「ベルク」退去問題と借地借家法


仕事を終えて四ッ谷「鈴傳」に小一時間寄った後、
またも新宿東口「ベルク」に寄ってしまった。
普段はしご酒はしないのだが、「ベルク」はクセになる。
せっかくだから初めてのメニューを何度かに分けて注文する。



   (写真1 伊勢角屋ペールエール


  この日、僕が頼んだメニュー


  伊勢角屋ペールエール(写真1)
  エルキュール・スタウト(ベルギー)
  ポークアスピック(黒パン付き)(写真2)
  ヴァイス・ブルスト(一本。レンズ豆付き)
  レバーペースト(黒パン付き)
  ベーコンドッグ(写真3)


まじめな素材をまじめに食べさせる。
口だけでなく、身体が喜ぶ料理。



   (写真2 ポークアスピック 店の名物のひとつ)


家主が2011年3月いっぱいで
「ベルク」に退去を迫っている件で、
民主党の中村てつじ参院議員が
10月28日、参院法務委員会で質問した。



そのやりとりを読むと
家主Lの行為は借地借家法の悪用とも取られかねず、
「ベルク」が退去する必要も、
不利な定期契約に変更する必要も法律上ないようだ。
僕もその点を調べたくて「小六法」を買ってきたところだ。
自分の考えをまとめるのに無知でいる訳にはいかない。



   (写真3 ベーコンドッグ)


法の適用範囲を越えて、もしくは悪意に運用して
市井に暮らす人間の憩いの場、
その場を創り出す人たちの仕事場を奪う行為があるなら
僕は見過ごすことはできない。
日本は法治国家なのだ。
中村てつじ議員の視点、行動、発言を
有権者のひとりとして評価する。


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模範小六法2011 平成23年版

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新宿駅最後の小さなお店ベルク 個人店が生き残るには? (P-Vine BOOks)

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