アーネスト・ゲルナーを再読したくなった

アーネスト・ゲルナーの本を再読したくなったが、
勉強部屋と称する部屋の本の山脈からなかなか発掘できない。
2015年同志社大学佐藤優講座で読んだ教科書の一冊。
ようやく「灯台もと暗し」の場所から発見した。
『民族とナショナリズム』(加藤節他訳/岩波書店、2000)。


(DAISOで見つけた三角型ワイヤーブックスタンド。110円)


同じく講座で精読した
アントニー・D・スミス『ネイションとエスニシティ
(巣山靖司・高城和義他 訳/名古屋大学出版会、1999)、
同推薦図書、
小室直樹ソビエト帝国の崩壊ー瀕死のクマが世界であがく』
(カッパ・ビジネス、1980)も見つかった。
(ときどき本の整理はするもんだね)


佐藤優さんによれば、
どの領域でも三冊の基本書があり、
まずその三冊を精読しておかなければ
その分野での思索、議論ができないとのことだ。
情報、知識が氾濫・錯乱する時代には
時折戻ってみたくなる基本書を手許に置いておきたい。



(2015年佐藤同志社講座はこの一冊にまとめられている)