2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

彼の妻だった女優の顔を、記憶に甦らすことができない(蓮實重彦)

クリッピングから 筑摩書房PR誌「ちくま」2022年5月号(No.614)<些事にこだわり> 7 アカデミー賞という田舎者たちの年中行事に つき合うことは、いい加減にやめようではないか蓮實重彦 (はすみ しげひこ 文芸評論家/映画評論家) (表紙絵 ヒグチユウコ…

佐藤優評:岡本行夫『危機の外交 岡本行夫自伝』(新潮社、2022)

クリッピングから 新潮社PR誌「波」2022年5月号 岡本行夫氏が死の瞬間まで努力していたこと 岡本行夫『危機の外交 岡本行夫自伝』 佐藤優 危機の外交 岡本行夫自伝作者:岡本行夫新潮社Amazon 「あとがきにかえて」で 澤藤美子氏(岡本アソシエイツ ゼネラル…

浅草雷門・亀十のどら焼き

お向かいのY夫人から 浅草雷門・亀十のどら焼きをいただきました。 同居人は甘い物を食べないことをY夫人はご存知で、 甘辛両刀の僕にとくださったのです。 ドカンと存在感のあるどら焼き。 Eテレのスイーツづくり番組 「グレーテルのかまど」を見ながら食べ…

老年老いやすく、学まったくなり難し

僕が勉強部屋に籠もっていると、 必ず様子を見に来るのが大王です。 いやぁ〜、わざわざそこで寝なくても。 「老年老いやすく、学まったくなり難し」 と僕はつぶやくのみ。

ヨシタケシンスケ展かもしれない(世田谷文学館)

世田谷文学館で開催中の 「ヨシタケシンスケ展かもしれない」、 覗いてきました。 子どもはもちろん、大人も楽しいよ。 7月3日まで。

「アブソルートウォッカ」1,080円の謎

駅前のスーパーS。 ここの洋酒売り場の棚には謎があります。 「たちのみ大王」常備酒のひとつ、 スウェーデンウォッカ「アブソルートウォッカ」。 通常は写真の通り、税抜き1,315円(税込1,447円)。 値引きのローテーションが回ってくると、 税抜き1,080円…

春のキャベツをさはさは刻む(安田渓子)

クリッピングから 讀賣新聞2022年4月18日朝刊 読売歌壇(俵万智選) 今週の好きな3首、抜き書きします。 スニーカーのようなデザインタンカーが 青い沖合進んで行くよ 横須賀市 髙野桜子 【評】爽やかなストライプだろうか。 船を履く巨人を幻視させるダイナ…

一輪ほどの温かさ

同居人に頼まれ、隣近所のお三方(すべて女性)に 銀座ウエストのお菓子をお届けしてきました。 コロナ禍でみなさん遠出が難しいでしょうから、 と同居人は言います。 僕は「大王宅急便」と称して、 その「気持ち」をお届けする係です。 きょうはお隣のNさん…

パリで一番小さなキッチンをセールスポイントに(レイチェル・クー)

クリッピングから NHKテキスト「ラジオビジネス英語」2022年4月号 4月のSmall Talk(講師:柴田真一) NHKラジオ ラジオビジネス英語 2022年 4月号 [雑誌] (NHKテキスト)NHK出版Amazon 金曜日のインタビューは、 世界的に有名な料理人でフードライタ…

ウクライナ 別の視点(山田孝男)

クリッピングから 毎日新聞2022年4月18日朝刊 「風知草」特別編集委員 山田孝男 ウクライナ 別の視点 中国研究の論客、遠藤誉の最新刊 「ウクライナ戦争における中国の対ロシア戦略」(PHP新書)の帯に こう書いてある。 「ウクライナは本来、中立を目指して…

その人に私が死なれる(鷲田清一)

クリッピングから 朝日新聞2022年4月16日朝刊 折々のことば(鷲田清一)2351 老いることは、 自分の付き合っている他人が死ぬことなんです。 他人の死を見送ることです。 鶴見俊輔 大切な人、親しい誰かの死は、私がその人を亡くすこと、 いいかえると私が自…

昼も夜も、たけのこ祭り弁当

同居人の昼弁当は おむすび、出汁巻きが定番になってきました。 本日は竹の子ごはんのおむすび、蕗味噌入り。 ついでに自分の分も握ってランチにすることに。 晩の夜食弁当。 たけのこごはん。焼鮭。たけのこ煮。 竹輪。芹おかか和え。蕗味噌。 京都大原野の…

言葉は世界をのぞく窓(ぼんさん)

クリッピングから NHKテキスト<ラジオ>「まいにちロシア語」2022年5月号 読者投稿欄「うたごえ」 NHKラジオ まいにちロシア語 2022年 5月号 [雑誌] (NHKテキスト)NHK出版Amazon 言葉は世界をのぞく窓 ロシア語を学ぶ皆さん、Здравствуйте! テレビ…

阿佐ヶ谷姉妹『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』(幻冬舎文庫、2020)

阿佐ヶ谷姉妹の江里子さん、美穂さんのサイン入り文庫本が 「大竹まことのゴールデンラジオ!」番組プレゼントで当選! 阿佐ヶ谷姉妹『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』 (幻冬舎文庫、2020/単行本:幻冬舎、2018)を読む。 阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふ…

背中が草間彌生みたいになってるよ!

クリッピングから 朝日新聞2022年4月16日朝刊別刷be 読者投稿欄「いわせてもらお」 ◉無限の水玉 娘に磁気ばんそうこうを貼ってもらった。 痛みのあるところに貼っていったら、 気付くと10枚以上に。 貼り終わった娘が一言。 「背中が草間彌生みたいになって…

宿題が間に合わないのか、勉強好きなのか

S図書館に寄った後に 駅のホームで見かけた光景。 小学生男子が座席二つを使って 勉強に取り組んでいました。 宿題が間に合わないのか。 はたまた勉強好きなのか。 なんだか全身からオーラが出ていて、 思わず応援したくなりました。

魚久さんの「お休み予定」

惣菜も弁当も旨い近所の魚久さん。 4月5月の「お休み予定」が貼られました。 なんとなく文字が弾んで見えるのは ゴールデンウィークが待っているからかな。 普段は店があって忙しいですもんね。 休むときはしっかり休んで 旨いものを、お手頃値段でまた食べ…

阿佐ヶ谷アパートメント(全12話)(NHK総合、月23:00-23:30)

クリッピングから 讀賣新聞2022年4月4日朝刊 テレビ欄コラム「試写室」 <新> 阿佐ヶ谷アパートメント(NHK=後 11.00) 本作で目を引くのは、セットの概念を超えて、 室内が見える2階建てアパート=写真=を スタジオ内に立てたことだろう。 進行役となる大…

あれ !? 特に何も起きず(中川いさみ)

クリッピングから 朝日新聞2022年4月9日朝刊別刷be 中川いさみ「コロコロ毛玉日記」73 中川家に預けられているフレンチブルのブンタ。 ケダマ、クーちゃんとの接触を怖れる筆者。 今週の展開は……?

したいことと させられていることの区別が つかなくなる(鷲田清一)

クリッピングから 朝日新聞2022年4月9日朝刊 折々のことば(鷲田清一)2345 忙中閑あり ことわざ しないでいいことばかりさせられて忙しいのは 御免(ごめん)だが、 したいこと、すべきことがまったくないのも辛(つら)い。 「忙」がもし心を亡くしている…

あんた そっからが長いぞね(市場のおばさん)

西原理恵子『りえさん手帖3 キラキラしてない編』 (毎日新聞出版、2021)を読む。 描き下ろし「キラキラしてない②」から ネームを抜き書きする。 35年も漫画描いてられて 幸せな漫画人生だったなあ ありがとうございます 描いてるだけで楽しくて あっという…

ヤマシャクヤクが咲きました

同居人の庭でヤマシャクヤクが咲きました。 きょうは都心で23℃まで気温が上がる予報だったので、 「いまだっ!」とタイミングを見計らったに違いありません。 同居人、なぜか浮かぬ顔です。 「せっかく一年世話してきたのに、 パッと一斉に咲いて、パッと一…

緩やかなご近所ネットワーク

斜め向かいのK夫人より、 春キャベツとのらぼう菜のお裾分けがありました。 K夫人、お向かいのY夫人、我が家の同居人とは 緩やかなネットワークが成立しています。 物々交換のように食物、植物が時折移動しています。 のらぼう菜はすぐに湯がいて副菜用に。 …

ホタルイカ(酢味噌和え)とアスパラのペペロンチーノ

手早く作れて身になるものはできないかな、 と冷蔵庫を覗いて考えました。 ホタルイカ(酢味噌和え)とアスパラのペペロンチーノ。 小さなポテトサラダ添え。 ベースにはキューピーあえるパスタソース 燻製ベーコンのペペロンチーノを使いました。 ニースあ…

アレクサンドル・カザコフ/佐藤優監訳・原口房枝訳『ウラジーミル・プーチンの大戦略』(東京堂出版、2021)

本書はロシアで2020年に出版され、 日本語訳初版が2021年8月に発売された。 アレクサンドル・カザコフ/佐藤優監訳・原口房枝訳 『ウラジーミル・プーチンの大戦略』(東京堂出版、2021)を読む。 ウラジーミル・プーチンの大戦略作者:アレクサンドル・カザ…

佐久間文子評:津野海太郎『かれが最後に書いた本』(新潮社、2022)

クリッピングから 新潮社「波」2022年4月号 かなしみと、不思議なおかしみ 津野海太郎『かれが最後に書いた本』 佐久間文子 (新潮社ホームページより) かれが最後に書いた本作者:津野 海太郎新潮社Amazon 『かれが最後に書いた本』は、 読売文学賞を受賞し…

ピアノをクレーンで運び出す?

「ピアノクレーン」の文字が目に入りました。 お、2階からピアノを運び出す様子が見られるかな、 と買い物帰りの自転車を脇に止めました。 現れたのはピアノではなく、ベッド。 残念。 もう少し待ってたら、ピアノが出てきたのかな。 僕の他にも野次馬カップ…

文末にピリオド書くこと教わって(古田つむぎ)

クリッピングから 讀賣新聞2022年3月28日朝刊 読売歌壇(俵万智選) 今週好きだった歌3首、抜き書きします。 文末にピリオド書くこと教わって 四月のノートにそれぞれの種 ふじみ野市 古田つむぎ 【評】初めての英語の授業。 そういえば、日本語の句点とは異…

駐輪場リニューアル工事、完了

駅前のスーパー裏にある駐輪場。 11日間に渡ってリニューアルの工事でした。 前日18時から使えるようでしたが、 告知が行き渡ってなかったのかな。 この時間帯に利用しているのは僕一人。 初めてのことでした。 普段はほぼ満車に近い状態になります。

暮らしの中の花見のひととき

ソメイヨシノが咲く時期は 近所で何ヶ所か目を付けておいた木々を眺めます。 買い物に行くついで、 コインランドリーで乾燥している合間。 暮らしの中の花見のひとときが 僕は大好きです。