一日一度は外の空気に触れたい


まだ少し肌寒いかなと思ったが、
「椿」で昼食後、テーブル、椅子が置かれた広場に行ってみた。
5月から11月くらいまで、
よほど寒いか、大雨でない限り、
昼休みはこの場所で本を読むのが好きだ。



47階建ての、窓の開かない密閉空間のオフィスビルで働いているから
一日に一度くらいは外の空気に触れたくなる。
普段この場所でお弁当を広げてる人もいるし、
コンピュータで仕事をしている人もいる。
青空会議室のように数人でなにやら議論しているグループもいる。
じっとしていると寒くなってくるくらいの気温だったから
この日(木曜日)はまだ空いていた。



資本論』第1巻第2冊を読み続けている。
旧仮名遣いに大分慣れてくると、
高畠素之訳は読みやすい。
佐藤優さんによれば「文学的センス」のある名訳らしい。
マルクス自身が唯一書いた第1巻はそろそろ大詰め。


希望の資本論 (朝日文庫)

希望の資本論 (朝日文庫)


(文中一部敬称略)