きょうのスクラップブックから。
讀賣新聞2017年4月25日朝刊。
ベタ記事で気になる事件があった。
見出しはこうだ。
僕が目にとまったのは以下の文章だ。
神奈川県警麻生署の幹部によると、
ベンチに座っていた2人が立ち上がって、
手をつないで電車に飛び込む様子が、
ホームの防犯カメラに映っていたという。
1人はつえをついていた。
2人は仲良しだったのか。
行く末を悲観したのか。
病に冒されていたのか。
貧困にあえいでいたのか。
心中することで
あの世でも仲良しでいたかったのか。
つえをついていた友だちを気づかい、
一緒に飛び込むために手をつないだのか。
こんなシーンはいくら頭で考えても
とても書けないと思った。
事実は小説よりも奇なり、だ。
小田急電鉄によると、
この事故で上下計60本が遅れるなどし、
約2万4000人に影響した。
24日午後2時25分頃のことだった。