対談/鼎談

メモ: 九段理江&柴田元幸対談@cotogotobooks

コロナ禍でよくなったことのひとつは オンライン配信イベントが定着したことだ。 自分の興味関心を辿って予約すれば 自宅がキャンパス、レクチャールームになる。 九段理江さん、柴田元幸さんの特別対談を 有料(税込 1,650円)で購入した。 (2024年3月2日…

奈倉有里/逢坂冬馬『文学キョーダイ !!』(文藝春秋、2023)

奈倉有里/逢坂冬馬『文学キョーダイ !!』(文藝春秋、2023)を読む。 それぞれの著作に注目してきたのでどんな対談になるのか読んでみたかった。 文学キョーダイ‼ (文春e-book)作者:奈倉 有里,逢坂 冬馬文藝春秋Amazon NHKラジオ「高橋源一郎の飛ぶ教室」の…

五木寛之/佐藤優『異端の人間学』(幻冬舎新書、2015)

『五木寛之セレクション I 国際ミステリー集』 (東京書籍、2022)の巻末対談に続いて連読。 五木寛之・佐藤優『異端の人間学』(幻冬舎新書、2015)を読む。 異端の人間学 (幻冬舎新書)作者:五木寛之,佐藤優幻冬舎Amazon 「第三部 詩人が尊敬される国」から…

佐藤優/副島隆彦『よみがえるロシア帝国』(ビジネス社、2022)

タイトルからは何やらおどろおどろしい感じも伝わるが、 シリーズ7作目、この二人の分析は聴いておきたい。 佐藤優/副島隆彦『欧米の謀略を打ち破り よみがえるロシア帝国』 (ビジネス社、2022)を読む。 欧米の謀略を打ち破り よみがえるロシア帝国作者:…

池上彰・佐藤優『世界の "巨匠" の失敗に学べ! 組織で生き延びる45の秘策』(中公新書ラクレ、2022)

お二人の対談を読んでいると、 想像力が活性化されるようで心地いい。 池上彰・佐藤優『世界の "巨匠" の失敗に学べ! 組織で生き延びる45の秘策』(中公新書ラクレ、2022)を読む。 世界の〝巨匠〟の失敗に学べ! 組織で生き延びる45の秘策 (中公新書ラクレ…

『知の超人対談ー岡本行夫・佐藤優の「世界を斬る」(高畑昭男編著)』(産経新聞出版、2009)

13年前に出版された本だが 今読んでも少しも鮮度が落ちていない。 『知の超人対談ー岡本行夫・佐藤優の「世界を斬る」(高畑昭男編著)』 (産経新聞出版、2009)を読む。 知の超人対談―岡本行夫・佐藤優の「世界を斬る」 (産経新聞社の本)作者:行夫, 岡本,…

佐藤優/山口二郎『異形の政権ー菅義偉の正体』(祥伝社新書、2021)

9月3日に菅総理が自民党次期総裁選(9月29日投開票)不出馬を表明。 本書は、前著『長期政権のあと』(祥伝社新書、2020)に続いて、 タイムリーな出版となった。 佐藤優/山口二郎『異形の政権ー菅義偉の正体』 (祥伝社新書、2021)を読む。 異形の政権 ――…

対談:名著とともに歩んだ10年(若松英輔&秋満吉彦)

クリッピングから Eテレ「100分de名著」サイト 番組10周年記念対談「名著とともに歩んだ10年」 若松英輔&秋満吉彦 (同上サイトより) 僕は2020年7月放送『共同幻想論』から「100分de名著」を見始めた。 若松・秋満の対談は これまで10年、100回以上放送し…

佐藤優/斎藤環『反知性主義とファシズム』(金曜日、2015)

ここまで言っちゃっていいのかな、 と時々ハラハラしながら頁を繰っていた。 佐藤優/斎藤環『反知性主義とファシズム』(金曜日、2015)を読む。 反知性主義とファシズム作者:佐藤 優,斎藤 環発売日: 2015/05/21メディア: 単行本(ソフトカバー) 「おわり…

エロスを、たとえば、古文書に向けてもいいわけです(河合隼雄)

河合隼雄さんに興味を持って、 そうそう、村上春樹さんと対談した本が出ていたなと思い出した。 河合隼雄/村上春樹『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』 (新潮文庫、1999)を読む。 村上春樹、河合隼雄に会いにいく (新潮文庫)作者:隼雄, 河合,春樹, 村上発…

手嶋龍一・佐藤優『公安調査庁』(中公新書ラクレ、2020)

佐藤優さんが会員制有料メルマガ「インテリジェンスの教室」 (Vol.184、2020年7月8日配信)でこう書いている。 外交ジャーナリストの手嶋龍一氏と 中公新書ラクレ『公安調査庁』を上梓しました。 一般によく知られていないこのインテリジェンス機関に関する…

杉田敏 x 池上彰「そうだったのか、グローバル人材 !!」(主催:名城大学)

「NHK実践ビジネス英語」杉田敏先生のブログを拝見していたら、 池上彰さんと対談した動画がYouTubeに上がっていることを知った。 池上さんが2016年から教授を務める名城大学が2019年11月1日主催。 同大学の国際化計画2026キックオフ&外国学部第1期生輩出記…

佐藤優・香山リカ『不条理を生きるチカラ』(ビジネス社、2020)

議論が噛み合っているようでいて、 噛み合っていないところがあちこちで見つかる。 「不条理」に立ち向かう対論だから 案外それも著者たちの狙いだったのかもしれない。 佐藤優・香山リカ『不条理を生きるチカラ—コロナ禍が気づかせた幻想の社会』 (ビジネ…

中村うさぎ/佐藤優『聖書を読む』(文藝春秋、2013)

素朴な疑問、自分なりの仮説、遠慮のない反論。 作家・中村うさぎが、作家であり神学者でもある佐藤優に 自由奔放にぶつける「つぶて」の連続によって 普段縁遠い感じのする聖書の中味が立ち上がってくるような気がした。 中村うさぎ/佐藤優『聖書を読む』…

池上彰/佐藤優『宗教の現在地—資本主義、暴力、生命、国家』(角川新書、2020)

本書は2017年から2018年にかけて角川財団が主催した宗教シンポジウム(全3回) (朝日新聞社/KADOKAWA共催)から池上彰、佐藤優の対談を抜粋・再構成。 あらたに対談(2019年11月)を一本付け加え、編集した(構成:佐藤美奈子)。 池上彰/佐藤優『宗教の…

池上彰・佐藤優『知的再武装 60のヒント』(文春新書、2020)

腰巻きのコピーはこうだ。 「45歳の折り返し地点」と「60歳の壁」をいかに乗り越えるか。 達人2人が明かす秘中の秘! 池上彰・佐藤優『知的再武装 60のヒント』(文春新書、2020)を読む。 知的再武装 60のヒント (文春新書)作者:彰, 池上,優, 佐藤発売日: 2…

北杜夫・斎藤由香『パパは楽しい躁うつ病』(朝日新聞出版、2009)

娘・斎藤由香が突っ込み、父・北杜夫はたじたじ。 松岡正剛さんが「千夜千冊エディション 心とトラウマ」で紹介している一冊。 北杜夫・斎藤由香『パパは楽しい躁うつ病』(朝日新聞出版、2009)を読む。 千夜千冊エディション 心とトラウマ (角川ソフィア文…

佐藤優・富岡幸一郎『<危機>の正体』(講談社、2019)

同志社講座・佐藤優講師「キリスト教神学」シリーズを 復習するための副読本として最適の一冊となった。 佐藤優・富岡幸一郎『<危機>の正体』(講談社、2019)を読む。 〈危機〉の正体作者:佐藤 優,富岡 幸一郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2019/10/30…

あなた(引用者注:イーロン・マスク)の科学技術に対する見方に驚いた(ジャック・マー)

クリッピングから 朝日新聞2019年8月30日朝刊 AI ヒト超えるか激論 テスラ・マスク氏「人より賢い面も多い」 アリババ・馬氏「機械に制御されない」 人工知能(AI)は人を超えるか—。 世間をにぎわすこの話題について、 米中のニューエコノミーの旗手2人が29…

佐藤優・中村うさぎ『死を語る』(PHP文庫、2017/毎日新聞出版、2015)

二人の対話の呼吸がいい。 お互い遠慮せず、歯に衣着せずに(でも、品は損なわずに) キャッチボールをしている様子が 観客席から眺めていても心地いいんだね。 佐藤優・中村うさぎ『死を語る』(PHP文庫、2017)を読む。 死を語る (PHP文庫)作者: 佐藤優,中…

半藤一利・池上彰『令和を生きる—平成の失敗を越えて』(幻冬舎新書、2019)

単行本対談としては初顔合わせではないか。 半藤一利・池上彰『令和を生きる—平成の失敗を越えて』 (幻冬舎新書、2019)を読む。 令和を生きる 平成の失敗を越えて (幻冬舎新書)作者: 半藤一利,池上彰出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2019/05/30メディア: …

池上彰 X 佐藤優『ロシアを知る』(東京堂出版、2019)

この二人の対談は中味が濃くてどれも読み落とせない。 ロシアに焦点を絞ったこの一冊も収穫でした。 池上彰 X 佐藤優『ロシアを知る』(東京堂出版、2019)を読む。 ロシアを知る。作者: 池上彰,佐藤優出版社/メーカー: 東京堂出版発売日: 2019/06/11メディ…