知と胃袋の町、神保町


夕方、資料を探しに神保町へ行く。
普段、古書はアマゾン・マーケットプレイスで見つけているけれど、
それでも見つからないのでこの町にやってきた。


リアル古書店に並ぶ書物の迫力は凄いですね。
「おまえの一生をかけても、俺たち全部は読めまい」
と脅かされているような気分です。
確かに、どう考えても無理だなぁ。



  (家の近所の木が芽吹いてきた)


神保町にはもう何年も来てなかったから、
古書店めぐりは久しぶりのことです。
やっぱり、いいなぁ〜、本の匂い。


目当ての本は見つからなかったけれど、
ドイツ語の小さな辞書を一冊買いました。
NHKラジオドイツ語講座」でお世話になった
諏訪功先生が代表として編集した辞書です。
諏訪先生とは別の期にドイツ語講座を担当していた
太田達也先生、境一三先生の名前も編集者として並んでいます。
みなさん、諏訪先生の門下生なのかしらん。



小腹が空いたので気になる店、「キッチン南海」へ。
ほほぉ〜、黒カレーでコクがある。これで、500円。
山盛りキャベツを別に頼んで、50円。
学生街だけあって、財布にやさしい良心的な値段です。



  (普通盛りでもご飯はたっぷり)



  (山盛りキャベツにお好みでマヨネーズ)


でも、コック4名、ウェイター2名の総勢6名で、
駅の立ち食いカレーなみに安くて、
よく商売が成り立つもんだなぁ、と感心します。
客の回転が速いからかな。



  (餃子も包子もうまそう。店名が不思議)


すずらん通りをはさんで「キッチン南海」の向かいの
スヰートポーヅ」もとても気になって、
店の外にあるメニューをしげしげと眺めてしまいました。
よしっ!今度は、「スヰートポーヅ」だ!また、来よう!


神保町は知的にも、胃袋的にも実力派の町です。