5月の連休明けには
オフィスが移転する。
いったん引っ越してしまったら
いま働いている界隈に
昼食を取りにくることもそうはあるまい。
この三年間に自分のベストに入れた
食べ物屋さんに行っておきたい。
きょうは中華のS園。
ランチメニューから
高菜と干し豆腐麺を注文。
小ごはん（客の希望による）、ザーサイ、
デザートの白ごま団子、
ポットのジャスミン茶がついて
税込み1050円。
コクのあるスープがうまくて
いかん、いかんと思いながら
つい飲み干してしまう。
僕のベストには他に、
和食（ご飯と焼き魚がうまい店）、茶漬け、讃岐うどん、
韓国、ベラルーシ（野菜をたっぷり使う）、インド、
フランス（サンドイッチ）、イタリア、屋台カレー
などのレストランが並ぶ。
「このあたりにはうまい店がない」と嘆く同僚も多いが、
なに、探す工夫が足りないだけだ。
僕は着任した当時、毎日違う同僚に声をかけ、
「あなたが一番好きな店で、
格別ぜいたくでない普通の店に連れていってくれ」
と頼んだのだ。
その中で僕の好みに合う店を
リストアップしていった。
この方法は海外に暮らす友人に頼むときにもいい。
ガイドブックには載っていない、
でも近所の人たちに愛されている店に
出会うことができる。
今度、機会があったら試してみてください。
さて、引っ越ししたら
今度はどんな店に出会えるかな。
会社員にとって昼食の選択は
身体にも気持ちにも大事なものなのです。
おろそかにはできません。
