チャンポン、あるいはグローバル

yukionakayama2007-09-08

ハンブルグからオーストリア人H、ドイツ人Cの
フリーランススタッフが来ている。
昨夜は仕事の一区切りもあって
慰労の夕食会を開いた。
目の前で肉やら野菜やら魚やらを焼いてくれるお店で
店員さんたちのパフォーマンスがなんとも元気いい。
カウンターのお客さんの2/3以上は日本人以外で、
六本木の観光スポットのひとつらしい。
みんなニコニコ喜んでいる。
後から同僚のアメリカ人Tが加わって、
さらにグローバル、あるいはチャンポンな雰囲気を醸し出した。
外国人が集まるスタンディングバー、
ドイツビールが楽しめるバーをはしごして午前二時。
僕はその辺で失礼することにしたけれど、
H、C、Tの三人組は再び六本木の中心街に消えていった。
三人とも30代で仕事はできるし人柄はいいし、
やんちゃで好奇心と情熱にあふれている。
ときどきこうした連中からエネルギーをもらうことは、
年齢とともに停滞、衰退していくことを
少しは防いでくれるかな、と期待する。
彼らと付き合うことは日本の良さ、東京の良さ、
僕たちの良い点を再発見することになる。
同時に僕たちに不足するものを認識する機会でもあるのだ。
こうしたチャンポンをグローバルと呼ぶなら、
僕は決して嫌いではないな。