2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

湯浅誠『反貧困ー「すべり台社会からの脱出』(2008)

湯浅誠『反貧困ー「すべり台社会」からの脱出』(2008)を読む。 既に出版から二年、遅ればせではあったが、 本書の視点・主張は現在でも少しも色あせていない。 堤未果『貧困大国アメリカ』『貧困大国アメリカII』を読み、 アメリカの貧困の現実に目を開かれ…

経済の嵐が近所にも吹き荒れている

週末はほとんど自転車で用事をすませる。 ちょっと目を離しただけで、街はどんどん変わってゆく。 知り合いのおかみさんが 数年前に開いた居酒屋が店を閉じていた。 日曜大工センターは閉店していた。 駅の反対側の本屋も閉店していた。 日本酒を買いに行っ…

魚屋の奥の食堂、広尾「福田屋」

食べ物の話が続く。 広尾で所用で出かけた帰りは 時分時であれば商店街にある食堂「遠藤」に寄る。 きょうは、Homework'sのハンバーガーに変えてみようかな と「遠藤」の前を通り過ぎると、気になる店を見つけた。 この通りは何度も歩いているのに気づかなか…

「光村」謹製あなごの蒲焼き弁当

昼に外にご飯を食べに行く時間も取れず、 昨日気になっていた街頭販売の弁当屋さんを覗くことにした。 このあたりでは新顔だ。 あなごの蒲焼き弁当、650円也を購入。 2ブロックほど先にある鰻・天ぷらの店「光村」が ここまで遠征に来ているらしい。 年配の…

大魔王自慢のカウンターバー

仕事を早めに切り上げられる夜は 迷わずカーブ・ド・リラックスへ。 店の奥にある店主・大魔王自慢の有料試飲カウンターバーが お目当てだ。 「デジタルノート」を読んで興味を持ち 一度誘ってほしいという方は多いのだが、 19時ラストオーダー、19時30分閉…

春の足音がどこか遠くから

きょうは日中、日が差しておだやかな気候でしたね。 明日の東京はコートが要らない陽気になるそうです。 春が一歩ずつ近づいてきて、 出かけてみたくなる展覧会もちらほら。

冬の土手の桜

自分がこの世に存在しなくなったとしても この土手の桜は春になったら花を咲かせるだろう。 それ自体はあたりまえのことなのだが、 死を受けとめて世界の時間と自分の時間に折り合いをつけ 感情を制御するのはそうたやすいことではない。 三ヶ月だけだったが…

二丁目の夕日を眺めながら

夕景が好きだ。 家の近所の「二丁目の夕日」だ。 日本中、どこにでもありそうな、 事実、きっとどこにでもあるだろう風景なんだけれど、 こうした風景、そこで生きる時間が、 一番いとおしい、かけがえのないものであると僕には思える。 いま、ここにあるこ…

言葉はそもそも音であった

言葉がそもそも音であったことを思い出させてくれる ライブイベントが昨夜開かれた。 東京コピーライターズストリートLIVE(vol.3)である。 当初からの中心メンバーのひとり、一倉宏は、 このライブイベントの元になった番組について 「参加するコピーライタ…

ちゃぶ台の昼ご飯でホッとする

昼は定食屋、夜は居酒屋のN。 僕は気に入って毎週昼ご飯を食べに通っています。 この日は一階が満員。 畳敷きの二階に上がると 昔ながらの四角いちゃぶ台がいくつか並んでいます。 ご飯、わかめの味噌汁、焼きたらこ、ひじき煮、生卵、 白菜と昆布の漬け物、…

忘れられている椅子の潜在能力

人気の店で昼食を取るときは長居は禁物である。 店の外や入り口に人が待っているのに、 食事を終えて長話しているのは野暮である。 昼食をすませたら 会社に戻ってみんなに忘れられている椅子に腰かける。 ほとんどいつも誰も使っていないのだ。 ここで読み…

ベテランが喜ぶ幕の内弁当

アシスタントYさんが 昼の会議に用意した「安芸路酔心」の幕の内弁当。 弁当多しと言えど、 おかずの栄養バランスがとれている弁当は 案外少ないものなのです。 安いだけ、揚げ物ばかりでは身体が持ちません。 平均年齢40代後半のメンバーには人気でした。

似たもの同士のシマシマ

コトランとビニール袋に入ったアンチョビ・パイ。 なんだか模様が似ています。

メディア変革期にどう生きるか

こういうタイトルを付けた雑誌を買うのは 我ながら少々自虐的かなとも思う。 タイトルにうっかりのせられて また編集部を喜ばせてしまうだけかなとも考える。 「週刊東洋経済」最新号の特集は、 「再生か破滅か 新聞・テレビ断末魔」である。 一年前の同誌の…

自分のリズムを回復するコツ

お酒をおいしく飲むコツは お酒を休む日をつくることである。 僕の場合、三日休んだ後は、お酒の味がよく分かる(気がする)。 ちょっと食べ過ぎだなと思ったら、 簡素な食事ですます。もしくは一食、二食抜いてみる。 お腹がグゥ〜と鳴ってくれたら、それが…

区民農園の畑を借りに行く

区民農園の区画使用手続きをしに三軒茶屋に行く。 近頃区民農園は定年退職者を中心に大人気である。 僕は待機待ちの分が今年繰り上げになったために 運良く借りられることになった。 3月から使用期間が始まり、2012年1月まで1年11ヶ月。 使用料は全部で9,200…

堤未果「ルポ 貧困大国アメリカII」(2010)

堤未果「ルポ 貧困大国アメリカII」を読む。 アメリカを「貧困大国」と規定した、 タイトル自体がジャーナリスティックだ。 前作で取り上げた「経済的徴兵制」にも驚いたが、 本書の情報量も実に豊かだ。 ルポ 貧困大国アメリカ II (岩波新書)作者: 堤未果出…

未来と過去へのラスト・メッセージ

今週は後半に一日祝日をはさむのでちょっとうれしい。 「建国記念の日」である。 お茶を飲みながら買い置きしてある本を読む。 筑紫哲也の「若き友人たちへー筑紫哲也ラスト・メッセージ」(2009) がよかった。 若き友人たちへ ―筑紫哲也ラスト・メッセージ (…

メディア芸術祭、二回目

午前午後の会議が二つ飛んだのを幸いに やれる仕事をサクサクッと進めて六本木に向かった。 新国立美術館で開催されているメディア芸術祭に行くためだ。 今年はこれで二回目。 なんせいっぺんではとても見切れないし、 日替わりや時間によってイベントが目白…

猫のポジショニング

猫というのは実にうまいポジショニングをしますね。 まことに学ぶべきものがある。 きょうは気温が上がっておだやかな一日でした。 セブンイレブンで折りたたみ傘を買って夜半の雨に備えたけれど、 結局帰宅するまでには降りませんでした。 天気予報、外れま…

真冬に咲く花

週末は凍えそうなくらい寒かったけれど、 庭にはもう小さな花がそこかしこに咲いている。

朝青龍引退。さみしい。

朝青龍。引退となるとさみしい。 どんな舞台も華がある役者がいないと、 理屈はともあれ観る気がしない。 M湯に飾られている日本相撲協会のカレンダー。 1月2月は朝青龍と白鵬の二枚看板が登場している。 よもやこの期間中に引退することになるとは 本人も夢…

寒風吹く夜の台湾ごはん

寒風吹き荒れる凍えそうな一日だった。 前日の通夜、きょうの告別式で 心身ともに少々疲れてしまったこともあって、 副会長、同居人をM湯の土曜名物・カテキン玉露風呂に誘った。 M湯の親父自慢の軟水で ツルツルポカポカになった後は、台湾料理のFM楼へ。 …

テントくん兄弟登場

2月20日に開催される 東京コピーライターズストリートLIVEのチケットが届いた。 ショートバージョン、レギュラーバージョンの2種類。 LIVEの内容も異なるが、 チケットのデザインも色もちょっと違うのがうれしい。 アートディレクションは金井理明さん。 今…

アナログ版デジタルノート(全6冊)

ブログを書き始めて3年弱。 我ながらよく続いたなぁと思い、 「はてな」に注文して製本してもらった。 アナログ版デジタルノートである。 全部で6冊。 1冊平均400ページはあるから、 文章、写真、みなさんのコメントと僕のコメント、 全部で2,400ページほど…

第13回メディア芸術祭作品展、始まる

きょうから六本木の新国立美術館で始まった 第13回文化庁メディア芸術祭受賞作品展に行ってきた。 1時間半ほどしかなかったから、 ひとわたりザッと目を通しただけ。 できれば会期中にもういっぺん時間をとって 不足分を追加で観たいと思っている。 きょう印…

「アバター」とノーベル平和賞

川崎のIMAXシアターで3D映画「アバター」を観てきました。 僕が見巧者と一目置くみなさんが口を揃えて薦めるので 「これだけは観ておこう!」と心が動きました。 後からDVDで観ても3Dの真価は判断できないですものね。 まずは3D技術の進化にあらためて目を見…

すきま時間にTwitter

すきま時間にTwitterの使い方を研究している。 ふと思いついたことをメモ代わりに投稿しておく。 フォローしている人のつぶやきから、 きょう一日どんなことに話題が集中しているか眺める。 帰宅する電車の中で見たときは 9時間前にどこかで開かれていた 「2…