旧Sの湯(現在はデイケアセンターU)コインランドリーに
一週間分の洗濯物を入れ、同じ通りにあるパン屋Kに立ち寄る。
「駄菓子屋大王」の仕入れなのだ。
以前から気にはなっていたが、
まだ試したことのない菓子がある。
「シベリア」(190円)だ。
プーチンの写真を堂々とPOPを使い、
「シベリアあるよ♥
190円だよ♥」
と怪しげなコピーを付けている(広告賞は取らないだろう)。
Kには他にもオリジナル商品「ロシアクッキー」がある。
おかみさんに尋ねても
「シベリアは、昔からあるんだけどね。
お客さんからよく訊かれるんだけど、
私も由来は知らないんだよ」
ととぼける。
FSB(ロシア連邦保安庁。KGBの後継組織)から
固く口止めされているに違いない。
おやつの時間にいただいてみた。
ふわふわのカステラで、
柔らかめのこしあん羊羹をはさんだような
お菓子であることが判明した。
でも、どうして「シベリア」?
ロシア通の元外務省主任分析官・佐藤優さんなら
ご存知だろうか?
[追記] 2022.5.16
2022年2月にロシアのウクライナ侵攻が始まってから
おかみさんはプーチンの顔を見るのがイヤになり、POPを外した。
「シベリア」の販売は続けている。