ハーフ快気祝い


同居人が猛暑の中、仕事で新潟へ一泊二日で出かけた。
帰りに「脂肪分の少ない」うまいものを買ってきてくれると言う。
またも副会長をお誘いし付き合っていただく。
ハーフ快気祝いか。
うまさに目がくらみ写真は取り忘れた。



さよりと小鯛の一夜干し。
網で少々炙る。上品なうまさ。
桜海老、生姜などを使ったしんじょ数種。
ふわふわなのは山芋を練り込んでいるのか。
村上のサクラマス
脂多めのうまい部分は副会長に譲る。
茶豆。旨味がしっかり伝わってきて次々に手が伸びる。
梅干しをちぎり混ぜ込んだだけの小ぶりの塩むすび
一個が60gだったから
病院のごはんはお茶碗に三個分180g。
毎度とっても少量に見えました。



やむを得ないことだが病院食は
最大公約数の患者に向けて調理する。
したがってカロリー、栄養素バランス、塩分の調整が第一になる。
どうしても拠り所は数値中心になる。
身体に気づかいながらも素材を選び旬を活かすのは
個々人の普段の生活における創意工夫であり責任であるだろう。
なんでもかんでもあきらめて心貧しく暮らすより、
創意工夫で食生活を豊かに保つ方法が残されていると僕は思うのだ。