望的な状況の中で見いだされるようなものでなければ、希望の名に値しない(柄谷行人)

クリッピングから 朝日新聞2023年1月28日朝刊 2022年度朝日賞受賞スピーチ 哲学者・批評家 柄谷行人さん 力と交換様式作者:柄谷 行人岩波書店Amazon 朝日賞受賞は、私が昨年秋に出した 「力と交換様式」が評価された結果だと思います。 これは、私が長年取り…

「個人商店」にしかできないことをシャベル1本でやろう(星野博美)

クリッピングから 朝日新聞2023年1月28日朝刊 第49回大佛(おさらぎ)次郎賞受賞スピーチ ノンフィクション作家 星野博美(ほしの ひろみ)さん 世界は五反田から始まった (ゲンロン叢書)作者:星野 博美株式会社ゲンロンAmazon(受賞作「世界は五反田から始…

バッキャロー 10年はえーってんだ!(テツオ)

クリッピングから 朝日新聞2023年1月21日朝刊別刷be 「コロコロ毛玉日記」(中川いさみ)109 テツオがマッサージ師になってました!

このリボン、百均のにおいがする!

クリッピングから 朝日新聞2023年1月21日朝刊別刷be 読者投稿欄「いわせてもらお」 ◉犬並みの…… 息子が小4の時のクリスマス。 プレゼントを用意し、ラッピングをしてから、夜中に枕元へ……。 朝プレゼントを見つけた息子が一言。 「このリボン、百均のにおい…

荒木一郎『空に星があるように 小説 荒木一郎』(小学館、2022)

荒木一郎『空に星があるように 小説 荒木一郎』を読んでいたら、 「杉田敏」の名前が突然飛び出した。 空に星があるように ~小説 荒木一郎~作者:荒木一郎小学館Amazon(ブックデザイン 鈴木成一デザイン室) 【音声DL付】 杉田敏の 現代ビジネス英語 2023…

紀伊國屋書店ロゴ・文庫ブックカバー(税込1,430円)を買いました

紀伊國屋書店ウェブストアで見かけた文庫用ブックカバー。 普段の紙カバーかなと思ったら、 実はブックカバーだったというのが面白い。 2027年1月(まだずいぶん先ですが)に創業100周年を迎える 紀伊國屋書店オリジナルグッズシリーズの一点です。 S図書館…

五年後のぼくがぼくになるなと睨む(雨雨雨汰)

クリッピングから 讀賣新聞2023年1月23日朝刊 読売歌壇(俵万智選) 今週の好きな歌3首、抜き書きします。 ナチュラルで邪魔にならないデザインと 勧められ買う父の仏壇 横浜市 佐藤氷魚 【評】仏壇でない商品なら、確かにセールスポイントだ。 悪気はないと…

酒器が怖くて洗えない

同居人の仕事が一段落ついたので 近所に住む秘湯会副会長をお呼びしてごはん会でした。 日頃の賄いは大王食堂担当ですが、 お客さんのある日は同居人担当。 十両と横綱くらい料理の腕の違いがあります。 寒い日でお燗をつけたので、 同居人自慢の酒器が登場…

Eテレ <読書の森へ 本の道しるべ> ⑥ 堀川理万子

Eテレ読書の森へ 本の道しるべ を見る(全8回) (初回放送日: 2023年1月17日) (番組ホームページから) 「概要」を引用する。 たくさん入り口があって、だれでも自由に入れる「読書の森」。 各界の本好きが自身の本棚をたっぷり紹介し、 道しるべとなって…

ゆっくりやれー

クリッピングから 毎日新聞2023年1月16日朝刊 読者投稿欄「女の気持ち」 ゆっくりやれー 介護施設に暮らす母とは 感染予防のためリモートで面会をしている。 多くの思い出をともに振り返るひとときは、 かけがえのないものである。 ある日の面会で、母が発し…

おづ風 ”追い” レモンサワーをアレンジ

『おひとりさまのあったか1ヶ月食費2万円生活』(KADOKAWA)でデビュー、 同作品で第6回(2019)「料理レシピ本大賞 in Japan」コミック賞を受賞。 おづまりこさんの新境地、初のフィクション漫画単行本 『金曜日の1000円ふたりメシ』(文藝春秋、2022)を読…

NHK総合「プロフェッショナル/縁の下の幸福論 校正者・大西寿雄」

NHK総合「プロフェッショナル 仕事の流儀」 <縁の下の幸福論 校正者・大西寿男>を見る。 (NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」ホームページより引用。自宅で校正に取り組む大西) ホームページから「概要」を引用する。 書籍や雑誌など、出版物に記され…

寒い夜の砂はざらざら邪魔をして(石川初子)

クリッピングから 讀賣新聞2023年1月16日朝刊 読売歌壇(俵万智選) 今週の好きな歌3首、抜き書きします。 寒い夜の砂はざらざら邪魔をして 眠りのうみへたどりつけない 仙台市 石川初子 【評】眠れないざらつきは砂、心地よい眠りは海。 なかなか寝つけない…

MARUZEN & ジュンク堂書店渋谷店、1月31日閉店

東急百貨店渋谷本店が1月いっぱいで営業終了するため、 7FのMARUZEN&ジュンク堂も閉店する。 半年に一回、緑内障の検診で出掛けた帰りに寄ることにしていた。 棚揃えが見やすく、時期ごとのフェアも楽しい書店だ。 町の小さな店だけでなく、大書店もさまざま…

10秒ルールが存在しているようである

クリッピングから 朝日新聞2023年1月14日朝刊別刷be 「コロコロ毛玉日記」(中川いさみ)108 2023年がスタートして、中川家はどんな様子かな。 どれどれ、覗いてみよう。

ソースの小袋を三つほど入れていた

クリッピングから 朝日新聞2023年1月14日朝刊別刷be 読者投稿欄「いわせたもらお」 ◉マニュアル とんかつ屋でコロッケを買うとき、 2回に1回は「ソースは要りません」と言うのに、 機械的に入れてよこす人もいる。 今日は若い女性の店員さんで 「ソースは要…

「あさりのポーズ」で眠りに落ちる

我が家のどんな場所でも寝られる という特殊技術を持つ大王。 「あさりのポーズ」と名付けられた姿勢で 眠りに落ちつつあります。

<東海エリア限定> GODIVAあんバタークッキー(8枚入)をいただいた

どうやって本社の了解を取ったのか聞いてみたくなる製品を 同居人が土産にもらってきた。 <東海エリア限定>GODIVAあんバタークッキー(8枚入)。 製造は栃木県鹿沼市にある株式会社ヨックモッククレア。 東海・名古屋と言えばモーニングセットに 小倉あん…

精米派の隠れ聖地へ出掛ける

新米の季節に茨城に住むTさんにいただいた玄米を 小分けにして自転車のカゴに乗せる。 近くの無人精米所まで出掛ける。 5kgごとに100円。 精米派の隠れた聖地になっている。 同居人に頼まれ、ニシンのあく抜きに使う糠を もらいに来たこともある(糠は無料)…

アシタノカレッジ Presents <プレミアムマンデー2022〜ニュース大掃除SP〜>(ロフトプラスワン)

アシタノカレッジ Presents <プレミアムマンデー2022~ニュース大掃除SP~”> オンライン配信を見る。 (ライブポケットホームページより引用) 概要を引用する。 【出演】武田砂鉄、澤田大樹(TBSラジオ記者) 【ゲスト】青木理、佐久間裕美子 TBSラジオで…

婚活や推し活よりも生活を(えんどうけいこ)

クリッピングから 讀賣新聞2023年1月9日朝刊 読売歌壇(俵万智選) 今週の好きな歌3首、抜き書きします。 横風に煽られながら鈍行を 待ちいる人よ冬のさかむけ 大和郡山市 大津穂波 【評】横風は、急行などが通り過ぎるときのものだろう。 寒々とした侘(わ…

エラ・フランシス・サンダース/前田まゆみ訳『翻訳できない世界のことば』(創元社、2016)

クリッピングから 朝日新聞2023年1月7日朝刊 「折々のことば」鷲田清一 2608 BOKETTO(ボケッと) エラ・フランシス・サンダース 外国語のユニークな語を知ることで、 忘れかけた何かを思い出したり、 おぼろげな感情が形を得たりする。 作家・イラストレー…

大相撲で脳トレと筋トレ(内田恵子)

クリッピングから 毎日新聞2023年1月7日朝刊 読者投稿欄「みんなの広場」 大相撲で脳トレと筋トレ 無職 内田恵子 69 (東京都) 私は相撲の大ファンで、いつもテレビで見ています。 幕内力士の土俵入りの時に顔を見て 名前と出身地を言い当てるようにしてい…

鈴木忠平『嫌われた監督ー落合博満は中日をどう変えたのか』(文藝春秋、2021)

鈴木忠平『嫌われた監督ー落合博満は中日をどう変えたのか』 (文藝春秋、2021)を読む。 嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか (文春e-book)作者:鈴木 忠平文藝春秋Amazon 「あとがき」から引用する。 「落合さんを書いてみませんか?」 文藝春秋社…

Eテレ名著スペシャル「100分deフェミニズム」

Eテレ名著スペシャル「100分deフェミニズム」 番組ホームページから引用する。 プロデューサーAのおもわく。 突然ですが 「RBG 最強の85歳」という映画をご存知でしょうか? 性差別と戦い続けた米最高裁判事 ルース・ベーダー・ギンズバーグを追ったドキュメ…

原田ひ香『サンドの女 三人屋』(実業之日本社文庫、2021)

『三人屋』続編を読む。 原田ひ香『サンドの女 三人屋』(実業之日本社文庫、2021) サンドの女 三人屋 (実業之日本社文庫)作者:原田 ひ香実業之日本社Amazon 表4から引用する。 サンドイッチ店とスナック。 新・三人屋、本日も営業中! 美人三姉妹が営む「…

極私的ベスト2022 <その他篇>

極私的ベスト2022<その他篇>です。 書籍以外をすべてひっくるめたランキングです。 第1位 神保町の貸棚共同書店PASSAGE(パサージュ)の棚主になる 屋号は「大王グループ」。 棚を二つ借りて、10ヶ月で86冊販売しました。 第2位 佐藤昭弘「The Writers' Wo…

極私的ベスト2022 <書籍篇>

2022年に読んだ本を「極私的ベスト」にまとめてみました。 個人の独断偏見のみに基づくランキングです。 ご笑覧くださいませ。 第1位 奈倉有里『夕暮れに夜明けの歌をー文学を探しにロシアに行く』 (イーストプレス、2021) 夕暮れに夜明けの歌を 文学を探…