2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

わたしもそういう草なのさ

きょうのスクラップブックから。 讀賣新聞2017年4月30日。 連載50周年を迎えた人気コラム「こどもの詩」。 第四代目選者、詩人の平田俊子さんのインタビュー。 「涙がこぼれることを、こんなふうに表現できるんだ」 と平田さんはこの詩を取り上げた。 なみだ…

桑原武夫氏の廃棄された1万冊

きのうのスクラップブックから。 讀賣新聞2017年4月28日朝刊。 京都市教委は27日、 文化勲章受章者で仏文学者の桑原武夫氏の遺族から 市に寄贈された約1万冊の蔵書が、 遺族に無断で廃棄されていたと発表した。 (中略) しかし、15年の向島図書館の改修工事…

さむいひは おとくだよ

スクラップブックから。 讀賣新聞2017年4月27日朝刊/28日朝刊。 讀賣の連載コラムで 僕が楽しみにしているのが「こどもの詩」。 びっくりするくらい新鮮な視点、言葉づかいの詩に 出会えることがある。 おとく 吉永塁・6歳 ママ いつでも ぼくのこと ギュー…

米国の軍事的選択肢

きょうのスクラップブックから。 讀賣新聞2017年4月17日夕刊。 米国のティラーソン国務長官、 マティス国防長官、ダン・コーツ国家情報長官は26日、 核・ミサイル開発問題を巡って緊迫する 対北朝鮮政策について、共同声明を発表した。 (中略) 上下両院す…

あちらもこちらも大行列

表参道で会議に出席し、オフィスへの帰りがてら 「ランチははなまるにしよう」と寄り道することにした。 虎ノ門、新橋の2店はご覧の行列。 いやぁ、オフィス街の店舗とは言え、この行列とは。 もしかして、みんな僕と同じく 「春の天ぷら定期券」(販売終了…

2人は手をつないで電車に飛び込んだ

きょうのスクラップブックから。 讀賣新聞2017年4月25日朝刊。 ベタ記事で気になる事件があった。 見出しはこうだ。 電車に飛び込み 高齢2女性死亡 小田急・柿生駅 僕が目にとまったのは以下の文章だ。 神奈川県警麻生署の幹部によると、 ベンチに座っていた…

藤井四段、羽生三冠を破る(非公式戦七番勝負)

きょうのスクラップブックから。 讀賣新聞2017年4月24日朝刊。 インターネットテレビ局「AbemaTV」が企画した将棋非公式戦 史上最年少棋士・藤井聡太四段(14)の七番勝負。 佐藤康光九段(47)、深浦康一九段(45)らトップ棋士に 次々勝利してきた。 最終…

古書に透明カバーを掛けてみました

ときたま小遣いで古書を買う。 紙の手触り、旧仮名遣いなど愛おしいが、 なんせ出版から年月が経っていて壊れやすい。 せめて手元に来たからには長く読める状態に保ちたいと 図書館の蔵書に掛けられている透明カバーに注目した。 ニチバン カバーフィルム ロ…

全体は部分の最良の註である

いいことを読んだが、 はてどの本でどの方が書いていたのか、 数日間、思い出せなかった。 言わんとする内容は記憶していたが、 検索するにはあいまいな言葉の断片しか覚えておらず 見つからない。 NHKラジオ 実践ビジネス英語 2017年 4月号 [雑誌] (NH…

朝日新聞連載「パノプティコンの住人」

安倍1強時代の政治の本質に迫ろうと試みる 朝日新聞連載「1強」第2部 「パノプティコンの住人」が期待をそそる。 朝日新聞2017年4月18日朝刊から引用。 パノプティコン。 もともとは監視者がいてもいなくても 囚人が監視を意識する監獄施設のこと。 転じて20…

北海道小平(おびら)町のタコまかせ企画

きのうのスクラップブックから。 朝日新聞2017年4月19日夕刊。 北海道北部の小平町(おびらちょう)で、 名物企画「タコ箱漁オーナー」が6年ぶりに復活した。 オーナーはタコ箱の権利を1万円で買い、 その箱で取れたタコをもらえる。 不漁続きで中止されてい…

日本一楽しい『うんこ漢字ドリル』(全6巻)

新聞のデジタルクリッピング (切り抜く代わりにiPhoneで撮影し、iPhotoで管理・活用) をしていて思わず苦笑してしまった。 きょうのスクラップブックから。 読売新聞2017年4月19日朝刊。 3018例文すべてに「うんこ」を使った、 日本一楽しい漢字ドリル『う…

多和田葉子『百年の散歩』(2017)/著者インタビュー

ベルリン在住で日本語でもドイツ語でも 小説を発表をしているこの人が気になっていた。 多和田葉子『百年の散歩』が発表された。 ベルリンを舞台にした連作小説だ。 2017年4月18日読売新聞朝刊より。 街を歩くと、孤独だと思う。 家族や友達がいても、孤独だ…

バーミヤンから旅してきたマグカップ

近所の家の軒先でときどきバザールをやっている。 売り上げは被災地などへの募金にしている。 ほとんどガラクタに近いものばかりだが、 ときどき覗いて、ときどき何か買う。 文字とデザインがなければありきたりのマグカップ。 Hotel Silk Road, Bamiyan, Af…

大澤真幸が読む古典百名山『資本論』

きょうのスクラップブックから。 朝日新聞2017年4月16日朝刊。 「古典百名山ー大澤真幸が読む」。 大澤が取り上げたのが カール・マルクス『資本論』。 「ここ二百年間に出た人文社会系の本の中で 最も重要な本」と大澤は断言する。 以下記事から引用する。 …

のんびり過ごす4月の晴れた土曜日

朝起きて、猫トイレ掃除、猫ごはん。 午後は松の湯コインランドリーに出掛け モカジャバに寄って珈琲豆を買い、挽いてもらう。 (500ポイント=500円貯まっていたので 500g 1,780円のモカジャバフレンチを奮発)。 乾燥が終了して17時。 まだ明るい。 ずいぶ…

下宿私大生の生活費、一日790円

きょうのスクラップブックから。 2017年4月14日朝日新聞朝刊。 首都圏周辺私立大に 16年春入学した学生対象の調査。 (東京地区私立大学教職員組合連合発表。 16大学・短大の新入生保護者から4890件回収) 以下一部引用する。 自宅外通学者の場合、 大学への…

ジュネーブから太極拳の稽古にやってきた人

木曜日はストレッチ&太極拳の日。 17時30分の終業チャイムが鳴ったら即地元に向かう。 駅そばのうどん屋「ファミリー」で腹ごしらえすると 19時の稽古に間に合うかどうか。 隔週でN先生が来る日と Mリーダーの元、自主練習の日がある。 きょうは自主練習の…

報道危機の時代、ピュリツァー賞2017

スクラップブックから。 朝日新聞2017年4月12日朝刊。 10日、アメリカ・コロンビア大学で 今年のピュリツァー賞が発表された。 受賞リストを眺めてみる。 この報道がなければ闇に葬られた真実を 僕たちに伝えようとするジャーナリストがいることにホッとする…

土壌を豊かにして、根を深く張らせたい

4月末から5月始めの大型連休明けに 海外から20名近い仲間がやってきます。 そのための準備を毎日続けています。 後半二日間は20代の若者20名を選抜して ワークショップを実施します。 手弁当で数人の同僚と始めて5回目。 応援してくれる上司たちがいて、 予…

「人間が考えない場所」を提示する

スクラップブックから。 讀賣新聞2017年4月7日朝刊。 読売ICTフォーラム2017基調講演。 将棋棋士・羽生善治の言葉。 人間は連続性や規則性によって記憶し、理解する。 AIにそういう面は基本的になく、 1手進んだら、それまでの過去はなかったかのように判断…

近所の桜を愛でる帰り道

大岡信の詩「地名論」全文を読もうと 近所のK図書館に行く。 池澤夏樹個人編集「日本文学全集」にその詩は掲載されていた。 池澤自身が選んだ一篇だ。 近現代詩歌 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集29)作者: 池澤夏樹,穂村弘,小澤實出版社/メーカー: 河出書房…

一日一度は外の空気に触れたい

まだ少し肌寒いかなと思ったが、 「椿」で昼食後、テーブル、椅子が置かれた広場に行ってみた。 5月から11月くらいまで、 よほど寒いか、大雨でない限り、 昼休みはこの場所で本を読むのが好きだ。 47階建ての、窓の開かない密閉空間のオフィスビルで働いて…

大岡信「地名論」(1968)

きのうのスクラップブックから。 讀賣新聞2017年4月6日朝刊。 詩人、評論家の大岡信が亡くなった。 編集委員・尾崎真理子が 追悼記事で大岡の代表作を取り上げている。 引用する。 地名論(抜粋) 水道管はうたえよ お茶の水は流れて 鵠沼(くげぬま)に溜り…

こうの史代『この世界の片隅に』(全3巻、2008-09)

ブームが一段落したのを見計らって手にしてみた。 どこにでもありそうな普通の暮らしに 戦争がどんな影を落とすか、しみじみ伝わってきた。 こうの史代『この世界の片隅に』(全3巻、2008-09)を読む。 この世界の片隅に 上 (アクションコミックス)作者: こ…

天ぷら定期券、使ってみました

会社からの帰り道。 通勤定期で乗り換えS駅で途中下車。 もう一枚の定期券で覗いてきました。 そう、讃岐うどん屋「はなまる」の 春の天ぷら定期券です。 かけ小(130円)、かき揚げ(140円)を注文し、 レジで定期券を提示すると天ぷら無料で130円のお会計…

人が動く4月

今夜は会社の夜部会。 組織変更があり、僕を含め数人が新設の部に異動し、 インドから帰任した同僚SさんがこれまでのN部長と交代。新ライン部長に昇格。 4月は会社員が一斉に動く月なのだ。 同居人は月一回の東京コピーライターズクラブの オープンハウスに…

桜の季節に友、遠方より来たる

本日、年休。 出張中2日予定していた休日出勤が1日で済んだので 代休が年休に化けたのだ。 モナコからやってきた20年来の友人Sさん、同居人と 晩ごはんを食べる約束をしている。 Sさんがご主人Bさんと前回日本に遊びに来たのは 2011年3月11日。 東日本大震災…

普段通りに、リハビリ週末

4ヶ月半ぶり9日間の海外出張(タイ)を終えて リハビリ週末です。 と言っても特別なことをする訳でなく 掃除、洗濯、買い出し、料理、猫とトリの世話…… 残った時間で読書、勉強、 近所のK図書館で新聞閲覧(毎日日曜版「今週の本棚」が楽しみ!)…… 普段通り…

就寝時「ひとり一匹制」

我が家は就寝時「ひとり一匹制」です。 同居人に胡留さん、僕に大王、 それぞれ添い寝サービス。 いまの季節は、胡留さんは同居人の布団の足元で寝て、 大王は僕の布団にもぐってきます。 (朝晩は冷え込むことがありますもんね) (左:胡留さん 右:大王)…