家に帰ったら黒兵衛の身体の毛が抜けていた。
飼い主に似てアレルギー体質で
皮膚がかゆくなるとついかきすぎて毛が抜ける。
かゆみの原因となる菌は洗い流すとよい
というのが同居人の持論である。
風呂場でブラッシングをして毛をすき
シャワーで洗い流す。
その後はゆず風呂の残り湯でしっかり洗う。
季節柄風邪をひくといけないので
湯上がりはバスタオルでガシガシガシとふく。
上がったらストーブの前でしっかりと乾かす。
これだけのことでかゆみがずいぶん和らぐはずだが、
猫を洗って風呂に入れるのは一仕事。結構体力が要る。
自分が風呂につかって気持ちよくなると
つい一日延ばしになる。その怠惰が猫のハゲを生む。
それにしても、今夜ゆず風呂につかった猫は
日本中にもそうはいないだろう。
飼い主はハゲになった部分に毛が復活してほしい
と心より願う。
