阿曽山大噴火さんが見た国会


スクラップブックから
朝日新聞2018年2月7日朝刊
朝日「国会傍聴シリーズ」が面白い。
きょうは「阿曽山大噴火さんが見た国会」



   裁判傍聴芸人の阿曽山大噴火さん(43)が6日、
   衆院予算委員会を傍聴した。
   刑事裁判を中心に
   年200日以上、裁判を傍聴しているというが、国会は初めて。
   審議をどう見たか。


   「上から見ていると、
   寝ている議員はバレバレですね。
   本を出したと思ったらすぐ寝た。
   それにしても、傍聴席は狭すぎる。
   いつの時代の日本人に合わせたんでしょう」


   午前11時前、立憲民主党菅直人氏が質問に立った。
   東京電力福島第一原発事故当時の首相として、
   原発政策を質問。ヤジが増えた。


   「与党の質問とは雰囲気が変わった。
   菅さんは慣れていて、堂々としている。
   でも、東電の社長は遠くに座らされて、
   答弁まで時間がかかる。
   裁判みたいにポンポン質疑が進んだ方が良いんじゃないか」


   この日の審議では、
   質疑者も答弁者も用意した資料を読み上げる場面が目立った。


   「事前に打ち合わせをしているんですかね。
   刑事裁判の弁護人から被告人への質問みたい。
   裁判で面白いのは検察官から被告人への質問です」


   「最高裁も傍聴に行きますが、
   国会の方がハードルが高いですね。
   俺たちはすごいことをやっている、
   ってことなんでしょうか
                   (中崎太郎)


近頃は、裁判傍聴芸人もいるんですね。
知らなかった。
芸人も多様化してきて、面白いね。


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