2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

雪豹を飼い始める

28日に発売になったMac OS X Snow Leopard(雪豹)、 我が家ではいち早く採用しました。 処理速度は速くなっているんだけど、 MacBook自体のスピードがちと遅くなったように感じる。 ソフトウェアが重いんですかねぇ。 それとも気のせいか。 ところで我が家…

小林秀雄『モオツァルト・無常という事』

小林秀雄『モオツァルト・無常という事』を読む。 これまで小林秀雄の著作にはほとんどなじみがなかったが、 新潮新書の『人生の鍛錬 小林秀雄の言葉』を折に触れ開く。 小林秀雄の著作・講演から選り抜かれた言葉をゆっくり味わいながら、 宝の山に分け入る…

晩夏、初秋、滑川温泉

(秘湯会を宿の前で最初に出迎えてくれたコオロギ) (温泉地だけに水は豊富と思っていたが節水が肝心) (この湯に60年間通い続けた客、手塚栄助さん寄贈) (女性専用の時間があるから安心。曜日別・お風呂の時間割) (会長が初日に奮発して追加注文した…

福島飯坂・共同浴場めぐり

山形遠征二日目は副会長の発案で クルマで一時間のところにある湯の町、 福島・飯坂(いいざか)の共同浴場めぐりに出かけることにした。 無論、出発前に福島屋自慢の内風呂で一湯していく。 温泉成分が揮発する露天より内風呂につかった方が 温泉力が判断で…

秘湯会山形遠征・滑川温泉

木金とプチ夏休みを取り、秘湯会初の山形遠征に出かける。 お盆休みが終わり、ETC1,000円でもない平日を選んだので まだ8月中ではあるが、さほどの渋滞には 巻き込まれないのではないかと読んだのである。 (秘湯会の部屋から見える滝。 滝音のアルファ波と…

秋蒔き固定種、のらぼう菜に大根

野口種苗研究所から いよいよ秋蒔き固定種の種が届きました。 「のらぼう菜」と「みやま新西町大根」です。 「のらぼう菜」の来歴にはこう書いてある。 明和4年(1767年)9月、関東郡代・伊奈備前守忠宥が 天領の農民に種を配り、栽培を奨励。丈夫さから 「…

康宇政『小三治』(2009)

もう少しかかるかなと思っていた仕事がうまいこと片付いた。 急いで行けば、まだ間に合う。会社を出よう。 新宿駅C&Cでビーフカレーにコロッケ、ソフトエッグをのせて 簡単な夕食をすませる。急いでいるときは便利である。 今夜はビーフカレーが140円割引サ…

自分の意見を言う自由

国や地域によっては政治的意見を言うことを許されず、 デモに参加することで表現したり、 そのために投獄される危険も冒さなければならない。 投票の行為自体、テロなどの手段で脅迫されたり、 選挙そのものを妨害したり、無効にしようとする暴力もある。 民…

川島雄三『幕末太陽傳』(1957)

川島雄三監督、フランキー堺主演『幕末太陽傳』を観る。 小林信彦「定本 日本の喜劇人」で日本映画の傑作として 繰り返し繰り返し取り上げている作品なので いつか観たいと思っていた。 秘湯会副会長に小林信彦の本を貸したのをきっかけに 副会長が持ってい…

秋に向かうトンネル

真夏日も夕方5時に近くなると 幾分暑さがやわらいでマシになる。 秘湯会の畑に水やりに出かける。 整枝してやり、伸びた枝を支柱にひもかけし、 ほどよく育った果実を収穫し、 6リットル以上入るじょうろで 水場と畑を行ったり来たりして何度も何度も水やり…

暑気払い、二枚付け新子

副会長が暑気払いと銘打って 同居人と僕に鮨をご馳走してくれると言う。 いまどきいい話だ。 副会長が20年来ひいきにしている 新橋烏森神社そばの鮨屋Uに出かける。 ネタもよければ、職人Sさんの腕もよく、 会計も(おそらく)良心的な副会長価格。 この時代…

無料カフェ、播磨屋ステーション

同僚のUさんが教えてくれた場所。 会社から歩いて7、8分のところにある。 今夜は初めてだったからずいぶん探してしまい、 地図を持参してまた改めて来るかと思った矢先、 その場所は突然目の前に現れた。 兵庫県生野に総本店を持つあられとおせんべいの店、 …

学習する楽しさを提供する店

コーヒーを売る店で豆も売るか。 豆を売る店でコーヒーを飲ませるか。 同じことのようだが店のコンセプトとしてはずいぶん違う。 僕がひいきにしている「やなか珈琲店」は後者で、 ずらり並んだ豆と対照的にシンプルなカウンタ−が用意されている。 挽いても…

散歩学派の昼休み

よく晴れた日は、 サンドイッチと飲み物を買って日比谷公園へ。 蝉時雨と緑の中、気に入ったベンチを見つける。 食後の腹ごなしに園内を少し散歩してからオフィスに帰る。 ゆっくりしているようだが小一時間あればお釣りがくる。 自前のお弁当を食べる人。本…

猫三匹惑星直列

猫三匹の珍しい惑星直列。 奥からおとぼけくん、ハエタロウ、コトラン。 この後、おとぼけくんとハエタロウは シャアシャアと威嚇し合っていた。 (どちらもケンカは強そうではない) ハエタロウは庭で、おとぼけくんは玄関で それぞれ棲み分けして朝ご飯が…

真夏の朝の瞑想タイム

この礼拝堂は敬虔なる秘湯会が 週末ごとに通う場所である。 今朝は会長(小生)が午前9時過ぎに 単独で祈りを捧げに訪れた。 ……なんちゃって、 実はここ、秘湯会のホームグラウンド、 井戸水銭湯のE湯なのでした。 親父と息子、二代の経営者が知恵を絞って始…

終戦の日の太陽

64回目の終戦記念日。 濱谷浩が撮影した作品「終戦の日の太陽、高田、新潟」を観る。 5月から6月にかけて世田谷美術館で公開された写真展、 「日本の自画像 写真が描く戦後1945-1964」の 一番最初に展示された作品である。 その日もきょうのように、蒸し暑い…

浮間の銭湯とフィリピン人

『東京お遍路MAP』に掲載されていた 「都内で温泉旅行気分に」の文句に惹かれて 京浜東北線、高崎線、埼京線を乗り継ぎ、 北区の浮間舟渡(うきまふなど)へ。 初めての土地である。 ところが、めざす北1番「露天風呂ゆの花」は 6月7日の営業を最後に休業中…

高尾山ビアマウント'09秘話

きょうは一日プチ夏休み。 秘湯会・夏の公式行事「高尾山ビアマウント」に出かける。 その前に府中で途中下車して府中8番・さかえ湯で身を清める。 さすがビール工場のある土地柄のせいか、 地下水を湧かしたお湯は柔らかい。 府中の銭湯には秘湯会も初めて…

10年の時間のかけら

東京銭湯お遍路第44湯は、 メトロ芝公園駅そば、金杉橋にある港4番「ふれあいの湯」。 小さなビルで一階がフロント、二階が女湯、三階が男湯。 エレベーター完備。 洗い場は10人も座れないほどの、小ぶりな銭湯である。 88湯を巡るお遍路もこれでようやく折…

400円切符を買って、官能の旅へ

ここが「カーヴ・ド・リラックス」の有料試飲バー。 せいぜい8、9人が腰かけたらカウンターがいっぱいですが、 これだけワインボトルに囲まれて試飲するのは素敵でしょう。 詳細な情報が載っているメニューはまずは読まずに、 50mlの小グラスで白赤各3種類ず…

真黒(しんくろ)茄子のペースト

秘湯会が育てた日本の伝統野菜第三弾、 早生真黒(しんくろ)茄子。 同居人の手にかかると ご覧のようなペーストに変身していました。 試しに白いご飯にのせて食べると ちょっと塩気があって食欲をそそります。 ちなみに原料は茄子の他、 ピーマン、タマネギ…

スコールとシャワー

亜熱帯の国に住んでいるように 夕方になるとスコールの如き驟雨がやってくる。 春と秋が年々短くなるような感覚の日本は もうとっくに亜熱帯の国なのか。 あまりに毛が抜けるので、 風呂場でブラッシングされシャワーを浴びさせられ、 とどめにぬるま湯を張…

人の噂も10.7日

真夏日、高湿度の日々が続きますが、 みなさん、元気でお過ごしですか? 秘湯会の畑ではトンボの群れが飛び交い、 自然は秋の準備を急ぎ始めました。 暦の上では昨日が立秋です。 (畑の住人その1) トウモロコシを片付け、 いよいよ9月第一週に蒔く大根の…

ポン・ヌッフで、冷やしタヌキを

新橋駅のガード下に立ち食い蕎麦屋がある。 この店はなかなか味がよい。 新橋界隈でちょっと急いでいる昼時に サッと腹ごしらえするのにお勧めしたい。 店名がなかなかいいでしょう。 ポン・ヌッフ、つまりフランス語で新橋。 こういう抑制されたユーモア、…

花火の見えるビヤガーデン

CM制作会社のプロデューサーMさんから 神宮外苑花火大会の誘いを受ける。 Mさんは我らが秘湯会のゲスト会員である。 (赤のエプロン姿の右から二人目。こちらを見ているのがMさん) Mさんの会社の屋上ベランダからは、 神宮球場で打ち上げる花火がよく見える…

小グラスで、白も赤も3種類

「カーヴ・ド・リラックス」の有料試飲バー。 大分慣れてきたので常連の真似をして注文してみる。 初めに白ワイン3種類を50mlの小グラスで注文。 左からスペイン、フランス、フランス。 それを飲み終えたら、赤ワイン3種類を同じく小グラスで注文。 左からイ…

高菜と枝豆のピリ辛冷やしそば

半分が立ち食いのカウンタ−。 半分が座って食べるテーブル席。 渋谷駅構内にある「本家しぶそば」。 まぁ、早い話が立ち食いそば屋の拡張版なのだが、 なかなか味がいいし、店員さんたちもキビキビ働いていて気持ちいい。 いつも繁盛していて、ご覧のように…

西新橋殺人事件

いつものように9時頃に出社しようと急ぎ足で歩いていると 会社のそばの路地に人が集まっている。 「朝からロケか」と思って近くまで覗きに行くと、 なにやら様子がおかしい。 パジャマ姿の中年の男女がいる。 なんだか事件のニオイがする。 急いでもいたし、…

夏の畑はにぎやかだ

夏の畑はにぎやかだ。 乾燥と暑さに負けない野菜が育っている。 秘湯会特撰・日本の伝統野菜シリーズ第三弾は、 「早生真黒茄子(わせしんくろなす)」である。 野口の種から育て、ようやく実が大きくなってきた。 こうして眺めていると、茄子を英語でeggpla…