2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

新宿ベルクに寄ろう

タフな一週間が終わった。 収穫はあった。 試練もあった。 幸い、閉店まで1時間ほどはある。 新宿ベルクに寄ろう。 やりきった時間の後は、ことさらビールがおいしい。 生ビール、ギネス1パイントを飲み干したら、 ブックファーストに寄る。 23時まで開店し…

北京の天気は、もや

iPhoneで世界の天気を見る。 「北京 もや」と出る。 あれっ? もやって天気でしたっけね。 ちなみに上海を見ると、 「上海 霧」とある。 上海社会科学院が「北京は人類の居住に適さない」と 報告書で発表した。 北京で働く同僚たちが 苦笑いしながら自嘲気味…

日本はとっくにグローバルなのだ

今週は香港、シンガポール、上海から 同僚、仲間たちがやってきて東京で一緒に仕事をしている。 「日本ももっとグローバルになった方がいい」 と言う方も多いが、日本はとっくにグローバルなのだ。 課題が残るとすれば英語だろうか。 例えば中国の同僚たちも…

ウルマル食堂謹製・夜食弁当

仕事で遅くなる同居人のために夜食弁当を作っておくと 我が家ではポイントが高い。 「デジタルノート」を読んでくださる方の中には 「お弁当の写真を載せた記事がよい」と言う方もいる。 有難いことである。 ちなみに前日の夜食弁当の中身は、 豆ご飯、焼き…

小山田浩子『穴』(2013)

小山田浩子『穴』を読む(「文藝春秋」2014年3月号所載)。 書き出しはこうだ。 私は夫とこの街に引っ越してきた。 五月末に夫に転勤の辞令が出、その異動先が 同じ県内だがかなり県境に近い、田舎の営業所だったためだ。 (上記「文藝春秋」p.332より引用。…

村上春樹『独立器官』(2014)

連載4作目となり、厚みのある短編作品群になってきた。 村上春樹「女のいない男たち」シリーズ『独立器官』を読む。 都心で美容整形外科医を務める渡会の物語。 主人公の名字は渡会=都会、と読み取れる。 村上はなぜこの連載を『文藝春秋』に託したのだろう…

角田房子『味に想う』(1988/1992文庫)(再読)

時には日本語に耽溺したいと思う。 角田房子『味に想う』を読む。 角田は新聞社パリ支局長を務めた夫とヨーロッパを旅した。 その頃の思い出を「味」の一点に絞って書き留めた。 1986-87年、日本経済新聞夕刊に週一回連載したエッセイをまとめ、 文庫化にあ…

佐々木美智子・岩本茂之『新宿、わたしの解放区』(2012)

月火は北京で仕事。 水は家で一服して、木金は東京で仕事。 やれやれ一週間が終わったわい、と新宿ベルクに向かう。 この頃はもっぱら自宅でTora's Bar、ウルマル食堂をはしごだから ベルクに寄り道するのも久しぶり。 でも、たまには寄りたいね(ウル、ごめ…

東京の仕事のリズム

一日代休を取った分、 きょうは朝から大小5つのミーティングが続く。 それぞれ内容も多彩。 いきなり東京の仕事のリズムだ(ふぅ〜)。 昨夜の晩ご飯の仕上げは なんだか長いものが恋しくなって焼き穴子丼。 鰻のタレ、山椒で味を調えました。

願望らしきものが生まれる時

帰国して、幸い取り立てて緊急案件も勃発していなかった。 一日、代休を取らせてもらうことにした。 若い頃と違って、よく言えば緩急自在。 まぁ、ありていに白状すれば、 頭も身体もいっぱいいっぱいの時がある。 無理に無理を重ねられる年齢でないことは、…

頑張れる力の源はどこにある

北京一週間の出張の総仕上げに 90分のクリエーティブ・セッションを行う。 若手、ベテラン、70-80人は集まってくれたろうか。 具体的事例を見せながら、 僕の日本語、同僚Eさんの中国語で話を進める。 中国の若者たちはずいぶんおとなしくなったと言う。 生…

胃袋と足から元気づける

中国圏出張でのお楽しみは足マッサージである。 仕事を終えた後は、同僚Eさんも僕もせっせと通う。 うまい人、さほどでもない人。 たいがいの施術師は出稼ぎで、 北京以外の省からやってくる。 たらいのお湯に足をつけることから始まって、 肩やら足やら揉ま…

北京の日曜日

郭沫若記念館を訪ねる

今回の北京出張は週末を一度はさんでいる。 きょうは夕食を兼ねてある方とお会いする以外は休日である。 同僚Eさんのご主人のおじいさんにあたる郭沫若記念館を訪れる。 日本での知名度はさほどでもないようだが、 郭沫若は現代中国最高峰の文化人であり政治…

日中共同の仕事が日々動いている

北京にやってきて3日目。 東京から出張してきている同僚3組、計4名に既に出会った。 みんな同じホテルに泊まっている。 こうして日々、日中共同の仕事が動いているんだなぁ、と実感する。 朝はしっかり食べるので、 昼はサンドイッチ、飲み物で済ませて後は…

北京の朝、麺を食べる

今回北京で宿泊しているホテルは朝食付だ。 8時に2階レストランに下りていく。 同僚Eさんと待ち合わせしている。 地元女性客の行動パターンを観察し、 皿に野菜、きのこ、海藻、干し豆腐、厚揚げを盛る。 3種類ある麺からひとつを選んでシェフに煮てもらう。…

2年6ヶ月ぶりに北京に来た

2年6ヶ月ぶりに北京に来ている。 春節明けでまだ道路も空いているし青空も覗いている。 みなさんが故郷から帰り、 仕事が再稼働すればまたPM2.5に悩まされることになるだろう。 念のため、マスクも用意してきた。 到着後、夕方からさっそく打ち合わせを開始…

インターフェロンで侵入を防ぐ

胡留がこの数日、 咳とくしゃみが混ざったような症状(せきしゃみ)が続いている。 久しぶりにDB先生のところに連れて行く。 要は免疫力の問題なので、 ビタミンなどで強化し、抗生物質でウィルスを弱める。 もしくはインターフェロンでウィルスの侵入を未然…

岡田英弘著作集第1巻『歴史とは何か』(2013)

岡田英弘著作集第1巻『歴史とは何か』を読む。 2013年6月発刊。年4回刊行で二年かけて全8巻を世に送る。 待ちに待った著作集である。 1月に83歳になった岡田の存命中に この企画が実現したことを読者のひとりとして悦ぶ。 岡田を支える四人の編集チーム (能…

Colors in Winter

土曜日、雪見小宴

寒い日が続くから鍋でもつつこうかと計画したら 雪見小宴となった。 日のあるうちから飲もうと誘って 副会長がやってきた。 「唐木屋」で仕入れたどぶろく二種。 清酒は「奈良萬」「獺祭」を用意した。 雪を眺めながら、イカと大根煮、ししとうとちりめん山…

第17回メディア芸術祭入賞作品展

六本木の新国立美術館に 「第17回メディア芸術祭入賞作品展」を見に出かける。 毎年2月になるとこの展覧会が楽しみで7年連続で通っている。 予算の圧縮があるのだろうけれど、 作品展示レイアウトに創意工夫をこらしている。 どうしてこういう作品を発想し完…

有所作為(できることをやれ)

91年8月、ソ連でゴルバチョフへのクーデターが起きた。 支持表明を提案する王震の電文に 訒小平はこう答えた。 韜光養晦(能力を押し隠し) 絶不当頭(決して先頭に立たず) 有所作為(できることをやれ) (エズラ・ヴォーゲル『現代中国の父 訒小平(下)…

カツ丼専門店「まるや」に行ってみる

S駅駅ビル1F「とんかつまるや」姉妹店を覗きました。 同じフロアでこちらはカツ丼専門店。 2013年7月オープンですからちょうど半年経ちました。 夜は「立ち飲みとんかつ」の店に変わります。 ロース、ヒレから味噌カツ丼、みぞれカツ丼など ランチは全部で7…

その名も「PM2.5マスク」

他人の不幸も商売になるというのか、 駅の売店で某メーカーの「PM2.5マスク」を見つけました。 商標登録が取れるネーミングとも思えませんが、 近々北京出張する身としてはなにやら頼りたい気持ちにもなります。 夕刻から外が真っ白になって雪。 すっかり冷…

「唐木屋」でどぶろくを買う

二両編成の東急世田谷線に乗って、 「唐木屋」に行く。 どぶろくを買いに来たのだ。 本当は先週末に買いたかったけれど、 風邪の引き始めだったから自重した。 「唐木屋」の親父は日本酒の目利きである。 清酒、濁酒を問わない。 親父のブログ、ツイッターを…

エズラ・F・ヴォーゲル『現代中国の父 訒小平(下)』(2011原著/2013)

エズラ・F・ヴォーゲル『現代中国の父 訒小平(下)』を読む。 毛沢東リーダーシップの元、三度更迭され、三度復職。 共産党、マルクス・毛沢東思想を否定せず、 社会主義に競争原理を導入していく手腕。 この時期の中国に、訒小平というリーダーが必要だっ…

眠りのプロフェッショナルと一日過ごす

この週末はひたすら養生である。 いま風邪をこじらせると、この先やっかいだ。 寝床に本とポカリスエットを持って行き、 眠りのプロフェッショナル、胡留と一日過ごすことにする。 いまのところ発熱はしておらず、食欲はある。 同居人が堀田牛肉店でビーフシ…