2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

対ウィルス戦線、広がる

水曜日に咳が出るようになった。 愛用しているハーブのサプリメント2種を飲み始めた。 ノドの不調に効くマレン(Mullein)と 免疫力を高めるエキナセア(Echinacea)である。 通勤途上でマスク率を観測してみると 少ないエリアで10%、多いエリアだと30-40%を…

「ねびき」を夜中に楽しむ

ぴゅー、ぴぃー、ぴゅー…… 夜中にこんな音が聞こえてきたら それは胡留の「ねびき」である。 「いびき」と「ねいき」の中間くらいの音なので 我が家では「ねびき」と呼ぶ。 11月に胡留がやってきて以来、 またも「猫かわいがり」が始まった。 毛づくろいをし…

「ビーフン東」で「み」が「ま」に化ける

ときたまランチで覗いておきたいのが S駅駅ビル2F「ビーフン東(あずま)」。 調理場の棚にはケンミン・ビーフンの段ボール箱が 無造作に置いてあるから少なくとも麺は特別ではない。 でも、なんか魅力があるんですね、ここのビーフンには。 (注文すると「…

休肝日の舌平目

80歳まで現役で働く僕の夢を この3月であっさりクリアする健啖作曲家Sさんと奥さまのI子さん。 お二人がちょくちょくやってくる小体なレストランに 昨夜、同居人とご招待いただきました。 クリーニング店跡地を改装したちょっと不思議な店で、 いまでも名前…

気晴らし万年筆2本

とてつもない悩みというほどのことはないけれど、 仕事や家庭でちょっとしたストレスを感じたとき みなさんならどうしてます? 僕の数ある気晴らしのひとつは文房具。 通勤通路であるS駅改札口を出ると、 銀座伊東屋支店があります。 規模はたいしたことはな…

佐々木高政『新訂・英文解釈考』(1980)

伊藤和夫『英文解釈教室・改訂版』を 二度通読した後はどうしよう? 三度目に挑戦するか。 原書の森をさまようか。 英文解釈教室 改訂版作者: 伊藤和夫出版社/メーカー: 研究社出版発売日: 1997/06メディア: 単行本購入: 17人 クリック: 204回この商品を含む…

生涯学び続ける能力

広告業界紙『電通報』に連載しているコラム、 「セカイメガネ」に一年ぶりに自分で原稿を書きました。 普段は世界各国で仕事をしている同僚に原稿を依頼します。 社内外スタッフに英語、中国語の下訳を助けてもらい、 僕が日本語に翻訳しています。 僕の原稿…

金曜日の難儀を辛抱する

きょうはゆっくりランチに行けるかなと気楽に構えていたら、 みるみる時間がなくなった。 こんなときは4階社員食堂が実に便利だ。 カニちらし寿司、けんちん汁、小松菜わさび和え。 まるでファーストフードのように、即、食べ物にありつける幸せ。 遅めラン…

小西甚一『古文研究法』(1965)

走った経験はないが、 フルマラソンを完走したら、こういう気持ちになるのか。 小西甚一『古文研究法』を読み終える。 初めてこの本に出会い購入したのは高校生のときだから、 40年かけてようやく一冊の本を読み終えたことになる。 古文研究法作者: 小西甚一…

澤本嘉光・永井聡『ジャッジ』(2014)

澤本嘉光脚本、永井聡監督『ジャッジ』を観に 丸の内ピカデリーに出かける。 サンタモニカ国際広告賞審査が舞台。 上司のクリエーティブディレクターに やっかいごとを押しつけられた若きCMプランナーが 替え玉として審査に臨む。 澤本は自らも二度 カンヌ・…

ほっといてくれ、と「むさしや」

なんせカウンター8席の店だから いつも超満員は仕方ない。 きょうは覚悟を決めて列の最後尾に並ぶ。 通りすがりの見知らぬおじさんが 「お〜、すげえな」と列の長さに驚く。 ほっといてくれ。 きょうこそ「むさしや」で食べるのだ。 ハンバーグ丼に目玉焼き…

850円と7億円

たまには新規の店で昼食を食べよう。 S駅駅ビル地下、和食の店「椿」の斜め向かい、 「韓流館」に入ってみる。 純豆腐チゲ定食。850円。 お茶碗くらいによそったご飯がお代わりできる。 しかし、不純豆腐チゲというのもあるのだろうか、この店は。 僕の席の…

牡蠣のオイル漬けはいかが?

同居人は自分は牡蠣が嫌いなのに 常備菜に小粒牡蠣のオイル漬けを作った。 オイルの中で一番軽いグレープシードオイルを使う。 そろそろ食べ頃かと味見係を引き受ける。 うん、うまいね。 キリッと冷やした白ワインとはもちろん合うだろうけど、 僕がいま呑…

土曜日だから、キスを干そう

土曜日は午前中に2時間半、 勉強部屋にこもって英語を勉強する。 丸いお膳(京都の知人にいただいた)の前で英語を勉強するのは 一週間のうち、この時間だけ。 後はウォーキングしながら、掃除しながら、 洗濯物をたたみながら、録音したNHKラジオ講座を聴く…

今夜はどぶろくが呑みたいな

なんだか、ふと、どぶろくが呑みたいなと思った。 前日に家の近所のスーパーで 前に並んでいたおじさんが「菊姫にごり酒」四合瓶を 買っていたのが意識に残っていたのか。 ウルが昨年11月我が家に来てからというもの、 もっぱら我が家のバーUruru、Urumaru食…

村上春樹『木野』(2014)

村上春樹『女のいない男たち3 木野』を読む。 (『文藝春秋』2014年2月号所載) この短編シリーズも3作目。 いつまで続くのか、本誌にも一切情報がない。 これでもし連載が一年続くのなら、 『文藝春秋』、なかなかやるじゃないかと思う。 村上春樹の新作原…

平日ランチは立喰い寿司で

日が暮れてお酒をいただきながら じっくり味わうならともかく、 ランチで食べるなら寿司はいっそ立喰いが僕は好きだ。 江戸時代に始まったとき 寿司はそもそもファーストフードだった。 S駅をやや越えて、 立ち喰い寿司「魚がし日本一」に行く。 おまかせ12…

ときどきインド、まいにちインド

銀座の「ラージ・マハール」まで出かける 時間も気持ちの余裕もない。 地下二階の「ターリー屋」を覗いて いつも通り混んでいたら 新橋の「サウガット」に行ってみよう。 インド作戦でランチに臨んだ。 周到に準備したときに限って スルリと「ターリー屋」に…

藤野可織『ファイナルガール』(2013)

藤野可織『ファイナルガール』(2013)を読む。 (NHK『英語で読む村上春樹』12月号テキストブック所載) 繰り返し現れる集団殺人鬼(それぞれ違う人物)と闘う 女性主人公を描く。 困難(集団殺人)の反復と主人公の強さ・潔さの意外性。 芥川賞受賞作『爪と…

グローバル・アジェンダ・セミナー同窓会

きょうはグローバル・アジェンダ・セミナーの同窓会。 石倉洋子先生(写真下)が主宰している。 僕が2013年、時間、エネルギー、お金を もっとも投資した社外活動だ。 2010年から2014年まで計5クラス、56名の同窓生が参加した。 同窓会と言っても、そこはた…

1,300年の名著に通じる小径

小西甚一先生の『古文研究法』を読み進めるうちに 古典の世界がどんどん面白くなってきました。 基本古語辞典 新装版作者: 小西甚一出版社/メーカー: 大修館書店発売日: 2011/03/01メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 40回この商品を含むブログ (10件) を…

飲兵衛に危険な副菜セット

金曜日のランチは和食の「くまがい」です。 この店の名物は副菜セット。 どうです、飲兵衛だったらこの副菜だけで 飲めちゃいそうなラインナップです。 昼もビール、ノンアルコールビールがメニューにありますが、 もちろん僕は飲みません! 同僚Hさんと一緒…

プーアール茶が届いた

東京と上海に住まいを持つ同僚Eさんが 年末年始休暇を上海で過ごした。 Eさん御用達のプーアール茶を僕も飲みたいと思い、 我が家の分をひとつお願いをした。 160元。2,800円弱。 中国茶は上を見れば切りがない。 高くもなく安くもなく、 日常使いでうまいお…

閉じた日本の小さな窓になる

昨年来会う約束だったIさんが 日本で仕事を獲得するための助言が欲しいと訪ねてくる。 僕はよほどのことがない限り、 海外から訪ねてくる若者たちと会うことにしている。 Iさんはボストン在住。 カナダ人とエジプト人の両親の元で生まれ、 日本語を含む4カ国…

餃子ドッグでエンジンをかける

2013年からの継続案件で 新年の顔合わせを兼ねた打ち合わせが4つ。 合間に個々の同僚と、会議とは別のちょっとした打ち合わせ2つ。 なんだかそれだけで一日の時間が埋まってしまった。 お昼は食いっぱくれそうな予感がした。 36F売店で餃子ドッグ(けったい…

ヒレカツ定食で初日に喝っ!

朝一番から職場では 新年のあいさつが飛び交う。 営業のみなさんはお得意さん周りですな。 初日になかなかエンジンがかかりにくいのは 誰しも同じよう。 昼ご飯は「とんかつ・まるや」のヒレカツ定食で 「喝っ!」を入れましょうか。 ごはん半膳、しじみの味…

年末年始休暇最終日

年末年始休暇最終日。 初日は病院での検査があって年休だった。 正味9連休である。 ウルを主治医O先生の元に連れて行った。 原因は不明だが左耳を掻きこわしカサブタになっている。 耳ダニ除けと抗生物質の注射。 年末からモサモサになっていた髪を V美容室…

銀座のママ兼宴会部長

同居人は奇特な人で、 自分の誕生日に自分で料理をして客をもてなす。 そもそも友人たちが誕生祝いと称して勝手に集まってきたのを メシでも食わせて帰らせようじゃないかと始まった(と記憶する)。 「なんでアタシが自分の誕生日に こんな忙しい目に遭うんじ…

出張データ2011-2013

僕は2005年から2011年まで6年間の出向後、 2011年4月に帰任した。 以来海外に関係する仕事、 および人材育成の仕事を主にしてきた。 以下は出張データである。 2011年(4-12月) 海外出張10回 のべ63日 鎌倉研修6回 のべ17日 計80日 2012年 海外出張7回(キ…

エズラ・F・ヴォーゲル『現代中国の父 訒小平』(上)(2011原著/2013)

エズラ・F・ヴォーゲル 『現代中国の父 訒小平』(上)を読む。 毛沢東の時代から現代中国へ。 その変遷の原動力となった訒小平に注目してきた。 ヴォーゲルが10年の歳月をかけ綿密な取材を元に完成した大著である。 現代中国の父 トウ小平(上)作者: エズラ…