膝に来る笑はぬ猫と夜長かな(加納輝美)


スクラップブックから
讀賣新聞2018年9月20日朝刊
四季 長谷川櫂



      膝に来る笑はぬ猫と夜長かな 


         加納輝美(かのうてるみ)


   犬は笑う。
   いや笑っているような顔の犬がいる。
   しかし猫は笑わない。
   いや笑っているような顔の猫は
   あまり見た覚えがない。
   これだけでも犬と猫の性格の相違がわかるというもの。
   いっしょに暮らす人の性格の違いも。
   句集『青嶺(あおね)』から。


確かに我が家の大王も、楽浪さんも笑いませんね。
いや、大王はニンマリしてる感じのときが確かあったぞ。
下の写真をご覧ください。
みなさんの判断はいかがでしょう?