恵比寿横丁に寄り道


夕方、品川で仕事が終わったから
どこかで寄り道することにした。
恵比寿で途中下車して、
初めての街をシナリオハンティングするように歩いた。


ありました、ありました、恵比寿横丁。
昭和の時代に親しまれていた
山下ショッピングセンターを再開発して
13の飲食店が集まった。
なんともそそられるたたずまいじゃありませんか。
横丁とか細道には,私、めっぽう弱いんです。



みそだれ串焼き・とんちゃん煮込みの「かっぱちゃん」、
京風おでんの「でんらく」、
紹興酒家「浜椿」、
博多の人情屋台「純ちゃん」、
元祖関西風串かつ「旬」、
浜焼酒場「魚◯」。
まだまだ、ずらりと横丁に店が並んでいます。


この横丁では一軒の店で飲んでいて、
他の店のおかずが欲しくなったら「出前」を頼めます。
シンガポールのフードコートのようなシステムですね。
金曜日の夜、みんな仕事から解放されて笑顔、笑顔です。


こうした横丁でひとり飲みながら、
まわりのお客さんや店で働く人たちを眺めていると
日本も変わってきたんだなぁと肌で感じます。
政治も経済も絶好調とは言えないけれど、
みんなしぶとく楽しんで暮らしているじゃないかと安心します。
やっぱり「鎖国パラダイス」なのかなぁ。


あんまり楽しくて一軒に長居するのも惜しくて、
京風おでん「でんらく」、元祖関西風串かつ「旬」、
鉄板お好み焼き「うめ月」、三軒はしごしてみました。
全部で6,000円でお釣りがくるくらいの勘定かな。


この恵比寿横丁、5月30日にオープンしてまだ4ヶ月弱。
最近はテレビでも紹介されたと
「でんらく」のお兄さん(専務)が言ってました。