西新橋・食事情シリーズ（その11）。
きょうは「宇和海」の鯛めしです。
同僚にも人気のランチですから、
お昼のラッシュアワーを外して行くのがなによりです。
めしに鯛の刺身、刻み海苔、小ネギ、白ごまの薬味をのせてやり、
生卵を醤油仕立ての濃いめのタレにといて
かけてやります。評判通り、これはうまい。
一緒に行ったAさんも納得している様子。
茶わん蒸し、みそ汁、ひじきの煮付け、浅漬けがついて
ちょうど1,000円。西新橋価格です。
ところできょうは
原油高で漁に出られない漁師さん20万人が
抗議のためにストライキしています。
魚が食べられなくなったら
僕たちの食生活もどれほどさびしくなるでしょう。
いまどき飛行機だって原油高の分を負担するんだから、
その分の痛みを分かち合って
漁師さんが安心して海に出られるようにしたい。
みなさんに廃業されたら、結局困るのは僕たちです。
こんな簡単なことなのに、
僕たちが余分に負担するお金を
漁師さんのフトコロに入れる仕組みを
作ることが案外むつかしい。
でも、経済を制御するのが
政治であると僕は思うのです。
