楽園、畑に咲く花

yukionakayama2007-09-18














宮部みゆき「楽園」読了。
模倣犯」に続いて前畑滋子が主人公で登場。
少年と少女の死から物語が始まる。
ストーリーテリングがすばらしく
ぐんぐん引き込まれてしまう。
三連休の間に最後まで読んでしまった。
悲惨な話なのに読後感が重くないのが
宮部の作品の特徴。
かと言って、エンディングは甘くない。
宮部が自分の見た夢からプロットを書き、
完成させた作品。
展開が予測できず、
物語を追いかけるうちに数時間が過ぎる。
〆切のある仕事をしているときは、ご用心。
途中で止まらなくなる。
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写真は畑に咲いていた名を知らぬ花。
きれいだなぁ。