1,300年の名著に通じる小径

小西甚一先生の『古文研究法』を読み進めるうちに
古典の世界がどんどん面白くなってきました。

基本古語辞典 新装版

先生単独で執筆した幻の辞書、
復刊『基本古語辞典』はもちろんのこと、
先生が「はしがき」で唯一誉めていて、
かつ名前を特定していなかった辞書も見つけました。
これです。
金田一京助・春彦両先生監修『明解古語辞典』。

さらには辛口書籍評論家「風」が激賞していた『例解古語辞典』も
異なる版を買い揃えました。
アマゾンマーケットプレイスでも
古い辞書は需要が少ないと見え、絶版本でもみなお手頃価格です。

これで過去1,300年の日本の名作奇作に耽溺できるなら
安い買い物です。
（新刊本でもつまらん本は多いですもんねぇ）

古文研究法