梅田望夫

ベルクでビールの持ち帰り?

なにかを始める前に、なにかをあきらめる。 それも自分にとって大事ななにかをあきらめる。 敬愛する梅田望夫の実践的タイムマネジメント理論である。 ハエタロウの面倒を小まめに見るのと(なんせ歯肉炎の病気持ち)、 6月から社外プロジェクトをひとつ始め…

人はなぜ書くのか

「デジタルノート」を書き続けて5年になる。 人はなぜ書くのか。考察してみたい。 僕の場合はこうである。 1. 不特定多数の目にさらす文章を書き続けることは 文章を書くための基本トレーニングである。 読む相手を特定する企画書ではその役割を果たせない。…

梅田望夫『ウェブ進化論』(2006)(三読)

一度読めば充分という書物も世間には多いが、 ある領域において自分が考察するために軸にする本がある。 ウェブ・インターネット領域では、 梅田望夫『ウェブ進化論ー本当の大変化はこれから始まる』(2006)が 僕にとってそういう本である。 本質に迫る著作…

津田大介「Twitter社会論」(2009)

津田大介「Twitter社会論/新たなリアルタイム・ウェブの潮流」 (2009)を読む 僕はいま発売されている文藝春秋二月号に掲載された 梅田望夫の書評がきっかけで手にとることにした。 2006年7月に始まったツイッターは2009年に世界中でブレークした。 「実際に…

泥にも負けず、マドルスルー

雪こそ降らなかったけれど寒い一日でしたね。 このところ「マドルスルー」という言葉を思い浮かべています。 梅田望夫さんが著書で紹介してくれた言葉です。 シリコンバレーの人たちが先の見えない泥の中で進みながら、 不屈の精神で自分たちの仕事を進めて…

将棋盤と駒がやってきた

梅田望夫さんの新著「シリコンバレーから将棋を観る」に触発されて 将棋鑑賞の道があることに気づきました。 小学校のとき、おもちゃ屋で買って以来でしょうか、 将棋盤と駒を注文し、きょうそれが届きました。 日本将棋連盟のネットショップで購入したもの…

『シリコンバレーから将棋を観る』

梅田望夫の新刊 『シリコンバレーから将棋を観る 羽生善治と現代』を読む。 梅田の書くことについてのサバティカル宣言があったから、 このタイミングで新刊を読めるのは僕には僥倖だった。 この本は梅田がこれまで書いてきたどの本とも違う。 そもそもが梅…

セカクリ最終講義/梅田望夫入門

僕が会社で新人4名、中堅5名と一緒に続けてきた勉強会 「世界クリエーティブ塾」、 通称セカクリ08-09クラスの最終回。 最後はいつも塾長の僕が最終講義を担当する。 本日の講義の概要は以下の通り。 この三年間、梅田望夫さんの著作、ブログ、 ブックマーク…

『ウェブ進化論』再読

世界クリエーティブ塾08-09クラスの最終講義準備のために 梅田望夫さんの『ウェブ進化論』を再読した。 ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)作者: 梅田望夫出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2006/02/07メディア: 新書購入: 61人 クリッ…

日本語が亡びるとき 英語の世紀の中で

水村美苗『日本語が亡びるとき 英語の世紀の中で』を読む。 ソウル滞在二日目の夜、うまく寝つけなくて ネットで梅田望夫のブログ "My Life Between Silicon Valley and Japan"を読んでいて この著作が発表されたことを知った。 http://d.hatena.ne.jp/umeda…

生きるための水が湧くような思考

梅田望夫さんが新刊を出した。 書くことのサバティカル前、最後の著書である。 タイトルを「生きるための水が湧くような思考」と言う。 ウェブブックである。 物理的に手に取れる、印刷された本ではない。 書店やアマゾンで買える本でもない。 梅田さんがこ…

私塾のすすめ

齋藤孝/梅田望夫 「私塾のすすめーここから創造が生まれる」、 発売日に買って、さっそく読む。 タイトルにある「私塾」というのが 自分にどんぴしゃりのテーマであった。 大人たちがインターネットを活用して 自分が一番追求している分野について オープン…

時間の使い方を学ぼう

茂木健一郎「脳を活かす勉強法」(PHP研究所)を読む。 茂木さんがどうしてあれだけの質と量の仕事をできるのか この本を読むとその秘密の一部が分かる。 脳を活かす勉強法 奇跡の「強化学習」作者: 茂木健一郎出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2007/12/04…

去る人、来る人、30年

パタヤから帰ると 桜にはなんとか間に合った。 写真はきょうで一ヶ月のインターンシップを 終了した専門学校学生のYくんとCさん。 あと一年間の学校生活を続けながら 就職活動に挑戦する。 その一方で35年間勤めたOさんが きょうをもって会社を卒業。 夕方、…

パリの新作グリーンティー

銀座の紅茶専門店マリアージュの春の新作、 サクラグリーンティー、サクラホワイトティー。 毎年、この季節に限定発売になるお茶である。 パリの本店でサクラをイメージして創作した 花の香りを楽しむティーなのだ。 日本の煎茶とはまた違う味わいがある。 …

ビジョナリ−の言葉の宝石

待ちに待った梅田望夫さんの新刊 「ウェブ時代5つの定理」を手に入れ、 週末じっくり読んだ。 長い時間をかけて梅田さんが丁寧に集めた ビジョナリー(それぞれの分野の専門家で、 テクノロジーの変化していく未来を洞察する人) たちの言葉はどれも印象深い…

梅田望夫さんのスター

12月11日付「なにをあきらめるか」に はてなスターが久々についた。 うれしいな、と思ったら 「ウェブ時代をゆく」の著者、 梅田望夫さんご本人が つけてくださったスターだった。 Web2.0は本当に面白い時代だ。 読者と著者にこうしたコミュニケーションが …

なにをあきらめるか

梅田望夫さんの「ウェブ時代をゆく」によれば なにをするかの前になにをあきらめるかを 具体的に決めるべきだと言う。 大賛成である。 以前はアルコールなしで晩ご飯を食べるなんて 想像できなかったときもあるが、 ここ数年は月に最低10日は休肝日。酒を飲…

ウェブ時代をゆく

梅田望夫さんの新著 「ウェブ時代をゆく---いかに働き、いかに学ぶか」 (ちくま新書)を読んだ。 例えば第六章「大組織vs小組織」を読みながら 自分のこれまでのキャリアを考える。 大学を卒業して入社した会社は いまでは6,000人の従業員がいる。 自分は大…