「スーパードライ 生ジョッキ缶」数量限定で発売再開へ

クリッピングから
毎日新聞2021年5月8日朝刊
「生ジョッキ缶」再開へ
アサヒ 来月15日


  アサヒビールは7日、
  全国発売からわずか1日で販売休止した
  缶ビールの新商品「スーパードライ 生ジョッキ缶」の販売を
  6月15日に約30万ケース(720万本)の数量限定で再開すると発表した。


  4月20日に全国発売したが、21日に販売量が想定を上回り、
  安定的な供給ができなくなったとして、
  4月製造分で一時販売を打ち切った。


  新商品は、ジョッキで飲む生ビールの感覚を目指し、
  ふたを全開すると泡が発生する特殊な缶を採用したのが特徴。
  このふた部分の製造が追い付かない状況で、
  次回以降の販売時期は未定という。


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(発売早々休売を伝えた4月24日付毎日全15段広告)


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(出典:アサヒグループホールディングス(株)「FACT BOOK2019」)


ビール類の市場シェアのグラフを見ると、
ビールは1991年と2018年を比較すると約半分までシェアが低下。
そのパイを第三のビール(新ジャンル)、発泡酒が奪ってきた。
でも、アイデア次第では
まだまだビールにもヒット商品が生まれる余地があるんだな。
コロナ禍の家飲みでビヤホール気分が味わえるのは
確かにちょっとうれしい。
ロングセラーになるかどうか、注目したい新製品。