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朝日新聞2018年8月12日朝刊
辺野古反対 静かな怒り
追悼込めた県民大会「知事の遺志継ぐ」
時折激しい雨が降る中、
多くの人が会場を埋めた。
11日にあった米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の
名護市辺野古への移転に反対する県民大会。
直前に急逝した翁長雄志(おなが たけし)知事への
追悼ムードに包まれ、登壇者も参加者も、
辺野古移設に反対し続けた「知事の遺志を継ぐ」と口を揃えた。
(略)
あいさつに立った翁長氏の次男で
那覇市議の雄治(たけはる)さん(31)は
「父は生前『沖縄は試練の連続だが、
ウチナーンチュ(沖縄の人)が心を一つにして闘うとき、
想像するよりも大きな力になる』と何度も言っていた。
辺野古新基地建設が止められたと父に報告できるよう頑張ろう」
と呼びかけた。
(略)