そこにカレイがあるからだ

金曜日ではあるが寄り道しないで家に帰る。
なぜなら、そこにカレイがあるからだ。



ただのカレイではない。
副会長が釣り部活動として出かけた海釣りの収穫。
四枚のうち一枚を進呈してくれたのだ。
体長27、8センチといったところか。
同居人が煮付けてくれた。



酒は「奈良萬おりがらみ純米生酒」「どSummer純米」で
合わせて二合ほど。


釣りカレイ、うまいネ。
鮮度がいいから上品で淡泊な味わいだ。
我が家の煮汁は出汁(煮干しと昆布。煮立てずに出すのがコツ)、
醤油だけ。あれば日本酒少々。砂糖やみりんは使わない。



チビリチビリやりながら合いの手にカレイをつついて、
1Q84 BOOK3』を読み進める。
物語はいよいよ佳境にさしかかる。