せたぶん(世田谷文学館)で始まりました。
「伊藤潤二展」。
ここは作家のセレクションが面白い。
半年間の公開です。
公式サイトから引用します。
開催概要
美しくもグロテスクな世界を描き出す漫画家・伊藤潤二。
独創性あふれる作品は国内外の読者の心をゆさぶり、
全世界を熱狂の渦に巻き込んでいます。
本展は伊藤潤二初の大規模な個展として、
自筆原画やイラスト、絵画作品を展示します。
デビュー作品の『富江』をはじめ、
『うずまき』『死びとの恋わずらい』『双一』などのシリーズ漫画のほか、
『首吊り気球』などの自筆原画に加え、本展描き下ろしの新作も公開します。
また、フィギュア原型師・藤本圭紀氏による
「富江」の新作フィギュアにも注目です。
人間の本能的な恐怖心や忌避感を巧みに作品に映し出しながらも、
日常と非日常、ホラーとユーモアを自在に行き来する
伊藤の作品世界に“震える”ひと時をお楽しみください。
伊藤潤二(いとう・じゅんじ)
1963年、岐阜県中津川市生まれ。
漫画家。
歯科技工士として勤務する傍ら、
雑誌「月刊ハロウィン」に初投稿した『富江』が
「楳図賞」にて佳作を受賞しデビュー。
以来、『首吊り気球』『死びとの恋わずらい』『うずまき』ほか発表。
2019年『フランケンシュタイン』で
アイズナー賞「最優秀コミカライズ作品賞」を受賞し、
2021年『地獄星レミナ』にて「最優秀アジア作品賞」、
同作と『伊藤潤二短編集 BEST OF BEST』が
「Best Writer / Artist部門」を同時受賞、
2022年『死びとの恋わずらい』にて通算4度目の同賞受賞。
2023年、アングレーム国際漫画祭にて「特別栄誉賞」受賞。
その他、受賞多数。国内外問わず読者から絶大な支持を得ている。
9月1日まで。