アドフェスト2012全入賞作品決定


12時からは全部門7人の審査委員長による
パネルディスカッション。
(2人は既に所用で帰国したため審査委員長代理が出席)
今回は重要なお役目を務めているので
僕も一週間フル稼働である。
審査委員長それぞれが一二点作品を選び
その作品について全員が多様な視点で語り合う。
審査の視点や舞台裏が覗けると
参加者になかなか評判のいいセッションなのだ。



僕はダイレクト部門で銀賞を取った
Melbourne Writers FestivalのWi-Fictionを選び話した。
6台のルータとルータリーダーを使い、
スマートフォンWiFiのアクセスポイントを表示する箇所に
20の異なる物語を挿入する企画である。


言葉で説明すると煩雑だが
いずれ公開されるエントリービデオを見ていただくと内容が分かりやすい。
世の中には、なんとまぁ洒落たことを思いつき、
実現してくれる人がいるものかと感心するばかりだ。
総合審査委員長のR/GA、Bob Greenbergも
僕のセレクションには納得していた。


ちなみに僕が審査委員長を務めた
ダイレクト/プロモ両部門のグランプリ作品は次の二点。



  ●ダイレクト=NAB(National Australian Bank)/Break-up
        (オーストラリア)



  ●プロモ=Steinlager/Believe(ニュージーランド


アドフェスト公式サイトには
全入賞作品リストが公開された。
いずれ画像もアップされるので
アジアパシフィックの広告クリエーティブのいまを愉しんでください。