社会/個人

「家族」の過剰な重視が「家族」を殺す(エマニュエル・トッド)

日本の権力者、保守層が 明治以来の「家」制度にこだわるのはなぜか。 仮説を立ててみた。 社会の最小ユニットである「家」の構造は そのまま組織、国家の構造に直結している。 「家」に自由・平等・多様性を持ち込めば、 その揺らぎは組織、国に直接間接に…

人間的な不透明さを簡単に手放してはならない(東畑開人)

クリッピングから 朝日新聞2020年12月17日朝刊 社会季評 忘年会中止と官僚の退職 透明になって、失うもの 東畑開人(とうはた・かいと) (臨床心理士。十文字学園女子大学准教授) 社会が要請する透明さと 人間が必要とする不透明さ。 その対比によるアプロ…

祝20周年・珈琲焙煎工房モカジャバ

駅向こうの珈琲焙煎工房モカジャバが 9月で開店20周年を迎えました。 おいしい珈琲をいつも手頃な値段で買うことができ、 日々の幸せのひとつになっています。 (特製キャニスター。20周年記念詰め合わせパックに入っている) マスターCさんは米国ダラスの大…

おやつのように葉書をいれる(清水一枝)

クリッピングから 讀賣新聞2020年8月25日朝刊 読売歌壇(俵万智選) 「今週はどんな歌に出会えるかな」 月曜は讀賣の朝刊をコンビニで買ってきます。 万智さんのコメントを読むのも楽しみで。 色褪せし昭和のポストに微笑みて おやつのように葉書を入れる。 …

ぽこぽこ画面に生徒現わる(矢島佳奈)

クリッピングから 讀賣新聞2020年7月27日朝刊 読売歌壇(俵万智選)今週も好きな歌3首、 独断で選んでみました。 オンライン授業開始の二分前 ぽこぽこ画面に生徒現わる 船橋市 矢島佳奈 「あ、わかる」と今なら通じる人が多い光景ですね。 オンラインでも教…

太極拳終え、自前弁当

7月から月2回、太極拳教室が再開しました。 2月までは毎週1回実施していました。 再開後はお互いの距離を充分取れる会場のみに絞り、 マスク着用で練習します。 夜の稽古なので同居人と自分用に夜食弁当ふたつ作っておきます。 黒胡麻ごはん。炒り卵。焼きハ…

エンジニアの能力が発揮される環境整備が大切だ(登大遊)

クリッピングから 産経新聞2020年6月16日朝刊 在宅システム 2週間で開発 NTT東がヘッドハント プログラマー登大遊(のぼり だいゆう)さん コロナ禍によって 世界中で突然リモートワーク、テレワークの要請が高まった。 しかしそれを実現するには気合いだけ…

これを希望と呼んでもいいのじゃないか(辻 仁成)

クリッピングから 朝日新聞2020年4月22日朝刊 パリに差した光り(寄稿) 作家 辻 仁成(つじ ひとなり) 新たな価値観へ 息子と火星に向かう 新型コロナ感染拡大のためロックダウンされたパリで息子と暮らす 作家/シングルファーザー辻仁成から原稿が届いた…

"I'm ready!"

コインランドリーで乾燥機を回している間に 近所のR公園までウォーキング。 普段はもうひとつのS公園に行きますが、新規開発です。 ここは園内一周で10分くらい。 三周くらいすると結構歩数が稼げます。 応援団の新人が先輩たちの前で発声練習していたり、 …

自己責任論の行き着く果てを感じる(平野啓一郎)

クリッピングから 朝日新聞2019年7月31日夕刊 生きにくい社会へ メッセージ 小説家による、メッセージ性の強いエッセーが相次いだ。 中村文則さんの『自由思考』(河出書房新社)と、 平野啓一郎さんの『「カッコいい」とは何か』(講談社現代新書)。 どち…