セカクリ最終講義「背骨をつくる勉強法」


セカクリ(世界クリエイティブ塾)最終講義を行う。
最終回は毎年、塾長の僕の担当である。
今年のタイトルは、
「背骨をつくる勉強法(序説)〜虫の眼、鳥の眼、歴史の眼」。
自分なりに創意工夫してきた勉強法を塾生たちに公開した。



僕のロールモデルである中山孝雄(父:故人)、佐藤優(作家)、
野茂英雄(元メジャーリーガー)、松本亨(英語講師:故人)、
杉田敏(英語講師/PR会社社長)、梅田望夫(作家/ITコンサルタント)、
海部未知(コンサルタント)、津田大介(ジャーナリスト)、
スティーブ・ジョブズ(アップルCEO)らの仕事や言葉を紹介しながら、
自分の考えを伝える。2時間の講義となった。



最終講義の一番のメッセージは、
「他人の考えを鵜呑みにせず、
自分で考え、判断し、行動する人間になるために
勉強法を身につけよう」。
僕が日々心がけていることだ。


ひとつでも塾生がヒントを持ち帰れたらいいなぁと思って、
この数週間、すきま時間を見つけて
100枚ほどのスライドをキーノートで準備した。
人前で発表するのは、自分の考えを体系的に整理し直すための
絶好の機会でもあるのだ。



昨年6月に開講したセカクリも
異例のことだが年度をまたがって終了。全21回。
後は恒例の卒塾ご飯会を残すのみだ。
2005年にセカクリを始めて、通算93回。
教えながらも、毎回学ぶことがあるのは
塾長の僕自身が愉しみなのだ。


(文中敬称略)