2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

楽浪(ささなみ)さん、豆のサヤのベッドで睡る

6月半ばに福島・浪江町から引き取った楽浪(ささなみ)さん。 人間と暮らしたことがなかった猫なので 猫一倍警戒心が強かったのです。 我が家で3ヶ月半過ごして、少しは安心したんでしょうか。 ケージから出てきて家庭内散歩を試み、 同居人が購入した猫ベッ…

金曜ランチは「椿」で

金曜日のランチは少し足を伸ばして、 少し予算を増やして、S駅駅ビル地下にやってきます。 魚料理が美味しい和食の店「椿」です。 ランチは6種類。 本日のラインナップは、 さんま、ぶり、さば、あこう鯛、カラスかれい、鰹。 料理法も塩焼、幽庵焼、粕漬、…

愛すればこその諫言(かんげん)でしょうか(池上彰)

朝日新聞、毎月最終金曜日朝刊は この連載を楽しみにしています。 「池上彰の新聞ななめ読み」 さて、池上さんが今月どのテーマを取り上げるのか、 興味津々です。 安倍首相の自民総裁3選 政治部長はどう見た? 自民党の総裁選挙で 安倍晋三首相が連続3選を…

村上春樹に英訳で出会った二人

スクラップブックから 朝日新聞2018年9月26日夕刊 英訳の村上作品が開いた扉 日本文学を海外の読者へ届ける、 橋渡し役の著者による本が相次いだ。 2人には、村上春樹作品と 英訳で出会ったという共通点がある。 日本文学者 マイケル・エメリックさん (カリ…

バアさんにとって日々の童話なのです(諏訪八枝子)

スクラップブックから 朝日新聞2018年9月26日朝刊 読者投稿欄「ひととき」 手を振り続けよう 静岡県三島市 諏訪八枝子 主婦 94歳 道路を隔て、駐車場を隔てた先に立つ マンションの2階のベランダから、今朝も手を振るSさん。 私も台所の窓から手を振って応え…

「セカイメガネ」、連載72回になりました

2014年から業界誌『電通報』で連載中のコラム「セカイメガネ」。 現在は『ウェブ電通報』に舞台を移しましたが、 読者、編集者諸氏の応援があって 三ヶ月分ストックが溜まると、紙版一頁を使って特集を組んでくれます。 9月号はメルボルンChris、台北Sean、…

櫻井順・古川タク「ヒトコト劇場」、寺山修司賞受賞!

作曲家の櫻井順さんがアニメーター古川タクさんと組んで 2012年から『週刊てりとりぃ』で発表してきた作品 「ヒトコト劇場」100篇余りを一本にまとめ、英文テロップを付けた。 イメージ・フォーラム・フェスティバル2018で寺山修司賞を受賞。 国内、アジア各…

エリック・ホブズボーム『20世紀の歴史』(ちくま学芸文庫、2018)

ニューヨークのニュースクール・フォー・ソーシャルリサーチで 講義を聴けた大学院生たちはなんと幸運だったのだろうと思う。 その講義の集大成が新訳で帰ってきた。 エリック・ホブズボーム『20世紀の歴史—両極端の時代』 上下二巻(ちくま学芸文庫、2018)…

店主代行不在の大浪(だいなみ)バー

雨の合間を見計らってコインランドリーに出掛ける。 T氏ご夫妻が経営していたM湯に隣接している。 銭湯は跡取りがいなかったのか、閉鎖されたままだ。 洗濯機を二台回しつつ、K図書館に本を返しにいく。 20世紀の歴史 下 (ちくま学芸文庫)作者: エリックホブ…

テレビドラマ『Person of Interest』を見ている

6月から月1回、勤務先で試験的に導入されている インプットホリデー4回目。 時間の使い方を見直し、日頃の業務に活かすのが狙いだ。 さよなら未来――エディターズ・クロニクル 2010-2017作者: 若林恵出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2018/04/20メディア: 単…

膝に来る笑はぬ猫と夜長かな(加納輝美)

スクラップブックから 讀賣新聞2018年9月20日朝刊 四季 長谷川櫂 膝に来る笑はぬ猫と夜長かな 加納輝美(かのうてるみ) 犬は笑う。 いや笑っているような顔の犬がいる。 しかし猫は笑わない。 いや笑っているような顔の猫は あまり見た覚えがない。 これだ…

青木美希『地図から消される街』(講談社現代新書、2018)

スクラップブックから 朝日新聞2018年9月19日朝刊 貧困ジャーナリズム大賞 本社 青木記者に 貧困問題の解消に取り組む反貧困ネットワークは18日、 朝日新聞の青木美希記者の「地図から消される街」 (講談社現代新書)など3件を 「貧困ジャーナリズム大賞」…

新潮社出版部文芸・リツイート作戦を支持する

スクラップブックから 朝日新聞2018年9月18日朝刊 杉田論文「そんなにおかしいか」 新潮45が掲載 自民党の杉田水脈(みお)衆院議員が 同性カップルを念頭に「生産性がない」などと主張した問題で、 寄稿を掲載した月刊誌「新潮45」が 「そんなにおかしいか…

ヨゼフ・ルクル・フロマートカ『宗教改革から明日へ』(平凡社、2017)

同志社講座2018「宗教改革とは何か?」(佐藤優講師) の教科書に指定された。 今年もなかなか手強い。 三回通読しないと腹落ちしないだろうな。 ヨゼフ・ルクル・フロマートカ/平野清美訳、佐藤優監訳 『宗教改革から明日へ—近代・民族の誕生とプロテスタ…

松岡正剛『千夜千冊』(求龍堂、2006)

いまは平均して週に2回は図書館に行く。 都内3区にそれぞれ行きつけがあって(区によって得意分野が異なる)、 年間200〜250冊くらいは借りてくる。 僕の読書ペースでは 精読するのは一年でせいぜい50冊が限度。 図書館で借りて、これは身近に置いておこうと…

響ほど暴力は振るわないかな(平手友梨奈)

スクラップブックから 朝日新聞2018年9月14日夕刊 「響—HIBIKI—」に主演 平手友梨奈 自分に正直な生き様を 紅白歌合戦にも出た人気グループ 「欅坂(けやきざか)46」の不動のセンターと評される。 なのに終始アイドルらしからぬオーラで取材の場を支配した…

だめだ。クリントン大統領に聞け(小渕恵三)

スクラップブックから 朝日新聞2018年9月13日夕刊 「平成とは—取材メモから」(第29回) 20世紀のうちに(7) 「だめだ。大統領に聞け」 日米関係を取材していると、 時の首相が、「米国の意向」を説く役人に対して 「米国の誰だ」と切り返す話を時折聞く。 …

人の死を悼む時間をメディアは許さない(谷川俊太郎)

スクラップブックから 朝日新聞2018年9月12日朝刊 語る—人生の贈りもの— 死んだらすぐ取材 気に入らない 詩人 谷川俊太郎 (第13回) 《2017年にはもう一人の親友、 詩人の大岡信さんが死去した》 (略) 《亡くなったときは大岡さんと向き合いたいと メディ…

かけ小3杯、天ぷら4ヶで500円也@はなまる

今週9月10日月曜日から、 はなまる「秋の天ぷら定期券」が使えるようになりました。 僕も帰宅途中のターミナルS駅で降りて、 かけ小(130円)、ヘルシーかき揚げ(140円)を注文。 300円で購入した定期券をレジで見せると、 天ぷらが無料になって、会計は130…

『60歳からも犬や猫と幸せにくらす本』(評:宮部みゆき)

スクラップブックから 讀賣新聞2018年9月9日朝刊・書評欄 犬と猫とシニアのくらしを考える会 『60歳からも犬や猫と幸せにくらす本』 評・宮部みゆき(作家) 60歳からも犬や猫と幸せにくらす本作者: 犬と猫とシニアのくらしを考える会,ねこまき(ミューズワー…

大坂なおみ選手、テニス全米オープン優勝!

スクラップブックから 朝日新聞2018年9月9日夕刊 大坂 日本勢初V 4大大会 全米 セリーナ破る 表彰式は殺気立つブーイングで幕を開けた。 (略) 判定に異を唱える観客による愚行だった。 「もう、ブーイングはやめて」。 セリーナが客席に呼びかけた。 続い…

諸橋轍次/鎌田正・米山虎太郎『大漢和辞典デジタル版』(大修館書店、2018)

これは凄い仕事だな。 そもそもの辞典を作った人も デジタル版を完成させた人たちも。 大修館書店創業100周年記念企画 2018年11月28日発売 諸橋轍次 [著] 鎌田正・米山虎太郎 [修訂増補] 『大漢和辞典デジタル版』 構想から70年余りの歳月をかけて2000年に完…

♫ しあわせはぁ〜 あるいてこない だから あるいていくんだよ

土曜日。 コインランドリーに一週間分の洗濯物を入れる。 小型洗濯機を3台同時に回す。 あんまり暑かったので グリコジャイアントコーンを100円ローソンで買って K図書館併設児童館ベンチで一休み。 小学生くらいの子どもたちが、 館員もしくはボランティア…

天国には行けないんですもの(岸井慶子)

スクラップブックから 朝日新聞2018年9月5日朝刊 読者投稿欄「ひととき」 会いたいです 東京都練馬区 岸井慶子(教員、69歳) 二度目の単身赴任ですね。 もう慣れましたか? たまには顔を見せてください。 子どもたちも、猫のジョリーも、 きっと会いたがっ…

大王夜食弁当、三連投でした

今週は月火水と同居人の帰宅が遅かったので 大王夜食弁当三連投でした。 (大王食堂、平日は夜食のみの営業です) (自分の弁当を一緒に作ることもあります) 心がけているルールはこんな感じです。 1. 同居人が作った常備菜をフル活用 2. 緑黄野菜、根菜類…

浜離宮庭園で虎シマ猫に出会った

この日、都内の最高気温は32℃まで上がったのだが、 気分転換に浜離宮庭園で昼ごはんにしてみる。 コーチャル・デリ「まごはやさしいこ弁当」(670円)、 具沢山味噌汁(200円)をぶら下げて入園。 (ま=まめ、ご=ごま、は=わかめ、や=やさい、 さ=さか…

池上彰・佐藤優『知らなきゃよかった』(文春新書、2018)

佐藤さんが突っ込むと、池上さんが受ける。 抽象論でなく、事実でやりとりするから話の信頼性が増す。 この二人の頭脳にはどれほどの情報が入っていて、 どれほどの速度で日々更新されているのかしらね。 池上彰・佐藤優『知らなきゃよかった—予測不能時代の…

戦争勃発の危険をはらむ中東の三日月地帯

スクラップブックから 朝日新聞グローブ 2018年9月2日号 「中東の新しい地図」 激しく動く中東について 知識を更新するのに役立つ、力の入った特集だ。 浮かび上がる「イランの弧」 三日月地帯 特派員をしていたドバイから4年前に帰国した私は、 最近の中東…

名店「珈穂音」はなぜ54年の歴史に幕を閉じたか

スクラップブックから 「ベルク通信」VOL.292(2018年8月1日発行) 新宿のビア&カフェの名店 BERG(ベルク)の機関紙。 店内で配布。サイトでも閲覧できる。 店長の巻頭コラムから引用する。 「珈穂音(カポネ)」こそ文化遺産に (略) 先月、紀伊國屋書店…

公取委の独立性、大丈夫?(池上彰)

毎月最終金曜日の朝日朝刊は このコラムが見逃せません。 スクラップブックから 朝日新聞2018年8月31日朝刊 池上彰の新聞ななめ読み 地銀の経営統合承認 公取委の独立性 大丈夫? 今月24日、ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)と 一八銀行の経営統合を公…