2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

岸本佐知子『死ぬまでに行きたい海』(スイッチ・パブリッシング、2020)

高橋源一郎「飛ぶ教室」(NHKラジオ第二/金曜21:05〜21:55) 二コマ目【きょうのセンセイ】で紹介されて興味を持った。 岸本佐知子『死ぬまでに行きたい海』 (スイッチ・パブリッシング、2020)を読む。 死ぬまでに行きたい海作者:岸本 佐知子スイッチ・パ…

寄り道して、ドイツパンセット(リッチ)を買う

日頃は徒歩と自転車圏内で暮らしている。 たまに電車に乗って出掛けたときは、 なにかひとつくらい買い物をして帰りたい。 Book 1st.新宿店の「セイゴオフェア」を覗いた後、 京王百貨店に寄り道した。 地下食品売り場に紀ノ國屋コーナーがあるのだ。 他では…

シベリアあるよ♥ 190円だよ♥

旧Sの湯(現在はデイケアセンターU)コインランドリーに 一週間分の洗濯物を入れ、同じ通りにあるパン屋Kに立ち寄る。 「駄菓子屋大王」の仕入れなのだ。 以前から気にはなっていたが、 まだ試したことのない菓子がある。 「シベリア」(190円)だ。 プーチ…

松岡正剛千夜千冊エディション・20冊突破記念フェア(Book 1st.新宿店)

新宿まで出掛けてきました。 目当てはこれです。 Book 1st.新宿店で5月22日から始まった 「松岡正剛千夜千冊エディション・20冊突破記念フェア」。 正剛さんがエディション20冊で取り上げてきた キーブック(595冊)から選書。 展示・販売は全部で800冊を超…

永浦百音を演じる清原果耶が気になる

クリッピングから 讀賣新聞2021年5月26日朝刊 深読み視聴率(17日〜23日)関東地区 NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」が始まり、 17日の初回は19.2%で好発進となった。 みずみずしいヒロイン、永浦百音(ももね)を 清原果耶=写真=が好演。 舞台は東日本…

かすてらの底のざらめに刃を落とす(toron*)

クリッピングから 讀賣新聞2021年5月24日朝刊 読売歌壇(俵万智選) 今週も好きな歌3首、抜き書きします。 かすてらの底のざらめへ刃を落とす 嫉妬はきっとこんな感触 大阪市 toron* toron*さんの言葉の選び方が僕は好きです。 こんな嫉妬、ちょっと怖い。 …

街頭テレビで大相撲優勝決定戦

クリッピングから 毎日新聞2021年5月24日朝刊 優勝決定戦で貴景勝にはたき込みで勝利した照ノ富士 (前田梨里子撮影) ちょうどこの取り組みのとき、 駅前まで買い出しに出掛けていました。 電気店の特大テレビの前に数人の見物人。 僕もみなさんと一緒にし…

ねこベッドと一体化する大王

このところお気に入りの 階段上・貝型ねこベッドと一体化している大王。 なぜ右手がはみ出すかは、現在調査中。

最高視聴率64.8%「てなもんや三度笠」(企画・制作/澤田隆治)

クリッピングから 毎日新聞2021年5月17日朝刊 訃報 「新婚さん」企画 澤田隆治氏死去 88歳 子どもの頃、 毎週「てなもんや三度笠」に夢中になっていました。 番組での決め台詞であり、提供スポンサーの商品だった 「あたり前田のクラッカー」、いまでも見か…

Mの湯で解体工事が始まった

僕の生活圏内にあるMの湯で 今月から解体工事が始まった。 8月末には完了する予定だ。 銭湯としては長らく休業中(事実上の廃業。僕は入浴したことがない)で、 十数台の洗濯機、乾燥機を置き コインランドリーとして営業を続けていた。 そのランドリーもこ…

NHKカルチャーラジオ「レコードで楽しむ昭和歌謡史」(全5回)(講師:タブレット純)

クリッピングから NHKラジオ第2 午後8時00分~ 午後9時00分 カルチャーラジオ 日曜カルチャー 「レコードで楽しむ昭和歌謡史」(全5回) 【出演】歌手・お笑いタレント…タブレット純 文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(月〜金:13:00〜15:30)…

柴田元幸編・訳・註『英文精読教室(第1巻/第2巻)』(研究社、2021)

月に一度か二度、新宿まで出掛ける。 Book 1st. を覗きに行くのだ。 近所の書店(一軒だけになってしまった)、 隣町の大手書店支店(それなりに広い)でも手に入らない本がある。 どうしても手元に置いておきたい本かどうか、 現物に触れて確かめたい。 予…

白札ハイボールはいかがでしょう(たちのみ大王)

火曜と金曜の日暮れ時分から ひっそり開店する「たちのみ大王」。 公式ウイスキーボトルに サントリーホワイト(愛称:白札)を採用しました。 昭和4年(1929年)に国産ウイスキーとして 初めて発売された商品です。 ボトルに1923とあるのは創業者・鳥井伸治…

まぼろしのトーキョーを見る映画館にて(犬口マズル)

クリッピングから 讀賣新聞2021年5月17日朝刊 読売歌壇(俵万智選) 今週も好きな歌3首、抜き書きします。 誰一人マスクをしないまぼろしの トーキョーを見る映画館にて 山梨市 犬口マズル 【評】かつては当たり前だった光景が、 今見ると異様な感じに見えて…

ミッションを達成すると(小さなことでも)うれしい

同居人に依頼され、庭の踏み木の端っこをカットした。 小型ノコギリで一日2枚ずつ、作業時間30分。 5日間かけて無事完成。 小さなことでもミッションを達成するとうれしいもんだね。 これで踏み木の上を歩いても、(たぶん)転ばないぜ。

三島賞・山本賞・大宅賞・山本美香賞、決まる

クリッピングから 朝日新聞2021年5月15日朝刊 三島賞・山本賞・大宅賞・山本美香賞決まる ■三島賞と山本賞決まる 第34回三島由紀夫賞・山本周五郎賞(新潮文芸振興会主催)の選考会が 14日、東京都内のホテルで開かれ、 三島賞は乗代雄介さん(34)の「旅す…

ゆすらうめの実が色づいてゆく

同居人が世話する庭にゆすらうめの木があります 毎日眺めていると、実が色づいてゆく過程が見られます。 二年ほど前に同居人が作ったゆすらうめ酒が 飲み頃になったので瓶詰しました。 「たちのみ大王」で食前酒に出してみようかな。 ホワイトリカーに漬けて…

100分de名著/メアリ・シェリー『フランケンシュタイン』(講師:廣野由美子)

クリッピングから NHKテレビテキスト「100分de名著」2015年2月 メアリ・シェリー『フランケンシュタイン』(講師:廣野由美子) 若松英輔、秋満吉彦の対談「名著とともに歩んだ10年」 (Eテレ「100分de名著」サイト掲載)を読んで 僕が一番惹かれたのがこの…

対談:名著とともに歩んだ10年(若松英輔&秋満吉彦)

クリッピングから Eテレ「100分de名著」サイト 番組10周年記念対談「名著とともに歩んだ10年」 若松英輔&秋満吉彦 (同上サイトより) 僕は2020年7月放送『共同幻想論』から「100分de名著」を見始めた。 若松・秋満の対談は これまで10年、100回以上放送し…

桜木紫乃『俺と師匠とブルーボーイとストリッパー』(KADOKAWA、2021)

クリッピングから サイト「本がすき」2021/02/27 作家・桜木紫乃インタビュー(聞き手:品川裕香) 「今回は4人の人物の空間を書くという初めての試みに挑戦。 とても勉強になりました」 新作『俺と師匠とブルーボーイとストリッパー』について 桜木紫乃さん…

このひとに今日わたしはふられる(木村槿)

クリッピングから 讀賣新聞2021年5月10日朝刊 読売歌壇(俵万智選) 今週も好きな歌3首、抜き書きします。 もう二度と会わないきみを見送った この目がPASMOの残高を見る 東京都 近藤ゆみ 【評】恋の終(おわ)りを見届けるのも目なら、 金銭という現実を確…

100分de名著/三島由紀夫『金閣寺』(講師:平野啓一郎)

クリッピングから NHKテキスト「100分de名著」2021年5月 三島由紀夫『金閣寺』(小説家/平野啓一郎) (放送:Eテレ月曜日 午後10:25〜10:50) NHK 100分 de 名著 三島由紀夫『金閣寺』 2021年5月 (NHK100分de名著)作者:平野 啓一郎発売日: 2021/04/23メデ…

鴻巣友季子評:アンナ・ツィマ『シブヤで目覚めて』(河出書房新社、2021)

クリッピングから 毎日新聞2021年5月8日朝刊 「今週の本棚」鴻巣友季子評(翻訳家) 『シブヤで目覚めて』アンナ・ツィマ著、阿部賢一・須藤輝彦訳 (河出書房新社・2970円) シブヤとプラハで二人に分裂した 日本フリークのチェコ人女子学生。 彼女の目に日…

「スーパードライ 生ジョッキ缶」数量限定で発売再開へ

クリッピングから 毎日新聞2021年5月8日朝刊 「生ジョッキ缶」再開へ アサヒ 来月15日 アサヒビールは7日、 全国発売からわずか1日で販売休止した 缶ビールの新商品「スーパードライ 生ジョッキ缶」の販売を 6月15日に約30万ケース(720万本)の数量限定で再…

松岡正剛監修『情報の歴史21ー象形文字から仮想現実まで』(編集工学研究所、2021)

知的刺激をふんだんに与えてくれる世界同時年表・最新版が 25年ぶりに出版された。 松岡正剛監修/編集工学研究所&イシス編集学校構成 『情報の歴史21ー象形文字から仮想現実まで』 (編集工学研究所、2021)を読み、眺める。 情報の歴史21: 象形文字から仮…

杉田弘毅『アメリカの制裁外交』(岩波新書、2020)

「金融制裁」という補助線を引くと、 バラバラに理解していた点が一気につながった。 杉田弘毅(ひろき)『アメリカの制裁外交』 (岩波新書、2020)を読む。 アメリカの制裁外交 (岩波新書)作者:弘毅, 杉田発売日: 2020/02/22メディア: 新書 「はじめに」か…

20世紀の人間は「ひとは教育で育てることが大切だ」と勘違いした(日高敏隆)

クリッピングから 毎日新聞2021年5月3日朝刊 一面コラム「余録」 73回目の憲法記念日を祝福して 子規、日高敏隆、憲法を、 ひらひらと舞うチョウが結んだ一篇。 「蝶々や順礼の子のおくれがち」。 巡礼の道中、ひらひらと舞うチョウに 目を奪われる幼子を詠…

日暮れまで歩いてこよう

神さまが余ったひかりを捨てたとき(一ノ瀬ケイ)

クリッピングから 讀賣新聞2021年5月3日朝刊 読売歌壇(俵万智選) 今週も好きな歌3首、抜き書きします。 神さまが余ったひかりを捨てたとき 極北に降る淡いオーロラ 久留米市 一ノ瀬ケイ 雄大なスケールを感じます。 「余ったひかり」を捨てる神さまの姿が…

お役にたてて……光栄です(小学生の男の子)

クリッピングから 朝日新聞2021年5月2日朝刊be別刷 読者投稿欄「いわせてもらお」 ◉メール少年 通勤通学の人でいっぱいの夕方の電車。 窓際に立っていると、後ろから声がした。 「おつかれ……さまです。 お役にたてて……光栄です」 振り向くと小学生らしき男の…