2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

小津安二郎『戸田家の兄妹』(1941)

小津安二郎シリーズその8『戸田家の兄妹』。 この作品は、なにより脚本がよかった。 戸田家の兄妹 [DVD] COS-017出版社/メーカー: Cosmo Contents発売日: 2007/08/20メディア: DVD購入: 2人 クリック: 29回この商品を含むブログ (11件) を見る 父の死後、長…

アイスミントティ−、いかがですか

大型連休が始まりました。 まずは週の真ん中に休日、昭和の日。 時間が自由になるのはなんともうれしいですね。 朝起きたらまずは畑に出かけて水やり、 それから自由奔放に育っている絹サヤを ビニールのひもでまとめてやります。 普段より時間があるので 畑…

階段ギャラリーで会いましょう

オフィスの階段スペースをギャラリーに仕立て、 不定期に企画展示をしています。 今回は入社4年目の同期6名が企画した 壁新聞+ウェブサイトの社内報です。 (上の版画は今回の展示とは関係ありません。 幡ヶ谷の銭湯「仙石湯」所有の作品です。 きょうのテー…

桜海老とハイボール

懇意にしている清水の魚屋「魚とし」さんから連絡が入りました。 うまそうな桜海老が入荷したのです。 普段は休肝日にする日曜日ですが秘湯会緊急集合です。 やっぱり、かき揚げしかないでしょう。 ビールはもちろんですが、 冷凍庫でトロトロに冷やした角瓶…

絹サヤ収穫、始まる

いよいよ秘湯会の畑で 今年の絹サヤの収穫が始まりました。 ザルにたっぷり半分。 スーパーマーケットでは片手で280円はします。 お向かいのYさんにもさっそくおすそ分けしました。 我が家では同居人が グリーンピースと一緒にして卵でとじてみました。 収穫…

プレミアム付き商品券、即日完売

世田谷区のプレミアム付き商品券が 昨日金曜日、区内でいっせいに発売された。 10,000円払うと11,000円分使える商品券で お一人様、10口(100,000円)まで購入できる。 平日の10時から発売だから さすがに会社を半休して並ぶ訳にもいかなかったが、 僕はこれ…

『手塚治虫・創作の秘密』(1986)

美術展情報で僕が頼りにしている Takさんのブログ『弐代目・青い日記帳』を読んでいたら、 DVD『手塚治虫・創作の秘密』とあった。 もしや、僕が放映時にVHSに収録して宝物にしていたものを うっかり同僚に貸したために行方不明になっていた番組ではないか。…

本家か元祖か、二つの「カリカル」

今夜はちょいと仕事がたまっています。 いざ取りかかる前に腹ごしらえ。 汐留のカレー屋「カリカル」の支店を見つけたので 大通りを渡って行ってみます。 めざすは新日石ビル地下レストラン街の一角です。 野菜カレーとコロッケ2ヶ(刻みキャベツ付)。 「カ…

雨に濡れた山野草

同居人が手入れしている庭の山野草が 次々と花をつけています。 雨に濡れた姿につい見とれてしまいます。

小津安二郎『風の中の牝鶏』(1948)

小津安二郎シリーズその7『風の中の牝鶏』(1948年)。 戦争で夫を取られ、ひとり息子を育てる若い妻(田中絹代)。 つましく暮らしてきたが 突然大腸カタルに罹った息子の入院代が払えず、 やむなく一度だけ身を売る。 やがて帰国した夫(佐野周二)は その…

四月の畑と間引き菜

気温が上がるにつれ、 秘湯会の畑の野菜たちがぐんぐん成長していきます。 ↑東京べか菜(野口の種) ムシが少々食うのはご愛嬌 ↑昔の小松菜(野口の種) ムシがうまけりゃヒトにもうまい ↑絹サヤ(野口の種) 下から順番に実がつき始めた べか菜と小松菜を週…

宝巌堂・山菜料理図鑑

山菜の季節にはまだちょいと早い、 と聞いてはいたのですが、 栃尾又温泉の宿、宝巌堂ではこんな料理も出してくれました。 (三つ葉アケビの新芽。地元では木の芽と呼ぶ。 醤油を入れた生卵で和えてもおいしい) (こごみのマヨネーズ添え) (ふきのとうを…

「愛」の町、立寄り温泉

秘湯会二日目、立寄り温泉を訪れる旅。 今回は「愛」の町、南魚沼市六日町にやってきた。 NHK大河ドラマ『天地人』の主人公、直江兼続公生誕の地であり、 地元では「愛・天地人博」を開催中。 全国あちらこちらから来た観光バスが停車して、 入り口ではそれ…

水を汲む旅

三月に休日出勤を三日したので きょうは代休を取って久々の秘湯会遠征となった。 今回の目的地は、 秘湯会のホームグラウンドのひとつである新潟・魚沼。 言わずと知れた米どころである。 宿は宝巌堂。三度目の訪問になった。 秘湯会の旅はむろん山のいで湯…

足下と目線

魚料理と小鉢がおいしいご飯屋さんN。 おや、おかしいな、入り口が完全に閉まらないぞと思ったら、 足下のところに手作りのクッションがはさんでありました。 (足下の手作りクッションのアップ) きょうの東京は日中20℃を越えて少し汗ばむくらいの陽気。 通…

昭和40年から木の葉弁当

天気がよかったので 上司たちと少々離れた店まで昼食を食べに行った。 昭和40年からランチメニューはこれ一本槍。 『大友』の木の葉弁当。 ご覧のように豆ご飯、味噌汁、天然の刺身(ワラサ) 白身魚の天ぷら(メゴチ)、トマトサラダ、大根煮で しめて1,000…

『父ありき』のストイシズム

小津安二郎シリーズその6『父ありき』を観る。 佐野周二演じる息子が、笠智衆演じる父と 最後に温泉旅行に出かけるシーン。 息子はこれまで離ればなれに暮らしてきたことを寂しく思い、 これからは父とともに暮らしたいと打ち明ける。 しかし、父は、 「自分…

海洋堂の阿修羅フィギュア、届く

予約していた「国宝阿修羅展公式フィギュア」が届きました。 海洋堂の木下隆志さんが原型製作を担当。 ポリストーン製の塗装済み完成モデルで 実物の約1/12のスケール。中国で作られたものです。 いやぁ、うれしいなぁ。 上野の展覧会も、もういっぺん観に行…

富士山詣でと銭湯検定

ふと気づくと銭湯組合で次の企画が始まっていた。 「風呂屋の富士山詣で」。 異なる銭湯10軒に9月30日までに行ってスタンプを集めると 自宅の浴室に貼れる富士山のオリジナルポスターをもらえる。 半年前に始まった「銭湯お遍路」と同時進行で スタンプラリ…

手弁当で、青空図書室

きょうは外でご飯を食べると気持ちいいだろうなぁと思って 弁当を作ることにしました。 ついでだから、仕事で出かけている同居人の分も作ります。 雑穀海苔おむすび、卵焼き(甘くない)、 グリーンアスパラと絹サヤのおひたし。 ここまでは自家製。 ほたる…

浮き世マーケティングの時間

銭湯お遍路第22湯は、清水湯・武蔵小山温泉。 なんともここには銭湯で唯一療養泉と認定された 源泉掛け流しの湯があるんです。 それでも入浴料は銭湯料金の450円。 ホームページでそのことを知ったとき、 東京の銭湯も奥が深いなぁ、としみじみ思いました。 …

天気のいい日は、散歩をしよう

きょうは天気がいいから、 休憩時間に散歩をしよう(ちょっと植草甚一風)。 僕のオフィスから歩いて5分もかからないところに 日比谷公園がある。 昨年5月にオフィスを移転して幸運だったことのひとつは これだけ近所に日比谷公園があることだ。 wikipedia:…

阿修羅、カツカレー、ジョーカー

行ってきました、C&C新宿本店。 当ててきました、オリジナル・カツカレー携帯ストラップ。 3月30日から始まった本店限定のキャンペーンで、 400円以上の注文をした客にスピードくじを引かせる。 3,000個のストラップが無くなり次第、終了。 (カツカレーのア…

成瀬巳喜男『流れる』

成瀬巳喜男『流れる』(1956)を観る。 なんせ出演女優の名前を並べるだけで目を見はる。 田中絹代、山田五十鈴、高峰秀子、岡田茉莉子、杉村春子、 そして僕は知らなかったが 日本映画初のスター女優、栗島すみ子。 柳橋の置屋を舞台に繰り広げられる物語であ…

本店限定・カツカレー携帯ストラップ

C&Cのカレーは 創業地・新宿本店がなぜか一番うまい、 と僕は思う。 3月31日から本店限定で始まった 「オリジナルカツカレー携帯ストラップ」は 見れば見るほどインパクトがあるね。 ポスターのコピーには 「こだわりの光沢仕上げ。 手に取るとわかる重量感…

自転車花見

この週末、東京近辺では 花見に出かけた方が多かったでしょう。満開ですね。 我が家は花見宴会は開きませんでしたが、 僕は買い物、洗濯のついでにちょっと遠回りして 「自転車花見」です。 日頃、目をつけておいたソメイヨシノの木を あちらからこちらへと …

台湾料理店の賄い晩ご飯

踏切りの向こうで商売をしている台湾料理店F楼は 秘湯会ご用達の店の一軒である。 台湾人ご夫妻が経営していて 家常菜を中心にうまい料理を安価に食べさせてくれる。 例えば自家製の肉味噌を香菜にのせたような、 一見なんのてらいもないつまみ(写真上)が…

ウナギの寝床で餃子を食らう

上野の国立博物館に「国宝・阿修羅展」を観に行った帰りに アメ横で昼ごはんにした。 どれどれと歩いていると、店の外で待っている人がいる。 「昇龍」に入ってみる。 店の名物らしき焼き餃子(450円)を注文してみた。 写真では分かりづらいが、 一個で三個…

1300年を生き抜いてきた阿修羅

半日休暇を取って 上野に「国宝・阿修羅展」を観に行った。 きょうで開催三日目。 行列覚悟で行ったが、 昼時だったためか30分待ちですんなり入れた。 待ち時間はiPodで志ん生を聴いていたから 少しも退屈しなかった。 (上野の桜は八分咲き。花見客でにぎわ…

生ハーブ湯とビニール傘

会社帰りの東京銭湯お遍路、 第20湯は幡ヶ谷の「仙石湯」。 ノートにスタンプを押してもらう際に 番台のご主人と一言二言、言葉を交わす。 脱衣所にはソファが用意されていて、 「文芸春秋」「芸術新潮」「東京人」などが 自由に閲覧できる。 壁には洒落た版…