去る人、来る人、30年

パタヤから帰ると
桜にはなんとか間に合った。
写真はきょうで一ヶ月のインターンシップ
終了した専門学校学生のYくんとCさん。
あと一年間の学校生活を続けながら
就職活動に挑戦する。
その一方で35年間勤めたOさんが
きょうをもって会社を卒業。
夕方、みんなで卒業式を開くと、
Oさんの人柄か、いつの間にか大勢の人が集まり
寄せ書きの色紙、花を送り、拍手で見送った。
去る人があれば、来る人がいる。
明日の入社式には4人の新人がやってくる。
僕も社会に出て仕事を覚え
給料をいただくようになって30年。
いまの会社に出向して3年が過ぎた。
明日からは31年目のシーズンを迎える。
より高い目標を自分に課して
成長したいと望んでいる。
いま思えば入社してしばらくは
勉強させてもらい、遊ばせてもらい、
月給や賞与をいただいていた。
こうした日本の雇用制度にも
僕は見るべきものがあると思う。
もちろん時代の変化に応じて
制度にも進化が必要であることは認める。
しかし、人を育てることは
10年、20年、30年の大事業である。
僕は梅田望夫さんの本を読んで以来、
「80歳現役計画」を持っているので、
30年も通過点。
死ぬまで、意識が無くなるまで、学ぶ。