時間の使い方を学ぼう














茂木健一郎「脳を活かす勉強法」(PHP研究所)を読む。
茂木さんがどうしてあれだけの質と量の仕事をできるのか
この本を読むとその秘密の一部が分かる。


脳を活かす勉強法 奇跡の「強化学習」

脳を活かす勉強法 奇跡の「強化学習」


勉強のやり方を発見する。
タイムプレッシャーを自分にかける。
脳が喜ぶ報酬をあげて好循環を生み出す。
すきま時間を活用する。
実は僕も同じことをやっている。
とりわけ2006年9月から2008年2月まで
ベルリンスクール・オブ・クリエーティブ・リーダーシップに
通っていたとき、究極のタイムマネジメントを要求された。
なんせ、日々の仕事は増えることはあっても
減ることはない。
おまけにこれまで取り組んでいた仕事とは
質も変わってきた。
そうした仕事と並行して
3ヶ月ごとに二週間のクラスに通い、
大量の宿題、チームプロジェクト、卒業論文に取り組むことは
僕にとって前代未聞の挑戦だった。
しかし、その挑戦を達成し、
MBAをハイパス(ベスト3)で獲得できたことで
僕の脳は確かに報酬をいただいた。
そして、勉強法を学んだことで
自分の勉強の範囲が広がり深まり、
時間の使い方を日々改良できるようになった。
それは誰かに自慢をしたり、
他人と比較する類いの報酬ではない。
未知の世界をさらに探求するためのスキルである。
どんな情熱もそれを支えるスキルを磨かなくては成果を生まない。
茂木さんや梅田晴夫さんのように現代を疾走し、
若い世代を励ますことをいとわない知的リーダーたちは
惜しむことなく自分のスキルの磨き方を公開している。
二人が日々どんなふうに時間を使い、
どんなふうに勉強を続けているかはとても参考になる。
著書だけでなく、二人のブログを読み続けることで
自分の知的好奇心を満たすだけでなく、
知的探索のスキルを向上させる助けになる。
Web2.0が可能にしてくれた
人類史上初めての勉強の環境が整い始めているのだ。
活用しない手はない。
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写真は今年最初のチビ絹サヤ。
まだ小指の先っちょくらいの大きさです。