またも庭に現れたカエルくん。
すごい技を目撃しちゃいました。
ジッと止まりながら、
薄オレンジ色の舌をすばやく出し入れしたのです。
その間、1秒もなかったと思います。
(写真は撮れませんでした)
ニホンヒキガエルは昆虫、クモ、ミミズを食べます。
何か見つけたんでしょうね。
カエルくんの生態をもっと知りたくて
世界大百科事典で調べてみました。
皮膚はざらざらしており
体背面には大小のいぼ状の隆起が散在し,
眼の後方には自衛用の耳腺(じせん)が発達する。
そして,危険に出会うと四肢を突っ張り頭を下にして,
耳腺を敵の鼻先に突き出す。
耳腺から分泌される毒液は
一般にガマ毒あるいはブフォトキシンと呼ばれ,
ブフォタリンなど数種の成分が含まれる。
動物の口腔,粘膜に付着すると,炎症を起こし,
心筋や神経中枢に作用して敵を弱らせる。
中国では古来ガマ毒を蟾酥(せんそ)と呼んで強心剤に用い,
日本でも同様に漢方薬の原料とされる。
(松井 孝爾/「ジャパンナレッジ」より引用)
カエルくんを怒らせてガマ毒を出されないよう
気をつけたいと思います。