2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

サッカーを今治の目玉にしたい(岡田武史)

スクラップブックから 讀賣新聞2018年8月31日朝刊 「守破離」自由への道 サッカー元日本代表監督 岡田武史さん(62) (撮影:鈴木竜三) 西野朗さん(今大会の監督)を 「運がいい」と言う人がいますが、違う。 確かにドイツやスペインなど世界最高峰のリー…

村上春樹『象の消滅—短篇選集1980-1991』(新潮社、2015)

表題作含む8篇は既読だった。 収録された全17篇のうち、残り9篇が未読だ。 仕事を終え、家に帰り、 二匹の猫(大王、楽浪)の世話を済ませて、本を開く。 村上春樹『象の消滅—村上春樹短篇選集 1980-1991』 (新潮社、2015)を読む。 編集者ゲイリー・L・フ…

野党各党の協力が、沖縄知事選勝利の方程式か

スクラップブックから 朝日新聞2018年8月29日朝刊 玉城氏、きょう立候補表明 沖縄知事選 野党に協力要請 玉城氏は自由党の小沢一郎代表と一緒に、 立憲民主党の枝野幸男代表、 国民民主党の大塚耕平共同代表、 共産党の志位和夫委員長、 社民党の又市征治党…

水俣がエチオピアの現在につながる(松村圭一郎)

スクラップブックから 朝日新聞2018年8月28日朝刊 松村圭一郎のフィールド手帳 エチオピアと水俣 つなぐ線 今春、岡山の本屋で 石牟礼道子の『苦界浄土』を読む会をはじめた。 いまこの作品に向き合うべきだという直感があった。 先日、帰省の折にはじめて水…

秋の天ぷら定期券、発売初日に入手!

待ってました! はなまる秋の天ぷら定期券。 いまや一般誌紙にもニュースが掲載されるほどの ヒット企画になりました。 今回は別資本グループのガストも仲間に引き入れ 「3社合同定期券」。 一枚300円です。 はなまるでうどん一杯につき天ぷら(もしくは唐揚…

大王夏やせ疑惑

大王が夏やせ疑惑だったので 昨日、久しぶりに主治医O先生に元で血液検査と体重測定。 6月に検査したときと比較したのが以下の数値。 体重: 4.22kg → 4.32 BUN: 29mg/dl → 31 Cre: 2.2mg/dl → 2.6 GOT: 13 IU/L → 18 GPT: 45 IU/L → 85 腎機能を見るのがBUN…

水茄子スパゲティ、作ってみました

ともに役者のUさん、Nさんご夫婦から 水茄子ぬか漬けが届きました。 今日明日はさっぱりサラダ感覚で食べられます、 と説明書にあります。 一計を案じ、たっぷりめのバターで軽く炒め、 水茄子スパゲティを作ってみました。 いけましたねぇ〜。 週末ランチに…

村上春樹『女のいない男たち』(文藝春秋、2014)

どうしてこういう表題で連作を書き始めたのか、 「文藝春秋」初出時に読んでいたとき、不思議に思っていた。 村上にしてはあまりに平凡に思えたのだ。 村上春樹『女のいない男たち』(文藝春秋、2014)を読む。 女のいない男たち作者: 村上春樹出版社/メーカ…

タダのランチ、お金を払うのは誰?

スクラップブックから 朝日新聞2018年8月22日朝刊 携帯料金 菅氏「4割下げる余地」 菅義偉官房長官は21日、札幌市内で講演し、 携帯電話の料金について 「4割程度下げる余地があるのではないかと思う」 と述べ、料金の引き下げに取り組む考えを示した。 23日…

あとは野となれ、山となれ(三上敏子義母)

スクラップブックから 朝日新聞2018年8月22日朝刊 読者投稿欄「ひととき」 義母の言葉を胸に 東京都練馬区 三上敏子 主婦 71歳 私は近ごろ、義母のことを 懐かしく思い出している。 昨年12月に104歳で旅立った。 義母は私が相談すると 「明日は明日の風が吹…

しょうたろう、わらうんだ(鈴鹿将太郎)

スクラップブックから 朝日新聞2018年8月20日朝刊 こどもの詩 わらう 鈴鹿将太郎 みんな しょうたろうがわらってると わらうんだ みんなが わらってるほうがいいから しょうたろう わらうんだ (茨城県坂東市・ 認定こども園ひまわり年中) 将太郎くんのまわ…

村上春樹『めくらやなぎと眠る女』(新潮社、2009)

仕事を終えて帰宅してピアノジャズに耳を傾けながら 一日一篇ずつゆっくり読んでいく。 村上春樹『めくらやなぎと眠る女』(新潮社、2009)を読む。 (日本版の読者に)から引用する。 めくらやなぎと眠る女作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 20…

猫たちと暮らす幸せを(スルメみたいに)噛みしめる

週末は土曜日はコインランドリーで洗濯、 日曜日は分担の掃除。 後は同居人と二人分の賄い飯を作って、 本を読んで、二匹の猫たち(大王、楽浪)と遊んでいる。 6月に福島・浪江町のボランティアから引き取って以来 ケージ暮らしが続く楽浪さんを そろそろタ…

神宮観戦ツアー18に招待された

年に一度、秘湯会副会長が「接待」と称して 同居人と僕を神宮球場ツアーに招待してくれる。 副会長は筋金入りのヤクルトファンで ファンクラブには無論入っているし、 試合結果でいつも一喜一憂している。 球場での生ビール一杯、 副会長と夫人謹製観戦弁当…

椿も、木村青果も、夏の働き方改革

さて、金曜日。 前週夏休みで秘湯会ツアーに出掛けたので 一週間フルタイム(35時間)で働くと、 ずいぶん働いた感があります。 本日は普段行く社員食堂を後に、S駅まで足を伸ばします。 駅ビル地下1階和食「椿」を覗きます。 ああ、やっぱりね。 市場が休み…

木曜日の、月見湯温泉

会社で事務スタッフのKさんが 行き先表示のホワイトボードに記入した後、 つぶやきました。 「ああ、毎日、おんなじことの繰り返しでヤになっちゃう…」 Kさんは頭の回転が速く快活でおしゃべりで、 同僚のみなさんからも親しまれています。 今週はお盆休みで…

視点を変え、一瞬を捕まえる

スクラップブックから 朝日新聞2018年8月15日夕刊 一瞬にかける 100回を迎えた夏の高校野球。 最後まで勝利を目指して、熱戦が続く。 球児のひたむきな全力プレーにレンズが迫った。 大会第1日(5日) 済美—中央学院 四回表済美2死一、三塁、一塁走者の二盗…

佐藤優『佐藤優の集中講義 民族問題』(文春新書、2017/再読)

佐藤優『佐藤優の集中講義 民族問題』 (文春新書、2017)を再読する。 佐藤優の集中講義 民族問題 (文春新書)作者: 佐藤優出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2017/10/20メディア: 新書この商品を含むブログ (5件) を見る 「あとがき」から引用する。 本書は…

ウチナンチューは誰を新県知事に選ぶか

スクラップブックから 朝日新聞2018年8月12日朝刊 辺野古反対 静かな怒り 追悼込めた県民大会「知事の遺志継ぐ」 時折激しい雨が降る中、 多くの人が会場を埋めた。 11日にあった米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の 名護市辺野古への移転に反対する県民大…

菅野仁『友だち幻想』(ちくまプリマー新書、2008)

通勤で使っている私鉄K線の額面広告で見かけて なんとなく気になっていた。 腰巻きにはこうある。 9年前に書かれた本がいま話題に 朝日新聞2017.6.6「文化・文芸」で紹介 大反響 友だち幻想 (ちくまプリマー新書)作者: 菅野仁出版社/メーカー: 筑摩書房発売…

民族とナショナリズムを復習している

アントニー・D・スミス『ナショナリズムとは何か』(2018)を契機に、 スミスの他の著作を読み始めた。 邦訳のある『20世紀のナショナリズム』(1995)、 『ネイションとエスニシティ —歴史社会学的考察』(1999)の2冊だ。 20世紀のナショナリズム作者: ア…

S図書館に向かう金曜日

今週は秘湯会・奈良田温泉ツアーと年休で 金曜日一日だけ出社だった。 業界誌に連載しているコラム「セカイメガネ」。 新着原稿を読んで執筆者にフィードバックしたり、 秋以降の執筆候補者たちに依頼したり、 9月号特集頁の校正で一日が過ぎてしまった。 コ…

村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』(2013)

ベストセラーにも自分の読み頃というものがあるようだ。 僕にとってはいまがタイミングだった。 村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』 (文藝春秋、2013)を読む。 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年作者: 村上春樹出版社/メーカー…

白根館の朝ごはん、晩ごはん

白根館の朝ごはんが好きだ。 宿の隠れた実力は 朝ごはんに出ると思っている。 第二日(写真上): キビごはん。味噌汁。ヤマメ干物。茹で卵サラダ。卵焼き。 切り干し大根。おろし山芋。焼き海苔。漬け物(胡瓜、茄子)。 小梅。荏胡麻ふりかけ。 (自家製の…

西山温泉、湯島の露天につかる

今回の秘湯会遠征は白根館に連泊している。 二日目はちょっとだけ遠足に出掛ける。 (頭や身体を洗う場所もすべて源泉掛け流し) 早川町町営湯島の湯(西山温泉)、大人550円。 (地元在住者は確か250円だった) 源泉掛け流しの露天ふたつのみ。 読みさしの…

南巨摩郡・奈良田温泉に来ている

旅の資金を提供してくださった奇特な方が天国にいらして、 秘湯会副会長とふたり、奈良田温泉に来ている。 ここに来るのはもう十年ぶりくらいだろうか、 名湯で知られる白根館だ。 内湯がふたつ、露天風呂がふたつ。 男女日替わりですべての湯を堪能できる。…

村上春樹『螢・納屋を焼く・その他の短編』(新潮文庫、1987)

この頃、村上春樹の短編に強く惹かれるようになった。 どこに向かうか予測がつかない物語展開と 謎を解ききらない余韻がなんとも心地いい。 村上春樹『螢・納屋を焼く・その他の短編』 (新潮社、1984/1987文庫)を読む。 螢・納屋を焼く・その他の短編 (新潮…

アントニー・D・スミス『ナショナリズムとは何か』(筑摩書房、2018)

こうした渋めの著作をきっちり出版してくれるのが ちくま学芸文庫のいいところだ。 前々回の金曜日・紀伊國屋書店ツアーで見つけた一冊。 アントニー・D・スミス/庄司信訳 『ナショナリズムとは何か』(原著2010/ちくま学芸文庫2018)を読む。 ナショナリ…

平松洋子さんの「塩卵」

スクラップブックから 週刊文春2018年8月9日号 平松洋子「この味」 塩卵で先回り 残りそうだなと思ったら、 先回りしてスカッとしたいタチである。 とんでもなく苛烈な夏だから、 残さず、余らせず。 後手後手に回れば悲しい事態が待っているので、 ともかく…

文庫になりました! 佐藤優『いま生きる階級論』(新潮社、2018)

スクラップブックから 朝日新聞2018年8月2日朝刊 新潮文庫8月の新刊広告 お、出ました、出ました。 待ってましたよ。 佐藤優『いま生きる階級論』が ようやく文庫になりました。 宣伝文句を引用します。 労働に殺されぬ知恵を「資本論」に学べ。 札止め講座…