2010-02-22 冬の土手の桜 自分がこの世に存在しなくなったとしても この土手の桜は春になったら花を咲かせるだろう。 それ自体はあたりまえのことなのだが、 死を受けとめて世界の時間と自分の時間に折り合いをつけ 感情を制御するのはそうたやすいことではない。 三ヶ月だけだったが、 人間や仕事を濃密に教えてくれた上司を見送った、 冬の帰り道。