メディア芸術祭、二回目

午前午後の会議が二つ飛んだのを幸いに
やれる仕事をサクサクッと進めて六本木に向かった。
新国立美術館で開催されているメディア芸術祭に行くためだ。
今年はこれで二回目。


なんせいっぺんではとても見切れないし、
日替わりや時間によってイベントが目白押しなのだ。
平日はさすがに行列するほどの混雑でないから助かる。



きょう、僕がよかったと思ったのは、次の二点。


  和田永/Braun Tube Jazz Band(アート部門優秀賞)
  デジタル時代に廃棄される運命のブラウン管を楽器に変えてしまった。
  DJのように複数台のブラウン管を両手で演奏する和田永は
  本当にクールだった。


  中田秀人(ソバットシアター)/電信柱エレミの恋
  (アニメーション部門優秀賞)
  人間の男に恋してしまう女性電信柱の物語。
  ストップアニメーションの手法で懐かしい昭和の世界を再現。
  シュールな物語なのに、ホロッとくる。



  (美術館カフェのスズメはパンやケーキの分け前目当てか、
   妙に人なつっこい)


会社の同僚たちにもメディア芸術祭を薦めておいたら、
もう何人もここに来て楽しんだり、
仕事のヒントにしているようだ。
やっぱりいいと思った情報は独り占めしないで
教えてあげるもんだね。


いよいよ今年も14日まで。
僕ももういっぺんくらい行けるかな?