きょうのスクラップブックから。
2017年4月14日朝日新聞朝刊。
首都圏周辺私立大に
16年春入学した学生対象の調査。
(東京地区私立大学教職員組合連合発表。
16大学・短大の新入生保護者から4890件回収)
以下一部引用する。
自宅外通学者の場合、
大学への納付金や仕送りなどで
入学の年にかかるお金は293万円。
家賃の平均は月6万2千円で、仕送り額の7割を占めた。
残る生活費は1日あたり790円となり、
ピークだった1990年(2460円)の3割ほどになる。
(中略)
食費を浮かせるため、
バイト先のコンビニに残った弁当で
食事をすませがちになる学生もいるという。
僕も14年11月に定年退職後シニア社員になり
「猫の目家計簿」を駆使して日々やりくりしている。
それにしても一日あたりの生活費790円では厳しい。
学生たちはアルバイトしなければ
この生活費ではとてもやっていけないだろう。
大学・短大に籍を置きながら、
時給800〜900円程度の労働力として
重宝されているのが現実か。
いまの時代に毎月8万5700円仕送りする
親の苦労も忍ばれる。