Fly with Me - Where do YOU want to go?


僕のロールモデルのひとりである石倉洋子先生が
KMD(慶應大学院メディアデザイン研究科)フォーラムで最終講義を行った。
先生は3月いっぱいでKMDを退官する。
講義のタイトルは "Fly with Me - Where do YOU want to go?"



先生のレクチャーに続いて参加者たちがグループに分かれ、
課題について議論し発表する。
このインタラクティビティが石倉先生の真骨頂であり、
最終講義でもその姿勢を貫かれた。



先生のスケールの大きい視野、
それでいて自然体であること。
先生は所属組織、肩書きにこだわるのがOld Japan。
なんのエクスパートであるかを問うのがNew Japanと喝破する。



先生の主張に逆らうようだが、
日本アカデミズムの宝石である石倉先生を学長にできない
そうした現実こそが、Old Japanであると僕は思う。
先生に学長を依頼する大学、教育機関
日本に限らず世界のどこかにないものか。
先生にとってははた迷惑な応援かもしれないが、僕はそう思う。



先生がKMDを退官し
フリーター(先生のコメントより)として4月以降に活躍するのは
Old Japanにとっては損失であるが、
New Japanにとっては朗報であろう。