Highland Park 30年

yukionakayama2007-08-01

同居人と副会長が主宰する「モルトクラブ」は
シングルモルトというシングルモルト
飲み倒すクラブである。
海外出張すると必ず珍しいシングルモルト
買ってくるように同居人に命じられる。
どこの空港の免税店でも「モルトクラブ」が飲んでいない
ウィスキーはだんだん見つからなくってきた。
そもそもいまでは、東京にいてもインターネットで
珍しい銘柄は手に入る。
そんな連中の購買欲をそそるために
空港だけでしか手に入らないシングルモルトが発売されている。
フランクフルトの免税店では
銘酒の誉れ高いHighland Parkオークニー島)の
スペシャルシリーズを売っていた。
そこそこの値段のものを
二種類買って飲み比べてもらおうと最初は考えたが、
5月にヒースローの免税店のマダムに言われたことを思い出した。
一番いいやつを一本にしよう。同居人はそうした選択をことさら好む。
僕の財布であればなおのこと。
Highland Park30年を清水の舞台から飛び降りる覚悟で購入した。
イギリス英語を話す男性店員が
「あなたは幸せ者だ。私もこれはまだ飲んだことがない」。
なんだか一杯飲ませてもらいたそうな顔でレジに運んでくれた。
かくして写真のこのボトルが麗々しく木箱に入って
我が家にやってくることになった。
(同居人主宰のブログ「もるとゆらじお」
 07年8月6日「北の巨人」によれば、
 この30年はスペシャルバージョンではなく通常バージョンである。
 確かに12年、14年、18年は空港限定のスペシャルバージョン
 だったが、僕は最後に30年を選んだのだ。
 したがって、僕の上記の記述は間違っていた。
 イギリス英語の男は、ドイツ国内で30年を販売しているのは
 フランクフルト空港免税店のみであると言っていた。
 いずれにせよ、同居人は僕の間違いをやんわりと指摘するのみである。
 気に入っているに違いない。[07年8月6日追記])
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