2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

まなぶたが点滅してるおさなごを(小野小乃々)

クリッピングから 讀賣新聞2022年6月27日朝刊 読売歌壇(俵万智選) 今週の好きな歌3首、抜き書きします。 折り目とは違うところを思い切り 谷折りされたような腰痛 燕市 田巻由美子 【評】折り目の違いだけでなく、普段は山折りするところなのだろう。 痛み…

佐藤優『国家と資本主義 支配の構造ー同志社大学講義録』(青春出版社、2022)

アーネスト・ゲルナー『民族とナショナリズム』を読み返そうとしていたら 格好の副読本が出版されたことを知った。 佐藤優『国家と資本主義 支配の構造 ー同志社大学講義録「民族とナショナリズム」を読み解く』(青春出版社、2022)。 民族とナショナリズム…

年をとると 一日がまばたきみたいに早いのよ

クリッピングから 毎日新聞2022年6月27日朝刊 「りえさん手帖」(西原理恵子)244 ◆ 年をとると早い 今週はシブめのストーリー。 味わい深い……

クーちゃんによる新しい国家の誕生か!

クリッピングから 朝日新聞2022年6月25日朝刊別刷be 「コロコロ毛玉日記」(中川いさみ)83 我が家ではハウス型猫ベッドの奪い合いが 大王、楽浪(ささなみ)間で続いています。 何処も似たようなもの……

真夏日の大王&ヤモリ

30℃を超える真夏日が続きますね。 アプリでは体感温度が40℃近くになることもあります。 我が家でもたまらずエアコンを使い始めました。 今夏は半導体不足、上海のロックダウンなどの影響で 品薄が続くようです。 故障したら真っ青だなぁ。 大王は階段下で目…

チョコボールのなかみ、いかめしソフトせんべい

コンビニの棚を覗くと ときどき「あれ?」と気になる商品が陳列されています。 大王食堂駄菓子部としては見逃す訳には参りません。 チョコボール【ピーナッツ】のなかみ 塩キャラメル味 チョコなし。 でも、ただのピーナッツではない。 121円(森永製菓) 元…

時空を超え、地下水のようにつながる人間の「無意識」をくみ上げる(伊藤比呂美)

クリッピングから 朝日新聞2022年6月18日朝刊別刷be フロントランナー 詩人 伊藤比呂美(いとうひろみ)さん(66歳) だが仕事も家庭も順調なはずの90年ごろから心を病む。 91年の離婚後も元夫や娘たちと同居しながら、 恋愛に悩み、詩は書けず、うつに苦し…

たった一つの小さな誇りは、グレることなく、気強く生きてきたこと(木下スミ子)

クリッピングから 毎日新聞2022年6月18日朝刊 読者投稿欄「みんなの広場」 グレずに気強く生きてきた 主婦 木下スミ子 75 (福岡県) 8日付本欄「自慢の父に叱られて」を読み、 何と幸せな親子関係だろうと目頭を熱くしました。 そして私の惨めな記憶もよみ…

ヨシタケシンスケ展公式図録『こっちだったかもしれない』が売れた

いくら推し本とは言え、 定価販売の新刊はなかなか売れないだろうなぁと覚悟はしていました。 神保町PASSAGE(パサージュ)で棚を借りて本を販売しています。 書店内住所は「アンドレ・マルロー広場5&6番地」。 屋号は「大王グループ」です。 店で本が売れる…

Eテレ「100分de名著/安部公房『砂の女』(解説:ヤマザキマリ)」

Eテレ「100分de名著/安部公房『砂の女』(解説:ヤマザキマリ)」が面白い。 6月号テキストから引用する。 安部公房『砂の女』 2022年6月 (NHK100分de名著)作者:ヤマザキマリNHK出版Amazon はじめに 実存の意味を突き詰める「寓話」 今回取り上げる『砂の女…

懐中時計の電池を交換してもらった

同居人がエヴァンゲリオンの懐中時計を 中古で購入しました。 が、動きません。 たぶん電池が切れているのでしょう。 我が町に既に時計専門店はありません。 合鍵を作る店2軒は「ウチは電池交換、やってません」。 メガネチェーンの店は 「持ってる工具の種…

カリカリカリカリ ぬるり

クリッピングから 朝日新聞2022年6月18日朝刊別刷be 「コロコロ毛玉日記」(中川いさみ)82 クーちゃん、久々に主役で登場。 このシブさ、ファンです。 [:600]

海に浮いた貝焼き屋台のばあちゃん

クリッピングから 毎日新聞2022年6月12日朝刊 「りえさん手帖」(西原理恵子)第242回 貝のばあちゃん しっとりした味わいの回も 僕は好きです。 りえさん手帖 ホントにやせた編 (毎日新聞出版)作者:西原 理恵子毎日新聞出版(インプレス)Amazonりえさん手…

全アイテムに手書き腰巻・しおり装備

今週は神保町の貸棚書店PASSAGE(パサージュ) (「共同型書店」という呼び方を好む棚主多数)に二度出掛けて、 大王グループの棚のメンテナンス。 自家製腰巻・しおりを全アイテムに装備しました。 それぞれの本からの引用を万年筆で書き、 大王のイラスト…

その学習時間だけは病気のこともスッカリ忘れて没頭しました(ペンネーム:チコちゃん)

クリッピングから 音声DL BOOK『杉田敏の現代ビジネス英語』2022年夏号 「おたよりコーナー(Readers' Forum)」 音声DL BOOK 杉田敏の 現代ビジネス英語 2022年 夏号 (2) (語学シリーズ)作者:杉田 敏NHK出版Amazon 音声ダウンロードブックとしてスタートと…

餃子雪松、7月2日オープン

町内を巡回していたら 「餃子雪松7月2日オープン」の貼り紙がありました。 現在工事中です。 こないだまでは処方箋薬局の支店がありましたが あっという間に閉店。 その前はクリーニング店の支店でした。 道路をはさんだ反対側には かつて「てんほう」という…

PASSAGE(パサージュ)で「米原万里展」図録を買った

神保町に3月誕生した貸棚書店PASSAGE(パサージュ)。 仏文学者/作家の鹿島茂さんがプロデュースし、 作家、書評家、学者、一般の方たちが棚を借り、 それぞれの「推し本」を販売しています。 「米原万里さんの本棚」を覗いたら、 シベールアリーナ&遅筆堂…

ごめんなさい(隣の小学1年の男の子)

クリッピングから 朝日新聞2022年6月11日朝刊別刷 読者投稿欄「いわせてもらお」 ◉ごめんなさい 庭で「ごめんなさい」という子どもの大きな声。 ケンカでもしているのか?と出てみると、 隣の小学1年の男の子が回覧板を持って立っていた。 ほんとは「ごめん…

頭の中で起きたことを見せるような形になりました(ヨシタケシンスケ)

クリッピングから 朝日新聞2022年6月11日朝刊別刷be 「フロントランナー」ヨシタケシンスケさん (絵本作家・イラストレーター) ーー東京・世田谷文学館で 「ヨシタケシンスケ展かもしれない」が開かれています。 展覧会はやりたいと思っていたんですか。 …

ヤマザキマリ『壁とともに生きるーわたしと「安部公房」』(NHK出版新書、2022)

Eテレ「100分de名著/安部公房『砂の女』テキストと (解説:ヤマザキマリ)と併読した。 ヤマザキマリ『壁とともに生きるーわたしと「安部公房」』 (NHK出版新書、2022)。 安部公房『砂の女』 2022年6月 (NHK100分de名著)作者:ヤマザキマリNHK出版Amazon…

高知冷やしだし ところてん はじめました

クリッピングから 毎日新聞2022年6月6日朝刊 「りえさん手帖」(西原理恵子)第241回 ところてん 蒸し暑くなってくるこれからの季節、 まっことおいしそうじゃき。 りえさん手帖 ホントにやせた編 (毎日新聞出版)作者:西原 理恵子毎日新聞出版(インプレス)…

「また一年たったようだなじいさん」と(宇和上 正)

クリッピングから 讀賣新聞2022年6月6日朝刊 読売歌壇(俵万智選) 今週の好きな歌4首、抜き書きします。 (3首に絞りきれませんでした) 擬人化が印象的だった2首。 「また一年たったようだなじいさん」と いつもの場所にムラサキツユクサ 松山市 宇和上 正…

なぜ、こんなところに?

我が家の飼い猫・大王は「なぜ、こんなところに?」 と疑問に思う場所にいることがよくあります。 この日は寝室の木製引き出しの上に。 ほとんど一体化しています。 どうして、こんな狭いところにいたいのでしょう? この前は家の中で行方不明になっていたの…

おづまりこ『わたしの1ヶ月1000円ごほうび』(KADOKAWA、2022)

限られた収入でも自分らしく楽しく暮らすことができる。 おづまりこさん8冊目の単行本です。 『わたしの1ヶ月1000円ごほうび』(KADOKAWA、2022)。 図書館でいつも予約がたくさん入っている人気シリーズです。 (本人注:3つの出版社から出ている) わたし…

アーネスト・ゲルナーを再読したくなった

アーネスト・ゲルナーの本を再読したくなったが、 勉強部屋と称する部屋の本の山脈からなかなか発掘できない。 2015年同志社大学・佐藤優講座で読んだ教科書の一冊。 ようやく「灯台もと暗し」の場所から発見した。 『民族とナショナリズム』(加藤節他訳/…

中川兄家の猫との比較調査、始まる

クリッピングから 朝日新聞2022年6月4日朝刊別刷be コロコロ毛玉日記(中川いさみ)80 中川兄(千葉大名誉教授)登場。 いさみ家のネコちゃんズ(ケダマ+クーちゃん)は 普通なのか、独特なのか。 兄家の4匹の猫との比較調査、 始まりました。

いつものポストにぽとりと落とす(安田渓子)

クリッピングから 讀賣新聞2022年5月30日朝刊 読売歌壇(俵万智選) 今週の好きな歌3首、抜き書きします。 故もなく兆す安らぎ子への便り いつものポストにぽとりと落とす 青森市 安田渓子 【評】「ポ」と「と」の重なりで下の句に生まれたリズム。 それがル…

その世(谷川俊太郎)

クリッピングから 岩波書店PR誌「図書」2022年6月号 言葉のほとり 4 その世 谷川俊太郎 詩人・谷川俊太郎と作家・ブレイディみかこの 交換書簡(第4回)から谷川の詩を引用する。 その世 この世とあの世のあわいに その世はある 騒々しいこの世と違って その…

NHKラジオ「ニュースで学ぶ『現代英語』」(伊藤サム、米山明日香他)

4月から始まったNHKラジオ「ニュースで学ぶ『現代英語』」が面白い。 NHKグローバル の英語ニュース番組 "NEWSLINE" からトピックを拾い、 教材として再編集し、およそ二三週間以内放送する。 (NHKホームページより/左から伊藤サム、秀島文香、トム・ケイ…

<対談>戦争文学で反戦を伝えるには(逢坂冬馬/奈倉友里)

クリッピングから 岩波書店PR誌「図書」2022年6月号 <対談> 戦争文学で反戦を伝えるには 逢坂冬馬(あいさか とうま・作家)/奈倉友里(なぐら ゆり・翻訳家) それぞれ異なる領域で活躍する二人は実は姉弟。 初対談になった (2022年3月19日、Zoomにて)…